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ips細胞から「腸」

2010-03-11 14:20:06 | 健康・病気

奈良県立医大 初の臓器形成

あらゆる組織や臓器の細胞になることができるとされる新型万能細胞(ips細胞)から「腸」をつくることにマウスで成功したと、奈良県立医大の中島祥介教授(消化器・総合外科学)らのグル-プが10日、明らかにした。18日から広島市で開かれる日本再生医療学会で発表する。ips細胞は、自身の細胞から作製して治療に利用できれば、拒絶反応が回避できれば、中島教授は「治療が難しい炎症性の腸疾患や、先天的な運動異常症などの病態の解明、治療法の開発に役立つ」としている。中島教授らは、マウスのips細胞を液体中に浮かんだ状態で6日間培養するなどして、管状の腸のような組織をつくった。この組織は、腸の中の食べ物を移動させるのに必要な「蠕動運動」と呼ばれる収縮をしているほか、粘膜や筋肉、神経細胞などが腸と同じ層構造を持ち、「機能も形態も本物と同じ」(中島教授)という。ips細胞は、京都大の山中伸弥教授が開発。病気になった臓器などを再生、修復する医療に有効と世界的に期待されている。

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