チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

女にとってどうなん?LGBT法

2023年07月19日 10時16分59秒 | 日記

ジェンダーフリーが話題になっている

東京オリンピックの女子重量挙げで男から女に性転換した人が優勝してなんだかーーと思っていたら、今度はミスオランダに選ばれた「リッキー・コレ」さんも、性転換した女人

女性にとって生存の危機?

 

性転換をするとホルモンのバランスが壊れるので、一生薬や注射と縁が切れない

今この法案が通り多くの男が女になってくる時代になり、ますます医者と製薬会社がもうかる仕組みができた

それよりも何よりも子供が生まれないようになっていく、人工削減がこういう形で来るのかと驚く

ただ男が女になりたい、という単純なことではなく

いかに男として生きていくのが困難なのかという問題を解決するのが先決なようにも思うけどな

路上生活者はほとんど男だもの

男の役目、女の役目がしっかりわからない世の中も、不安なのだろうか

 

日本は昔から「両性具有」に寛大だった

チャ子ちゃん先生の周りにもそういう男友達が何人かいる

彼らは別に女になりたいのではなく、男にしか興味がわかないのだ、それを社会が許してきたのが日本という国、

「女装したいとも思わない」

「あたしは女よなんて、けっ気味悪いわ」

「私たちは女になりたいのではなく、男として男を愛し男に愛されたい」

「だからと言って男同士で結婚をしたいとも思わない、一緒には住んでもね」

「男にお金もらって生きていくから、そこんとこ女かもね」

 

今回の

「LGBT法どう思う?」

「馬鹿げてるわよ、かね儲けの一種ででしょう?、それに選挙政策?」

「本当の両性具有の悩みがわかっていないね」

「確かに人口は減るわね、でもそれで誰が得をしているかをよく見るべきよ」

的を得てる

 

男と女は基本的に仕組みが違う

骨の形を見るとよくわかる。その骨を保護する筋肉は更に違ってくる

こういう明らかな違いの中で、その違いに精神が組み込まれているということを理解したい

きものはそういう意味でも、男と女の違いをはっきり見せてくれる

 

今日は「チャコちゅうぶ」20時から

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生まれた時間

2023年07月18日 09時54分08秒 | 日記

風水を勉強していると奇門遁甲や紫微斗数、四柱推命なども必要になってくる。その時一番重要なのが「生まれた時間」秒単位で必要な項目だ

秒、時間、日、月、年という順序でその人の運命を見ていく

帝王になるためには、帝王時間があるのでその時に生まれるようにする、そのための「帝王切開」

自然に任せられない人の浅知恵がこういう帝王切開を生んだ

今は母体の安全ということで使われているがーー

 

さて戦後生まれの赤ちゃんの多くが病院での出産になり、母子手帳も完備したのでご自分の生まれた時間は秒単位で記録されている

人間の運命は宇宙と直結しているので、天体の星の位置が問題になる

貴人、才人が生まれるときどの星がきらめくかなどなど古代からその手の話はたくさんある

 

さてチャ子ちゃん先生本日誕生日

しかし生まれ時間が定かではない、生まれ時間が必要になったとき母に聞こうにも母はこの世にいなかった

姉たちや兄に聞くと「うーーん」とおぼつかない

ただ夏休み前で学校に行く時間に女中さんたちがお湯を沸かしていた。そして学校から帰ってきたとき生まれていたよ。というのが三人の統一記憶。多分お湯を慌ただしく沸かしていたのが7時過ぎなので、きっと8時くらいに生まれたのではないかな?といい加減な見解

 

さてこういう私の生まれ時間がわかるのか

わかる

風水の師匠鮑黎明さんはその解明を果たした

頭のつむじの位置

24節気の体調の記憶

今までの人生のイベント

食べ物の好み

24時間の体調と心の変化

色の好み

家庭環境

このような事象をしっかり書き進めていくと、その人の「癖」がわかり、それを時間の「癖」に当てはめていく

それによってこの時間だなと見当を付けたら、今度はその時間に生まれた人の特徴と重ねていく

そうした作業であなたの生まれ時間がわかる

 

それを詳しく解説したノートが見当たらない「智慧の終活」をすると宣言したチャ子ちゃん先生、先ず躓いた。せっかくの鮑黎明師匠の知識を伝えられないもどかしさ。でも自分自身のはわかっている。そしてほぼ間違いない

