本屋に平置きされてて、
“最後の一行を読んで、
あなたは作者が仕掛けたたくらみに、驚愕する!”なんて
コピーが書いてあったんもんだから
どんなもんかいと期待して読んでみたけど。
へぇ~、そうゆうことか・・・ってとこかな。
一家惨殺事件で生き残った少女が、殺人鬼になるまでが
書かれているんだけど。
どうも後味が悪い。
まぁ、あたりまえか。
追いつめられて、逃れるために罪を犯して、
罪を隠すためにまた罪を重ねて。
悪趣味なRPGのような人生だったフジコ
そこからは何も感じ取れない。
深みがないんだな。