日本で栽培される野菜の特徴
日本で利用されている野菜は、約150種類ほどといわれています。この野菜の中で、我が国原産のものは十数種類のみで、多くは世界各国からわたってきました。これらは日本各地に伝えられ、やがて、その他に伝えられ、やがて、その地域に合うよう改良された、「在来品種」とよばれる野菜が生み出されるようになります。1950年以降になると、さらに品種改良技術が発達し、異品種同士で交配させられるようになりました。交配して最初に生まれた品種は、均一性(葉や実がそろう)・早熟性(熟期がそろい、収穫期に達するのが早い)・強健性(病害虫などに強い)・多収性(収穫量が多い)などにすぐれており、「F1(エフワン)品種」とよばれ、これまでの在来種に変わり、多く栽培されるようになっています。
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