チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

極楽の住民と地獄の住民

2020年03月26日 12時44分45秒 | 日記
東京都知事の会見で一気に不安が生じてきたようだ
不安で不安でという人と、静かに自分を見つめこれからの自分に思いをはせる人
誰かを助けなければと動きまわる人
われ関せずを決め込みじっと家にこもる人
さまざまですな
これでその方の本質がわかる。不安村に行く人、愛の村に行く人と二種類に人類は分かれるようだ。愛の村に行きたい,行く。そこは与え合って生きている。むかし地獄と極楽はどう違うの?と父に聞いた

「こういう話を聞いたことがあるよ、地獄も極楽も一緒、お互いに長い箸をもって食事をするんだって、その時極楽の人たちは自分の前にいる人の口に食べ物を入れてあげている。だからみんなニコニコ楽しい食事風景」

「地獄は?」
「自分でちょっと考えてごらん」
「おかずをそれは嫌だあちらのを頂戴っていうので食卓がバラバラになって誰も食べることが出来なくなる?」
「うんまあそれに近いんだけどね、地獄人の食卓はその長い箸で物をつかむまではいいのだけど、自分の口に入れようとして、箸が口まで来ないんだって、だからイライラして手づかみしたり喧嘩になってくるという」
「長い箸ってどれくらい?」
「食卓の向こうの人に届く箸だから1メーターぐらいはあるかな」
「そりゃあ無理だわ」

父はよく夜の散歩に私を誘ってお星さまを見ながらいろんな話をしてくれた
今その話を思い出している
不安にかられた人人がスーパーに急ぎ自分のために食料や日常品を調達している

買っている内容を見るとほとんどインスタントもの
いい機会だから自分で作って食べようという気はないらしい、だからお味噌とかお醤油お米は十分にある

行政が戦争状態にしてしまったからまず食べ物から確保という気持ちはわかる。戦争と違うところは衣食住すべてが焼き払われるという危険がない。幼くてもその状況に身を置いたチャ子ちゃん先生、その時、分かち合って生きていく大人たちの姿をはっきりと思い出す。

不安ではなく一人一人が愛をもってこの時期を過ごしたい
そういう話をしたらいったんはチャ子ちゃん先生のお話会をやめようとしたスポンサーいまこそやりましょうと、えらい!

奥出雲 CAFE華羅 00854-42-5887 3月29日(日)10時~12時 会費4千円
    ランチタイムはコロナで何を学ぶか
お待ちしています。飛行機が羽田から飛ぶ限りかならずまいります




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