Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

下の息子、シカゴでお習字に真剣に取り組む!

2008-08-13 | 教育一般
今日は、夏休みの自由課題として、下の息子は、お習字に一生懸命取り組んでいた。

息子の学年、小学3年生からお習字の授業が始まった。しかし、息子はちょうど時期が花粉症がひどいときで、もろに反応を起こしてしまい、咳が止まらなくなり、何日間か学校を休んだため、(去年は一年を通して皆勤賞をとったほど丈夫だったのに・・・子供の体はわからないものだ)貴重な第1回目のお習字のクラスをのがしてしまった。

担任の先生のご指導でなんとか追いついたようだが、片付けなどは、自己流で、わかっていない。上の息子が必死でどなりながら教える。上の息子は弟にかなり手厳しく、私よりも確実になんでも教えてくれるので、私にとってなくてはならない最強の第2の親である。1学期の前半に数日間続けて休んでしまい、その影響が結構大きかったので、日本人学校の1日1日の1つのクラスがいかに大事かが身にしみてわかった。

3年生は学校一の大所帯で、男の子の数が多い。元気いっぱいに走り回りそうな子供たちを、一斉にシーンとした集中力を必要とするお習字の世界に引き込ませなければならない担任の先生のご苦労がつくづくわかった。

息子は、3年生の課題である「大」「月」のうち、「月」を選んだ。いったいどうやって教えていけばいいのか?墨の筆へのつけ方や筆のならしから教えた。どのへんで新しく墨を筆につけたらいいか、私も考えながら教える。自分がどうやって習ったのか思い出しながら。お手本も示す。手が覚えているようだ。しかし、止め、はねなどは、教えるのが本当にむつかしいことがわかった。



近所の友達が、書初めの宿題だったか、お習字を何時間もかけて教えたことを前に聞いていた。その子は、泣きながら頑張ってやりとげたという。結果は、素晴らしい生き生きとした字ができていた。群を抜いて、目を見張るような作品だった。親の努力と子供の努力と両方うまく噛み合わないと、いい結果はでないのだろう。私は、お習字にそんなにこだわりはないのだが、素晴らしい字を書くお子さんたちを見ると、とてもうらやましい!小学1、2年生の時に、硬筆を習っていて、テキストに自分の作品が載ったり、担任の先生から字を褒められて、自分に自信ができて、他の教科にもいい影響があったのを覚えている。

しかし、上の息子は、小学1年生の終わりにシカゴに来たので、お習字や硬筆を習う機会がなく、字が・・・正直言って、うまくない!しかし、小学校高学年ぐらいから、先生方の熱心なご指導のおかげで、お習字の字体がそこそこぐらいになってきた。私の記憶では、6年生のとき、かなりの枚数を書いていたように思う。先生が丁寧に1枚1枚コメントをくれていた。そして、去年ぐらいから、くずした字にも挑戦!こちらも担任の先生が熱心に指導してくださったので、日本に帰国しても恥ずかしくないレベルには持ってこれているような。この夏休みは短い時間で、むつかしい字体をさらりと仕上げていた。

さて、下の息子の今日の練習は、休憩をとりながら、こつこつ書いていき、少しづつできるようになっていった。シーンとして、黙々と手を動かす。集中、集中。まだ、もう少し練習したほうがよさそう。半紙もなくなってしまった。かなり長い間やっていたが、息子はいやがらず、またやると言っている。

シカゴにいながら、家の中はまったくの日本の世界だ。昨日は、英語の家庭教師、アイリーンと息子は英語でポケモン談義。またまた、日本とアメリカを行き来している息子。こんな不思議な世界ももうすぐ終了か。しかし、シカゴ日本人学校全日校のおかげで、日本に帰ってからも安心して、すぐに授業に入っていけるだろう。

年内帰国決定!準備に入る

2008-08-13 | アメリカ生活雑感
いよいよ本帰国が決定した!6年半ここシカゴにいて、まだまだあと一年ぐらいいるのだろうかと思い込んでいたら・・・

ブログ書いている暇じゃないよなあ!7月に入り、帰国が濃厚というわけで、山のようなガラクタの荷物を捨てだした。すでに50冊ぐらいの美しい装丁のシリーズものの本、ルパンシリーズ、江戸川乱歩シリーズ、プロジェクトXシリーズ、青い鳥文庫シリーズなど(全部きれいな状態)を思い切って、シカゴ日本人学校へ寄付した。司書の白上先生に恐る恐る申し出たら、「これなら、みんな喜んで読むわー!」ととても喜んでくださった。きれいな装丁の20巻ものはうちのです。皆さんぜひ読んでくださいね。

そして、何十冊という山のような児童書や大人用の本。まだまだ学校へ寄付できそうな気配だ。ラッキーなことに9月にリサイクル市もあるので、たとえ学校の図書館に寄付できなくても、こちらにまわせる。ウルトラマンやレンジャーものの本もきれいな状態である。怪傑ゾロリシリーズもすごい量あり、こちらは学校の図書館で奪い合うほどの人気だそうだ。みんな待っていてください。全部寄付しますので。

そして、おもちゃや日用品は知り合いの人々に見に来てもらって、渡してしまう。みんながよくやるガレージセールは、時間もなく私にとって面倒なので、その時間があれば、アメリカでやっておきたいことを優先することにする。

昨日は、引越し業者の担当者に見積もりに来てもらった。とても丁寧に相談にのってもらい、1部屋1部屋の日本への荷物を念入りに見てもらった。まだまだ、もって行くものと処分するものがはっきりしていないので、それも持っていくものにいれたので、思ったよりも荷物の量が多いことが判明。この担当者の話だと滞在4年以上を過ぎると荷物の量がぐっと増えるという。

ポイントは、うちの日本のマンションにこちらで買った家具が入るかだ。きちんと壁やドアのサイズを測って、マンションに入るか、そして置けるのかを確認してから、持っていけるかどうかを決めなくてはいけない。ウーン、やらなくてはいけないことが山積みだ。

日本からの友達のメールでは、みんなが声をそろえて、「まず、荷物を少なくすること!」が一番だと書かれている。船便を出す前に、一気にガラクタの荷物を整理しなくてはならない。記者という職業柄、本と資料の多い私にとって、気が遠くなる作業だ。8月と9月はまい進します!

日本の学校の方もいろいろと調べだした。こちらについては、また詳しく報告します。今後、帰国準備、帰国後の日本への生活の立ち上げなど、頑張ってリポートしていきますよ。