2018年2月2日(金)のこと。
@IHIステージアラウンド
18:00開演
1幕
1時間30分
休憩20分
2幕
2時間5分
合計
3時間55分
捨之介/福士蒼汰
天魔王/早乙女太一
無界屋蘭兵衛/三浦翔平
極楽太夫/高田聖子
贋鉄斎/市川イッペー
兵庫/須賀健太
霧丸/平間壮一
狸穴二郎衛門/渡辺いっけい
渡京/粟根まこと
劇団☆新感線が、360度回転する新劇場で1年かけてロングラン上演する
『髑髏城の七人』の第4弾《Season月》
4作目は、ダブルキャストということで
福士蒼汰さんが捨之介を演じる《上弦の月》を観て来た。
全体的には、“若い”髑髏城だったという印象
新感線初参加の方が多かったと思うけど、
それはそれでそれぞれとてもよかったな。
福士蒼汰さんは、立ち回りは、新感線と比べたらさすがにちょっと、、
というところはあったけど、足さばきがキレイだったな。
オープニングの
「三途の川に捨之介」っていうキメ台詞がすっごくきまっていて
ぞくっときた。
三浦翔平さんが想像以上だった。
映画やドラマでのちょっとチャラい役のイメージだったんだけど、
立ち回りもキレキレだったし、セリフも聞きやすかった。
顔もキレイだわ。
蘭兵衛が、天魔王のところに行くときの「この命高くつく」みたいなセリフを
言うところがトリハダものだった。
そして。
観る前から、期待大の早乙女太一さん
《Season鳥》では蘭兵衛を演じていたけど、今作では天魔王
これがもう、すばらしかった。
立ち回りのスピード感はさることながら
今回はマントさばきがもう。
あの幅広のマントをキレイに翻しながらの
剣さばき。
ダイナミックなのに美しい動き。
扇子の広げ方も流れるような動き。
指先まで美しい動き。
天魔王と蘭兵衛のシーンは、蘭丸には“生きろ”と言った信長への
愛したほどには愛されなかった想いがあふれていて
悲しくなってしまった。
須賀健太くんはフレッシュでヨカッタ。
今までの沙霧のポジションが霧丸という男役になって。
霧丸を演じた平間壮一さんは、セリフ回しですぐに舞台の人っていうのが分かる。
アクションが良かったな。
渡辺いっけいさんはさすが新感線出身だなーと思う存在感。
家康の最後の方の、ここが大阪より京よりも栄えるっていう
江戸城と東京を思わせるセリフがやっぱり好きだな。
関八州荒武者隊の歌とダンスがよかったな。
他も歌がすごくよかった。
今までの歌って、シーズンごとに全部違うのかな?
サントラ欲しくなっちゃう。
市川いっぺーさんの鴈鉄斎と捨之介のシーンはアドリブなのかなー
福士くんを笑わせて、“そのニコニコをお客さんにも見せてあげないさい”とか言ってた。
アドリブと言えば、関八州荒武者隊が♪こなぁ~雪って歌ってたけど
これもアドリブ?
天魔王と蘭兵衛が無界の里を襲うところは、4回めでもやっぱりつらい。
カテコで笑顔が見られるのがうれしい。
これで花鳥風月でそろった。
この後春に《極》
全部観終わったら、マイベストキャストを決めようっと。