野多目池に通っているのは、ミサゴが魚を捕食するシーンを撮りたいから。
11月は20日間通って、ミサゴが現れたのがわずか4日。
そのうち3日は空を舞いながら物色してすぐにいなくなった。
魚を捕ったのはたった1日だけ。
それも、こちらからは木々に隠れて見えないところで捕りやがった。
かろうじて、魚を足に掴んで飛ぶところは撮れた。
でも、魚が小さい。
魚が大きくないと、写真的に見栄えがしない。
ミサゴがこんなに来なくなってしまっているのは、魚がいなくなっているのに違いない。
カワウの大群が今は十羽も切れるぐらいの数になっているのは、カワウが魚を捕りつくしてしまったからなのか。
なんとなく、今まで撮った以上のミサゴの写真は撮れる気がしない。
那珂川のカワセミはなかなか撮りたいシーンを撮らせてくれないし、野多目池にはなかなかミサゴが来なくなってしまったし・・・
遠出もままならず、一体わしゃあどこに行けばいいんじゃ。
そもそも野鳥撮影は毎日のウォーキングのついでにやっていることで、本当はあちこちに風景を撮りに行きたいんじゃ・・・
この時期だと、まだ撮ったことのない、阿蘇外輪山からの雲海を夜明け前に撮ってみたい・・・
魚を捕ったミサゴ
何故か必ず魚の頭を前に向ける形で掴む。
魚を捕らないままどこかに消えたミサゴ