花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

正月なのにキタミソウ撮影に行きました

2019年01月02日 16時54分40秒 | スポーツ・トレッキング
明日は孫娘が来るので、天気の良い今日、寒風のなか小貝川へ北見草を
撮影に行ってきました。

今年は、群生地の水が完全に干上がって、ひび割れしています。
多少は水があった方が良いらしいのですが、昨年末に来なかったのが
悔やまれます。

それでも期間中に2度咲くというキタミソウの花は、咲いていてくれました。
1度目か2度目かわかりませんが、今年も見ることができて安心です。

それにしても、花の大きさが2ミリ程度なので、老眼の私には厳しい花です。
じーっと株を見つめて、ようやく花が見えてきます。


キタミソウ1


キタミソウ2


キタミソウ2の写真をトリミングして拡大した写真


キタミソウの株の様子

ゴマノハグサ科の希少植物で、最初の発見地「北見市」にちなんで「北見草」の名がある
多年草で茎は細く泥地をはい、節から細い根と群生する葉を出す。

葉はへら形で鋸歯はない。長い柄があり、柄と葉の長さは1.5~5センチほど。
花は白い5弁の星型の花で、2ミリ程度の大きさである

農繁期の夏場は、水の中や泥の中で休眠し、農閑期で川の水が減ってくると
成長して10月~11月ごろに開花して翌年の4月ごろまで花が2度咲くという

この小貝川のキタミソウは、農家のサイクルに合わせて、農閑期のころに
開花している貴重な花である。
近くの渡良瀬遊水池も群生するといわれているが、数年前に群馬県の伊勢崎でも
群生地が見つかったという。

群馬県伊勢崎市のキタミソウについてはこちらをご覧ください

ここの写真を見ると、群生地の密度がすごいですね。
ただよほどうれしかったのか「初記録」とかくのを「発記録」と
書いてますね(笑) 私のボケに近いのでうれしいぞ。