「バレッツ」
公開:2010年 フランス
出演: ジャン・レノ, カド・メラッド, ジャン=ピエール・ダルッサン, マリナ・フォイス
かつてマルセイユの街を支配するマフィアのボスだったシャルリ。
現在は愛する家族と平穏な生活を送っていた。
しかしその幸せは、正体不明の7人組に銃撃され突然奪われてしまう。
シャルリは全身に22発もの銃弾を撃ち込まれ、生死をさまようが奇跡的に一命を取り留める。
引退後も彼を慕うカリムら3人の仲間たちが犯人を突き止めると、それは、「死んでも友達」と誓い合った少年のころから親友ザッキアが黒幕だった。
復讐しようとするカリム達に「報復が戦争となり、一生引退できなくなる。足を洗うと家族に誓った」とシャルリは制止する。
しかしその選択が、カリムの死に至らしめ、更に愛する家族までを危険にさらすことになってしまう。
そして遂に息子が誘拐された時、シャルリは決意を胸に立ちあがるー。
22発の銃弾を受けながらも奇跡的に 生き残ったマフィアの実話が基になっているバイオレンス・ アクション。
ジャン・レノが渋くてかっこいい!!
まさに、いぶし銀の味と云った処です。
幼馴染との約束を守り通して、じっと我慢の子が、最後にはついに堪忍袋の緒が切れて・・・。
かって、日本で一世を風靡した任侠映画によく似ています。
しかし、アクションシーンはさすがにスケールが違って迫力がありました。
特にバイクでのチェイスシーンは手に汗握ります。
そして最後の最後には、ちゃんとオチまで用意されている。
なかなか、楽しめる作品でした。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