何らかの遺伝子が過度に働く??
メタポリックが一般的に認知され話題に上ります。だが、外見での体形が特に認識され何とはなしに体形に対してのみ関心が向けられます。当事者は、問題がないですよと叫びたい思いをしている方も多数いらっしゃいます。健康診断で血圧や血糖値、中性脂肪などのうち二項目が正常値から逸脱している人は要注意です。中には全くどの項目も該当しない人も多数いらっしゃいます。ところが、該当している方は、早急に是正に努めなければ10年以内に何らかの疾患に罹患することも事実なようです。 ところで、体系的に正常体でなおかつ日常的に運動を心がけている人で高血圧症で、原因究明ができない人。また高血糖だが、がらがらに痩せている方にインスリン投与と食事の注意、更に食事制限を強要する医療行為に疑問を感じることがあります。 最近、新たな注目すべき測定方法が確立されようとしています。脂肪細胞を適正化するため白血球から分泌されタンパク質でできAIMという分泌物です。当然遺伝子の指示により作製されていると思われます。このAIMは脂肪細胞に多数存在し、脂肪を消化する役割を担っています。当然その行為はサイトカインを派生させます。それは脂肪細胞を減少させ適正化状態にする働きの副産物として、あたかも釘が酸化作用によって腐食しサビるように体内もその活性酸素がより顕著となり内部組織の老化を助長する。AIMの所有濃度が高いと加速度が増すことは想像できます。 この濃度を測定した結果1・5~2・5が平均値でこれ以上の数値が測定されると、生活習慣病の発症リスクは高まるとの見解のようです。実際に169㌢120㌔という男性でAIM濃度が平均値以内という方もいらっしゃり、危険リスクは非常に低いとの認定でした。