青空のもとで太陽に輝く桜を撮るのは心地よい。
しかし、残念ながら、空は曇天。
曇天の桜はどう撮ったらいいのか。
露出をアンダー気味にして、幻想的なイメージに撮れないものか。
撮れなかった。
だいたい、次から次に人がぞろぞろやってくるのに、幻想もくそもあるものか。
まだ人が誰も来ない早朝とかでないと。
ややぐーたらな生活リズムになりつつある今の僕には、早起きするのがかったるい。
曇天の場合、雲に表情がある曇天であれば空を入れる。
べったり表情のない曇天であれば、空を入れない。
空が入らない背景になる場所を探す。
ここのベストポジション、ベストアングルは、隣接する農地の畦道からの桜とお寺の組み合わせ。
だから、誰が撮っても同じような写真になる。
そして、昼間は必ず人が入る。
建物の正面の屋根の下に彫刻が飾られている。
この写真ではよくわからないが
その彫刻がこれ。
よく見ると、上半身裸の天女様?だった。
近くの農家
近くの風景
同じ一本桜でも、奈良の又兵衛桜は、天候が悪くてもいろいろな撮影ができる桜だった。
などと、京都、奈良の撮影スポットのことを言うと、比較しちゃいけないと妻に笑われる。
宝珠寺 佐賀県神埼市