【颶風の王】 河崎秋子
立ち読みできます。
http://bookstore.yahoo.co.jp/search?keyword=%E6%B2%B3%E5%B4%8E%E7%A7%8B%E5%AD%90
力強い筆致。本当にこのように生きた人の歴史だと思った。
馬と人間の絆の話であり、その時代の開拓の様子などは出てはこない。
しかし、舞台が根室ということもあり、私は大きな意味で開拓時代(終盤だったと思うのだが)の事に思いを馳せてしまう。
私の曽祖父母も神戸あたりから北海道釧路に移り住んできた人だ。
祖母の話によると、朝起きると窓の隙間より丹前に雪がかかっていて、口元は息で雪が溶けて、氷の粒々になっていたそうだ。
まだ、馬車が走っていた時代のこと。
日本が如何に急激な変化を遂げてきたのかが、わかる。 馬車…
畑を耕すにも馬。
大草原の小さな家と同じ!
曾祖父母の時代は、まだ北海道は開拓の時代だったのだ。(屯田兵などのシステムは明治37年に終わる。明治36年に来道)
自然の中で、人間の力の「オヨバヌ」ことを思い知らされながらの生活であったのだ。
よく、生き延びたね。
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力強い筆致。本当にこのように生きた人の歴史だと思った。
馬と人間の絆の話であり、その時代の開拓の様子などは出てはこない。
しかし、舞台が根室ということもあり、私は大きな意味で開拓時代(終盤だったと思うのだが)の事に思いを馳せてしまう。
私の曽祖父母も神戸あたりから北海道釧路に移り住んできた人だ。
祖母の話によると、朝起きると窓の隙間より丹前に雪がかかっていて、口元は息で雪が溶けて、氷の粒々になっていたそうだ。
まだ、馬車が走っていた時代のこと。
日本が如何に急激な変化を遂げてきたのかが、わかる。 馬車…
畑を耕すにも馬。
大草原の小さな家と同じ!
曾祖父母の時代は、まだ北海道は開拓の時代だったのだ。(屯田兵などのシステムは明治37年に終わる。明治36年に来道)
自然の中で、人間の力の「オヨバヌ」ことを思い知らされながらの生活であったのだ。
よく、生き延びたね。