@サンシャイン劇場
キャラメルボックスの公演を観るのは2回目。
今回の作品は柳美里さん原作でちょっと前にTVドラマにもなった
『雨と夢のあとに』
間際になってネットでチケット取ったわりには
14列と良席でした。
小学校6年生の雨(あめ)は2歳で母を亡くし
今はベーシストのお父さん・朝晴(ともはる)と二人暮らし。
あるとき幻の蝶々を探して台湾に行ってしまい
遅れて帰ってきた朝春は、実は台湾で亡くなっていて
魂だけ日本に帰ってきてしまった幽霊だった。
気持ちの通じ合った人だけに姿の見える朝晴。
雨をひとりぼっちにしないために幽霊であることを悟られないように
雨のそばにいることを決める。
そこへ本当は生きていた雨の母親がでてきて
実の父親は他にいることまでも知らされてしまう雨。
それでも雨は朝春と一緒にいることを望む。
キャラメルボックスの役者さんはまだ顔と名前が一致しないんですが
今作の主演は若干12歳の福田麻由子ちゃん。
この福田麻由子ちゃん、『ラストプレゼント』や『女王の教室』を
見てて、上手な子役だなーと思っていたけど
舞台で観たらさらにスゴイ。
子役ではなくて女優さん。
大人にもひけをとらない声量。
しかも聞きやすい。
小学6年生の最後の夏休みをみっちり舞台で過ごす。
しかも一日2公演。
見事なプロだなと思いました。
物語は夏の夜にちょっとふさわしくファンタジーもの。
ステージはシンプルながら照明やちょっとした小道具によって
マンションの部屋になったりライブハウスになったり
病院になったり、釣竿を持っていれば目の前には川がひろがったりと
役者さんっていうのはすごいなぁと思います。
キャラメルボックスはストレート直球まっすぐな
まさに『演劇集団』
愛や夢や正義、ふだんは恥ずかしくて口に出せないことを
舞台にのせてずばっと投げてくる。
それがココロに響いて涙してしまう。
泣けるシーンなのにセリフや動きで笑いを起こしたりと
バランスも絶妙。
観たあとココロ洗われる感じ。
カーテンコールでのたたずまいも『演劇集団』
福田麻由子ちゃんの笑顔の“ありがとうございました”に
ずきゅーんっとやられちゃいました。
2度目のカーテンコールに麻由子ちゃんがいないのは21:00過ぎちゃったから?!
3度目のときには等身大のパネルでの登場でした。
わたしはお芝居のあとのカーテンコールでの役者さんの笑顔が
大好き。
麻由子ちゃん、最後までがんばってね。
演出脚本の真柴あずきさんはフライヤーのコメントで
ご自身の子供の頃の夏休みの思い出を語ってました。
そこには“会いたい人に会いに行く努力だけは、
できる限りしたいと思い、実行もするようになりました”と
ありました。
本当にそう思います。
だからわたしは会いたい人に会うために、
本日早退と有給取得の申請をしちゃいました。
まだ承認されてないけどね。
いまはいまじゃなきゃできないからさ。
うっきゃー。
キャラメルボックスの公演を観るのは2回目。
今回の作品は柳美里さん原作でちょっと前にTVドラマにもなった
『雨と夢のあとに』
間際になってネットでチケット取ったわりには
14列と良席でした。
小学校6年生の雨(あめ)は2歳で母を亡くし
今はベーシストのお父さん・朝晴(ともはる)と二人暮らし。
あるとき幻の蝶々を探して台湾に行ってしまい
遅れて帰ってきた朝春は、実は台湾で亡くなっていて
魂だけ日本に帰ってきてしまった幽霊だった。
気持ちの通じ合った人だけに姿の見える朝晴。
雨をひとりぼっちにしないために幽霊であることを悟られないように
雨のそばにいることを決める。
そこへ本当は生きていた雨の母親がでてきて
実の父親は他にいることまでも知らされてしまう雨。
それでも雨は朝春と一緒にいることを望む。
キャラメルボックスの役者さんはまだ顔と名前が一致しないんですが
今作の主演は若干12歳の福田麻由子ちゃん。
この福田麻由子ちゃん、『ラストプレゼント』や『女王の教室』を
見てて、上手な子役だなーと思っていたけど
舞台で観たらさらにスゴイ。
子役ではなくて女優さん。
大人にもひけをとらない声量。
しかも聞きやすい。
小学6年生の最後の夏休みをみっちり舞台で過ごす。
しかも一日2公演。
見事なプロだなと思いました。
物語は夏の夜にちょっとふさわしくファンタジーもの。
ステージはシンプルながら照明やちょっとした小道具によって
マンションの部屋になったりライブハウスになったり
病院になったり、釣竿を持っていれば目の前には川がひろがったりと
役者さんっていうのはすごいなぁと思います。
キャラメルボックスはストレート直球まっすぐな
まさに『演劇集団』
愛や夢や正義、ふだんは恥ずかしくて口に出せないことを
舞台にのせてずばっと投げてくる。
それがココロに響いて涙してしまう。
泣けるシーンなのにセリフや動きで笑いを起こしたりと
バランスも絶妙。
観たあとココロ洗われる感じ。
カーテンコールでのたたずまいも『演劇集団』
福田麻由子ちゃんの笑顔の“ありがとうございました”に
ずきゅーんっとやられちゃいました。
2度目のカーテンコールに麻由子ちゃんがいないのは21:00過ぎちゃったから?!
3度目のときには等身大のパネルでの登場でした。
わたしはお芝居のあとのカーテンコールでの役者さんの笑顔が
大好き。
麻由子ちゃん、最後までがんばってね。
演出脚本の真柴あずきさんはフライヤーのコメントで
ご自身の子供の頃の夏休みの思い出を語ってました。
そこには“会いたい人に会いに行く努力だけは、
できる限りしたいと思い、実行もするようになりました”と
ありました。
本当にそう思います。
だからわたしは会いたい人に会うために、
本日早退と有給取得の申請をしちゃいました。
まだ承認されてないけどね。
いまはいまじゃなきゃできないからさ。
うっきゃー。