 

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知恵の終活

2023年07月15日 09時26分19秒 | 日記

チャ子ちゃん先生はおめでたくて自分が78歳の時、ある国の女から「80歳の老女がーー」という罵倒の言葉をもっらた

その時初めて自分の歳に気が付いたわけ

「へーー老女なんだ、80歳なのだまだ80にはなっていないが」

では本当の八十歳になったとき、絶対自分に不似合いなことに挑戦してみよう。という思いがわいてきて「傘寿コンサート」を開いた

「日本の女の根性を見せてやるよ」なーんちゃって

そのために2年間レッスンに集中、そして14曲を暗譜で歌いのけた

つまり声がどうの、うまいか下手かそんなことではなく、14曲を暗譜したことに出席していただいた方々の称賛を浴びた

 

これって老女が暗譜することが珍しいということだ

 

そこから始めて自分の歳を意識し始めた

今の自分はどういう過去を過ごしてきたのだろう

どういう両親だったか

兄弟たちは

戦争前と戦争後はどのように家庭環境が変わり、どのように社会が変化したか

なぜ女子大に行ったのか、どういう生活をしたのか

どうしてマスコミの世界に入ったのか

恋や結婚、病や仕事、遊びなどなどいろいろと考え続けた

本の出版も30冊近くある。しかし売れていない、斜陽の着物のことをいくら書いても購入する人が少なすぎる

なぜお金にならないきもののことをこんなにも必死にやっているのだろうか?

 

それはきものが連れていく場所があまりにも広く深く日本、いや宇宙をも感じさせるからだと最近気が付いた

そこへの橋渡しにそれぞれ先輩がいた。名のあるひと、名もなき人さまざま

詐欺師もいたし、太っ腹な人も、でも詐欺師もそれをさせられていた役者だということが今はわかる

登場人物のすべてが私自身の魂を磨くために現れた人たちだ

 

今週は夏休みで越し方をいろんな角度から研修してみて、チャ子ちゃん先生は先人たちの知恵をしっかり伝える役目があるのだと悟った

知恵の終活が終わったら、旅立つことにする

お付き合いください

 

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男と女は本質的に違う

2023年07月13日 10時37分54秒 | 日記

久しぶりにプールに行って思いがけない発見

鎖骨と肋骨の形の違いが男と女でくっきり分かれている

その骨の違いで着物の着方が違っているのだと「初めて」納得

何十年もきもののことあれこれ研究しているのに

「なあーーだそうか」

 

つまり

男の鎖骨はまっすぐの人が多い、だから着物の襟がきっちりと詰まる

女の鎖骨は上に上がったり短かったり、下向いたりしている、そのため襟がやたら抜けたり、抜くのがむつかしかったり

男の肋骨は下に広がって居る 帯が腰で落ち着くようにできている

女の肋骨は下に行くほど狭くなる、くびれ胴なのだ太い幅の帯が定位置となる、だからおはしよりが必要

 

こんなことわかりきっていることだろうけど、チャ子ちゃん先生は今頃気が付き興奮している

きものってやはりすごい衣類だ!人の体をよく考えて無理なく作ったものなのだもの

 

先般政府が男と女は描度とか何とか言って、変な法案通したけど、体が根本から違うのだからもっと「人」を研究してほしいね

からだの構造が違えば当然精神的にも違ってくる

だから二つの違う性を持つ種族がいて調和する

 

そうそう骨盤も全く違う、男の骨盤の中には骨しかない、女のそれには胎児が収まるようにできている、子宮と卵巣が入っている

そういえば旧約聖書ではアダムの肋骨の骨の一部からエバの誕生という記述がある

このあたりのところはいろいろ意見もあるでしょう

 

ま しかし

骨に合わせた着物の形を作ったわが先人たちの知恵に感服するしかない

 

 

 

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電子図書

2023年07月12日 10時10分41秒 | 日記

チャ子ちゃん先生もいくつか電子図書を発売しているけど(関係した出版社から出ている)昨日聞いた話はそんなのはもはや電子図書とは言わないらしい。

「電子図書」は誰でも出版できるので今や大流行、ゴーストライターが手早く書いて出版しているのだが、それとも違う

「風水」の本をいきなり出すという友人がいる。5年ばかりいっしょに勉強していた仲間だ、一緒に鑑定もずいぶんやった

しかしここ20年ほど手を付けていないので、「監修をしてね」「いいわよ」となっていた

ところが

その人に電子図書を進めた男が、3時間で風水の本を作り上げたので、名前だけ貸してということになったという

「3時間?」

「そう全く風水を知らない人」

AIに書いてもらったのだという

「風水とは」と打つとばばばばばーと文章になる。実に見事な文章だ

それで知りたいことを聞いて一冊にまとめてしまったのだという。3時間で

 

