昨日は
チャ子ちゃん先生がきものに目覚めた「地」へ行ってきた
そこには今や染織家だけでなく植物染料を育てている栽培者たちの尊敬を集めている「山崎和樹」さんが住んでいる地だ
この地には彼の祖父である「山崎斌」さんが「草木寺」という建物を作り、畑には草木染の材料である草花を植えていて、奈良・平安時代の色の研究をいた
山崎斌さんにお会いしなかったら、私はきものの道には入っていなかったと思う。きものに興味がなかったから
今この年になると
出会いもすべて必然で自分で決めたと思っていても、それは大きな手で決められていたのだということがよくわかる
決められた道に反抗していくとそこには「苦」が待ってる
その「苦」をクリアするために、様々な学びをするし、自分自身を変えていく作業もせざるを得ない
そして気づきがあり「正道」に戻ると、あらゆる助けがきてなにもうまくいく
しかしそのまますすまない
それは人をうらやんだり、競ったり、自分を卑下したりまた迷い道に入る
そこには「苦」しかないのにその道に入り込む
そうしてまた学び気づくことで、本来の自分の道に戻ると、大きな助けの中で思い通りに歩むことができる
時々この原点である「柿生」の地に来ると
植物の命からとれる様々な色の世界に驚嘆し、其の色の意味、色素の仕組み、その要素を古代の人たちがどう生活に生かしたか、そういうことを再び考える
そこに自然の力や人の命の仕組みを教わったことを思い返す
自然とともに暮らすということは「土」の力を信じること
土が基礎、それは人はそだった環境がヒトとしての基礎になるのと同じこと
会う人すべて「教師」という考え方が「土」を肥やすことと一緒
自分の出発の地点に戻ると謙虚になれる
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