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『ピンクとグレー』加藤シゲアキ

2014-05-22 00:27:40 | 本のこと


同じマンションで育った、スタンドバイミーのような4人
引っ越しでいつのまにか二人になった“ごっち”と“りばちゃん”
モデルのバイトから芸能界に入った二人の距離が
徐々に離れていく。

どんなもんだだろうと興味本位で読んでみた。

スタイリッシュな雰囲気を漂わせる表現、比喩は
ちょっとやりすぎ、ざざとらしさが無きにしも、だったけど。
それは、“ごっち”自身がつづっている世界だから
それもありか。

各章の表題が、年齢と飲み物の名前になっているのが
おもしろい、というかおしゃれ。
微妙な時系列がちょっとわかりにくかったけど。

どんどん住む世界が離れていく、ごっちとりばちゃん。
お互いが思っているのに近づけないのがせつなかったけど。
後半からの予想外の展開
お互いがああまでした信頼関係がいまいち読み取れなかったな。

“やるしかない。やらないなんてないから”っていう
フレーズはよかったな。

本当に彼が書いたのなら表現力あるなぁと思うよね。

脳内キャスティングは、ごっちは綾野剛かな。

 

 

ピンクとグレー
 
角川書店(角川グループパブリッシング)

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