その男は電子図書の出版で巨万の富を得ているのだそうだ

ネタはすべて無料、内容も考えなくてよい、今の時流に合うかどうかもAIが教えてくれる。その通りに作っていけば本が売れる。しかも一冊ごと買ってくれなくても、一ページでもめくれば、著者にチャリンと入る仕組みを考えたようだ

お金儲けにはもってこい、お金をどうやって稼ぐかをいろんな角度で研究をした人なのだろう、そうしていろんな本のいいとこどりしてこういう本を作ったら受けるというマーケッテイングもやってみた上だろう

すごい時代だ

紙媒体の出版社は青息吐息、書店も姿を消す時代、書物を読む人口はがた減り、難解な本は漫画に代わり、字を読んで咀嚼するという作業は無くなっていく。まさしく食べ物を噛んで咀嚼するよりサプリを飲むということと同じだ

もう人間でいる理由がなくなっていく、「智」を必要としないのだもの

 

何時の時代も「利」にさとい人が富を築いていく

でもねよーく時代を見ていくと、権力者や人のお蔭で富栄えた人たちはみんな滅んでいる。長い時代に生き残っているのは「民百姓」自分の手で何かを生産する人たちだけが、長い時代を永遠に生き続けている。それが歴史

本日20時から「チャコちゅうぶ」

 

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夏休み

2023年07月11日 10時08分22秒 | 日記

今週は何も予定がなく整理に明け暮れるつもりが、一日ぼんやりしている

一人会社なので事務処理はいろいろあるが

それを後回しにしながらひっくり返っての古いドラマを見ている

昭和や平成の始めのころの俳優さんたちの演技は切れがいい

脇役でも舞台で鍛えられているのだろう、動きと声がいいなあと思う

みんな横隔膜使っているのだろう声が響いている

 

今やテレビは老人しか見ないと決められているみたいで、CMがすごい

骨を強くするためにサプリ

夜間尿を防ぐサプリ、頻尿というのだそうな

認知症の予防のサプリ

耳が聞こえるサプリ

目が見えるサプリ

お葬式代の保険

カルシュームが取れるせんべい

冷えを取る靴下とサプリ

ビタミンを取るじゅーす

 

昨日一日ひっくり返ってドラマを二本見ていたらこんなCMにあった

4時間でいい勉強した

老人たちの置かれている現状はこれだった(チャ子ちゃん先生も立派な老人だけど)

 

自分自身の免疫を上げることの方が先決だと思う

それには自分自身が持っている体の機能を有効に活用することだろう

サプリに依存すればするほど体はもう働かなくていいと思うので、老化の道をまっしぐら

 

老人になったら優雅に遊んで暮らす。と言って若いときに一生懸命働く人が多かった。家を持ち株や不動産を持ち、現金収入の道を作って、働かなくても生活ができるように努力した

でもその結果がこのようなCMに左右される人々を多く作ったのだろうか?

 

老人が自分の知恵を生かすことのほうが、国の文化に役立つと思う

新時代についていけないことを恐れるのではなく、自分の生きた行程から学んだ知恵を次の代につながないと、その国は滅びる

それには自分自身の体の機能を信じて、更に鍛えたほうがいいーーーと思う

 

 

 

 

 

 

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日本史も世界史も本当のところどうなん?

