『胡蝶殺し』近藤史恵

 

タイトルからして重ーい、アンハッピーエンドを想像してたけど。
そうでもなかった。

梨園での後ろ盾を無くした子役が、
母親と2人なんとかこの世界で生きていこうと必死になるんだけど、
さらに追い打ちをかけるように難聴になってしまうという。

後半、大人になって再会するんだけど。
子供時代よりさらっとしていて、このあたりももっと深く
描かれていたらよかったな。

近藤史恵さんの歌舞伎シリーズは映像化できそうなんだけど。
なかなか難しいのかね。

 

	胡蝶殺し
	小学館