゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

(農)ノギャル一生の仕事 [1]

2010-04-28 16:56:03 | 環境問題

知的な職業 楽しさ格別 「ノギャル」、農業をするギャルのこと。

「ノギャル」の名付け親で、若者の食や農業への関心を高めることを目的とした「ノギャルプロジェクト」発起人の藤田志穂さん(24)=東京在住=に思いを聞いた。

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農家の高齢化が進み、後継者も少ないと聞き、昨年、ノギャルプロジェくトを立ち上げました。秋田県大潟村でコメづくりに取り組み、田植えや収穫のツァ-には約100人のギャルが参加しました。「生産現場を知るとご飯がおいしく感じる」「いただきますという言葉の意味が分かった」と好評でした。若い女性が農業を仕事としてとらえづらいのは、農業に触れる機会が少ないから。ファッションは身近なので、アパレル業界はすぐに思い浮かぶでしょう。食は大切なので、学校でもっと農業について教えてもいい。農家の方のアピ-ルも大切です。自分の仕事のよさについて、どんどん語ってほしいですね。

成長する芽 子供のよう=西川 志穂里さん(21)・三笠市=

100_7546 朝6時に目が覚める。外を見て晴れていたら、居ても立ってもいられず車で10分の職場に駆けつける。あの子たちが、暑がっているかもしれないから。三笠市の西川志穂里さん(21)の毎日は、こんなふうだ。「あの子たち」とは、約2千株の小玉スイカの芽。ビニ-ルハウスで育っている。同市の渡辺農場に勤めて2年目の今年から、栽培を任された。夜は寒いので、ビニ-ルで作ったかまぼこ型のトンネルをかぶせる。気温に合わせてトンネルをよけたり、ハウスのドアを開けたりする。「子供のように手がかかるけど、毎日の成長を見るのはとても楽しい」と西川さん。実家は十勝管内大樹町の酪農家。両親は牛の世話で忙しく、家族旅行をしたことがない。農家にだけはなりたくなかった。ただ、ふるさとの自然には愛着があった。高校卒業後札幌の専門学校の自然環境学科で学び、環境教育に興味を持った。就職先として選んだのが、畑を生かした自然体験イベントも行っている渡辺牧場だ。農業で自然と格闘しながら、自然体験イベントで案内を務める。理想の仕事に出会えたと実感している。働き始めてすぐに、分かったことがある。天候と深く結びつく農業は、体力だけでなく、科学的な知識を要求される知的な職業。大変そうにしか見えなかった両親に対し、「初めてかっこいいと思った」。最近、もう一つ気づいた。「種まきも育苗も収穫も、それぞれの農作業は年1回きり。30年続けても30回しかチャンスがないんだなって」。農作業は一つ一つが手を抜けない、貴重な機会なのだ。作物の気持ちが肌で分かり、雑草取りも苦にせずこなせるベテラン農家に少しでも近づきたい。いまはその目標に向かって全力投球するだけだ。

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