2023年07月10日 10時38分41秒 | 日記

大本営発表で国民を誘導していた国家は

またもや今同じことをしているとしか思えない

多くの人が「何かおかしい?」と思いだしたようだ

街に出る、電車の乗るこんなに異国人が多いのかと驚く

「日本の見直し」が始まったようだ

我が住む小さな氏神様にも異国人が多くあらわれ、拝むチャ子ちゃん先生の姿をじっと見つめていて、終わってニコッと笑うと「おしえて」とつたない日本語で哀願される

何で日本の神社の興味を持っているのだと聞くと、「人がいない」つまり神父が神の教えを伝えるのではなく、自分自身が神と直接接するのが日本の神だと聞いたという

なんでそんなことを知ったのだ と問うとパンフレットを見せてくれた

 

日本はいたるところに神社があり、その神社にお参りをすることで、プラスのエネルギーが満ち溢れるようになる、神がどんなときにもついてきて守ってくれる。と書いてあった。

間違ってはないと思うが、この程度の説明で神社詣でをするのかと逆に感心した

 

20代の後半初めてイタリアに行ったとき、いきなりイタリアの高校生に囲まれて何が起きるかと思ったら、東京から来たとわかると、天皇というのはどういう位置にいるのか、王とはどう違うのかと聞いてきた

英語もイタリア語もうまく話せないので、片言の英語(彼らもそうだったので良かった)やり取りに時間がかかり、その間席を外した少年が赤いバラを一本持ってきて私の手に渡して「べら」と言ってくれた(かわいい)

お返しに彼らは滔々とローマの歴史を語ってくれたがほとんど意味不明、国の歴史に誇りを持っているのだとわかった

「日本は我が国よりもっと歴史が古いと聞く、その古い時代の話を聞きたい」自分たちは戦争で日本と同盟を結んでいたので、日本のことをもっと知りたいのだ、という。

お手上げ、言葉の通じないことが一番の原因だが、それより日本史を勉強をしていない、世界史もそうだ、年表と事件の関わりだけしか教わらなかった。彼らみたいにどうしてローマが滅びたか、カトリックとキリスト教の違いなど聞いても、神道と仏教や儒教などのことなど語れない、ましてや日伊独同盟の由来などーー

現在様々な人が日本を語り始めた、やはり私たちは縄文を知らいないと次の時代に進めないようだ

 

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小暑、そして七夕

2023年07月07日 10時36分54秒 | 日記

想いあう人が会える宵になるのか?

「恋に落ちる」という表現はよく言ったもので、いきなり恋が芽生えることがある

わが社にスタッフのが大勢いた時期がある

そのころは毎日忙しく撮影に明け暮れていた

撮影で組む相手は大御所で、そういう人には助手が何人かいた

ある時当社の新人をスタジオに連れて行ったとき、その写真家の一番古い弟子に紹介したら、二人が一瞬すごい集中力で見つめあった

「アッ恋におちた!」

とさりげなく二人の様子を観察していたら、その弟子の動きがいつもと違う、優秀であるとは思っていたけど、先生の指示の一秒前の動きがいつもより切れがいい

そういう変化をいち早く察した先生は私に目配せして「?」と聞く

「多分あの二人が恋に落ちたみたい」

と小声で告げると、なるほどと深くうなづく

 

その日の撮影が助手たちの手際の良さで水の流れのように進んでいき、出来上がりも満点

後日写真選びに写真家の事務所に行き、そこにも新人を連れて行った。件の弟子は至れり尽くせりのもてなしで、私たちを居心地よくする。わが新人もそれに応えて弟子の手助けをしている

その二人の動きを見て見ぬ振りしながらわれらは写真選びに専念している風

われら二人はベテランだからもうとっくに写真選びは終わっているんだ!

 

そして初デートの日曜日、デート場所に急ぐ彼女は車にはねられ救急車で運ばれた

病院から連絡を受けた私はすっ飛んでいったが、意識のないこの新人は彼に連絡はできないし、私もしらない、名刺を持っていたので会社に電話が来たのだが、たまたま日曜日でも地方からのお客様がいたので、私は会社にいたが、いなかったらどうなっていただろうと背筋が冷えた

幸い手当てが良く、意識も戻りほっと安心したところ、いきなり彼女はわんわん泣き出した

「どうしたの?」

今のようにスマホがあるわけではなく彼との連絡はとれない、そのころの若い子は喫茶店で待ち合わせるなんてしゃれたことはしない、わかりやすい街角での待ち合わせだ、約束の時間から3時間。物は試し「行ってみるわ」

 

いました!!!

