゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

家畜ふん尿微生物で浄化

2008-01-08 16:00:00 | 環境問題

帯広で試験・設置も容易=三菱樹脂

100_0449 ←帯広市内の牧場に試験設置されたパ-ラ-                            排水の浄化処理システム(三菱樹脂提供)

                                                             化学大手の三菱樹脂(東京)は、牧場から排出される家畜ふん尿                            などが混ざったパ-ラ-排水と呼ばれる汚水の浄化処理システム                            を開発した。効率的に処理できき、設置も容易なのが特長。帯広                             市内の牧場での性能試験を経て、2008年度の販売を目指す。農                            業分野への本格進出は初めて。同システムは、処理膜を通過させ                            て排水から泥やわらなどを除去した後、微生物で汚濁成分を分解し、                          減菌処理して河川などに排出できる水準まで浄化する。廃棄乳や                            ふん尿、畜舎の洗浄排水など汚濁要因となっている成分の分解に                            効果的な微生物を複数種配合して投入することで、従来の処理シ                            ステムより効率的に処理できるという。働きの鈍い微生物などが沈                           殿する余剰汚泥の発生を抑え、維持管理費も低減できる。一連の                            処理を行う水槽は繊維強化プラスチック製で比較的簡単に組み立                            てられる。土木工事などで埋設する必要もなく、短期間で設置でき、                           増設も容易だ。同社は昨年夏から帯広市内の牧場一ヵ所に設置し                            て性能試験を実施。排水の汚染度を示す生物化学的酸素要求量                            (BOD)が排水基準値以下に浄化されることんどを確認している。                            07年度末まで試験を継続し、浄化性能のデ-タを収集、分析しな                            がら排水処理量に最適なシステム規模を割り出すなどして販売す                            る予定。道内中心に少なくとも年間百億円規模の需要があるとみ                            ている。

コメント    この記事についてブログを書く
« 崩食豊食「王国の足元」<安... | トップ | 平均寿命「2005年調査」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

環境問題」カテゴリの最新記事