2017年11月3日(金・祝)のこと。
@TOHOシネマズ新宿
9:50の回上映後
監督:滝田洋二郎
原作:田中経一
出演:二宮和也/西島秀俊/綾野剛/宮崎あおい/竹野内豊/西畑大吾/大地康雄/兼松若人
上映時間:126分
ワケあって、今さらだけどメモ。
安定の生中継での鑑賞です。
まったく前情報無く観たけど、のっけから、
こういうストーリーなのかーと思いのほか、引き込まれた。
そもそも、にのと西島秀俊さん、宮崎あおいさんの時間軸が
違うってことも知らなかったもん。
一度食べた味は忘れない絶対味覚を持つ天才料理人のにの演じる佐々木充
高額の報酬で依頼された料理を再現するという仕事をしていると
そこに、「大日本帝国食菜全席」を再現して欲しいという依頼が飛び込み
中国へ。
やはり、料理がテーマの物語だけあって、
調理シーンが見事。
時代が変わっても、おいしいものへの気持ち、
美食への飽くなき探求心は変わらないんだなぁ。
竹野内豊さんは帝国軍人役。
軍服が似合うというか、軍人役似合う。
今回、にのの演技で、おおぉーってなるところはなかったけど、
右手で料理をしてるのはすごいなぁと感心。
西島秀俊と一緒に満州にわたった料理人の役で
関西Jrの子が出ていて。
演技上手だったな。
綾野剛さんは、そんなに出番はないけど、
中華鍋をふるうシーン、みょうにハマってたというか。
チャーハン食べたくなったよ。
最後は、ちょっとホロリ。
舞台挨拶で、“もう一度観るならここを見てほしい”みたいな
質問になったんだけど。
わりと冒頭の場面で、にのが料理人をしているお店のお客さんに
料理監修の服部幸應先生がエキストラ出演したいたとか。
それは気付かなかったー。
もう一度観たい。
ラスト、エンドロールで、「大日本帝国食菜全席」のレシピの
昔と今の料理の映像が流れるのがすごくよかったな。
だいぶ記憶が薄まってしまったけど、いい映画でした。