事の顛末を話すと彼はその足ですぐ彼女の元へと走った

もちろん二人は恋を愛に高めていき結婚した。試練の後の幸せは格別だ

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着物が繋ぐもの 522

2023年07月05日 06時40分51秒 | 日記

浴衣の季節だ

江戸では三社祭から浴衣を着るという習わしがあった

まず紺地のものから始まる、そして梅雨が明けると白地。染には長板染め、こちらは高級だ、生地は真岡木綿、糸が細く美しい、その木綿に染めた紺地はさらに美しく品がいい、昔ながらの型付けで染めていくので、手間がかかり一反ずつ丁寧に染める、これを「中型」という、絹に染める小紋型との区別

それでは間に合わないとばかりできたのが「注染」別名「手ぬぐい中型」とも呼ばれている。手ぬぐいの長さの型紙を彫って、ニ反分を巻き取った布に謄写版のようにして型付けをしていく、型付けが終わるとその上からおがくずをまいて糊を定着させ、染料を注ぐ、もっと多く染めようということで棒染めというプリントができた、更にはシリンダーという洋服地を染めるような形の浴衣も染められている

またローケツ染、絞り染、この二つには機械を使うものと手で染めるものがある

 

素材も木綿だけに限らず麻や化学繊維のものあり昨今は「洗濯機で洗える」という化学繊維のものに人気集中

洗うの好きだねえ

洗うといえば洗濯機がどう動くかよく見ているとただ布を動かしているだけ、そこに洗剤を入れてきれいにいしているという思いがあるけどお互いに汚れを吸いあっているような動きが洗濯機という感じもする

洗濯機は、本当の汚れは取れていない、やはり一枚ずつ丁寧に洗った方がきれいになる。便利さにおいては優っているけど

まあどうでもいい話

というわけで近年浴衣も種類が多くなったということを言いたいだけ

 

浴衣はまさしく「湯上り」に着たという歴史があるため、そのことにこだわって浴衣がきものという感覚になれない年代の人も多い

しかし若手は今や浴衣はおしゃれ着として大いに楽しんでいる

色や柄も豊富でワンピースを着る感覚であろうか、サンダルはいたり、麦わら帽子をかぶったり、自分たちで工夫して楽しんでいる

それに準じて大人もカラフルな浴衣を好むようになってきた

絞りや麻の人気も高まっている

 

浴衣は着る人の体をあらわに表すので、湯文字と胸当ては絶対欠かせないなあとおもう。そうすると後の下着は省略できる

 

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満月ですねえ

2023年07月03日 10時29分54秒 | 日記

梅雨空に月を拝めるのはありがたい

妊娠中の女は月を見てはいけない、といういわれが韓国にあるらしい

ずいぶん前韓国に女たちだけで旅行に行ったとき、その日は満月で、地球のどこにいても満月は美しいねえと騒いでいたら、韓国のおばあさんが、なんとも美しい日本語で

「皆様の中でどなたか妊娠なさっていらっしゃる方はいませんでしょうね」

「ええもちろんですわ」(別にいばるはなしではない)

と胸を張ってこたえる女たち

「なら存分に楽しむとよろしいわ」

 

「奥様はどうしてそんなに日本語がお上手なのですか?」

「日本人の妻でした」

「ーーーー」

呆気に取られてどうして日本人の妻だったのか、なぜ妊婦が月を見てはいけないのかを聞きそびれてしまったことがある

「きっとかぐや姫よろしく、月が子供を連れていくのかもね」

お気楽な女たちの結論

 

月を眺めると時々その時の情景を思い浮かべてしまう

どうして?がまだわからない

また占星術の大家でも

「月は怖い」

とおっしゃっている方もいる。その方の本も出ていて取り寄せたが、月の好きなチャ子ちゃん先生はなんだか怖くてまだ一ページも読んでいない

 

前に貝紫染の取材をしたとき、メキシコまで行った方の話では

「貝が月夜の晩に岩に上がってくるので、その時貝を捕まえて口を開け、内臓の液を糸にこすりつけて、また口を閉ざして海に返す」

その岩場はつるつる滑って危険なところで、若い男たちの仕事になっていて、液で刷り込んだ糸を海水で洗い、満月の月の光にてらすと、緑が勝った青色になり、その糸を今度は太陽に当てるときれいな紫になるのだという。其処からもう色は退色しない。陰と陽、月と太陽の合作の貝紫

「いってみたい」

「女はだめ」とすげなく却下

 

その話を聞いてしばらくしたら「帝王紫」として京都あたりから大流行してきたが

チャ子ちゃん先生は前に聞いた貝紫を染める満月のメキシコの海の情景に惹かれる

 

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