@渋谷ユーロスペース
監督:万田邦敏
出演:小池栄子・豊川悦司・仲村トオル・篠田三郎
上映時間:108分
一家惨殺事件をおこした1人の男・坂口(豊川)は犯人として自ら名乗りを上げ
自分が逮捕される姿をテレビで中継させた。
そのときにカメラにむかって見せた“笑み”
たまたまそのTV中継を見ていた平凡なOL京子(小池)
坂口のその笑みに自分と同じ何かを見出した京子は
全てをすてて坂口にのめりこむ。
逮捕後一切口を開かない坂口についた国選弁護士の長谷川(仲村)
2人の狂気的な想いにまきこまれていく
京子は坂口に何を見たのか?
2月にここユーロスペースでレイトショーを観た時に予告を見て
気になっていた作品。
映画を観るときはたいていレディースデーか、もしくは前売りを買って
観るんだけど、これは珍しく定価を払ってまで観た。
予告で見たトヨエツと小池栄子の不敵な笑みが気になって・・・
一体2人を結んだのはどんな想いだったんだろうか?って。
ずっと他人から無視されて生きてきたと感じていた京子
きっと坂口も同じ気持ちだと信じて、獄中の坂口と結婚する。
今まで世間から無視され続けてきた分、今度は自分たちが世間を無視するんだと、
2人のことは2人にしか分からないと、狂気的な愛にのめりこんでいく。
最後、仕切りの無いところで初めて会った2人
京子は弁護士長谷川への贈り物として持ち込ませたナイフで
坂口を刺してしまう。
そして、“1人じゃ死刑にはならないんでしょ”と叫びながら
長谷川をも刺そうとし、そのまま接吻する。
タイトル『接吻』の意味はなんだったのかな。
2人の間にあった想いも、接吻の意味も理解はできないなぁ。
狂気的だけど、無視されて生きるよりは意味のある人生になったんだろうか。
物語は小池栄子の独白で進むのでとてもたんたんとしている。
それが緊張感あるというか、怖い感じ。
トヨエツは限られたセリフと表情だけの演技なんだけど
どうしようもなく厭世観がただよっていてさすがという感じ。
後味はあまりよくないけど、なんだかすごいもの観ちゃったなぁという感じ。
監督:万田邦敏
出演:小池栄子・豊川悦司・仲村トオル・篠田三郎
上映時間:108分
一家惨殺事件をおこした1人の男・坂口(豊川)は犯人として自ら名乗りを上げ
自分が逮捕される姿をテレビで中継させた。
そのときにカメラにむかって見せた“笑み”
たまたまそのTV中継を見ていた平凡なOL京子(小池)
坂口のその笑みに自分と同じ何かを見出した京子は
全てをすてて坂口にのめりこむ。
逮捕後一切口を開かない坂口についた国選弁護士の長谷川(仲村)
2人の狂気的な想いにまきこまれていく
京子は坂口に何を見たのか?
2月にここユーロスペースでレイトショーを観た時に予告を見て
気になっていた作品。
映画を観るときはたいていレディースデーか、もしくは前売りを買って
観るんだけど、これは珍しく定価を払ってまで観た。
予告で見たトヨエツと小池栄子の不敵な笑みが気になって・・・
一体2人を結んだのはどんな想いだったんだろうか?って。
ずっと他人から無視されて生きてきたと感じていた京子
きっと坂口も同じ気持ちだと信じて、獄中の坂口と結婚する。
今まで世間から無視され続けてきた分、今度は自分たちが世間を無視するんだと、
2人のことは2人にしか分からないと、狂気的な愛にのめりこんでいく。
最後、仕切りの無いところで初めて会った2人
京子は弁護士長谷川への贈り物として持ち込ませたナイフで
坂口を刺してしまう。
そして、“1人じゃ死刑にはならないんでしょ”と叫びながら
長谷川をも刺そうとし、そのまま接吻する。
タイトル『接吻』の意味はなんだったのかな。
2人の間にあった想いも、接吻の意味も理解はできないなぁ。
狂気的だけど、無視されて生きるよりは意味のある人生になったんだろうか。
物語は小池栄子の独白で進むのでとてもたんたんとしている。
それが緊張感あるというか、怖い感じ。
トヨエツは限られたセリフと表情だけの演技なんだけど
どうしようもなく厭世観がただよっていてさすがという感じ。
後味はあまりよくないけど、なんだかすごいもの観ちゃったなぁという感じ。