2013年8月9日(金)~8月10日(土)のこと。
去年、初めての富士登山はずーっと雨で、まるで修行。
ご来光どころじゃなく、これホントに富士山か?って感じだったので、
今年はそのリベンジ。
折しも世界遺産に登録されたけど、登録されたから登るんじゃなくて、
我々はあくまでもリベンジなのである。
ツアー中っていうのもあって、あんまり事前準備はできなかったんだけど、
富士スバルラインの五合目から登り始めて、7合目あたりの山小屋に泊まって
翌朝頂上手前でご来光を拝むという、去年と同じコース。
新宿から高速バスで五合目まで。
高山病予防のためになるべく五合目で体を慣らしたほうがいいっていうんで、
ここでごはん。
噴火丼というネーミングの麻婆丼をいただきました。
富士山小御獄神社でお参り。
青空が気持ちいいお天気。
登山開始~。
ゆるやかな登山道をゆっくり登っていくと6合目。
派出所があります。
山頂の気温は9度
6合目は15度くらいだそう。
山小屋に物資を運ぶブルトーザーと遭遇。
バリバリバリ~~って音を立てながらガシガシと進んでいくのが
なんだかカッコよかったー。
側壁のあるジグザク道を登っていくとその上の方に山小屋が見えてくる。
7合目の最初にある山小屋から数えて4つ目の山小屋『鎌岩館』がこの日のお宿。
若いスタッフさんが手際よく案内してくれて、
ちょっと休憩してから夜ごはん。
ハンバーグ定食
おいしくなかったり、食欲なくてあんまり食べられなかったときのために、
梅干とふりかけを持参したけど、ふりかけ無しでおいしく食べられた。
山小屋から見た夕暮れの空がキレイだった。
ごはんの後は、もう翌日の格好に着替え。
19時には消灯だったけど、そんな早い時間からは
なかなか寝付けず。
熟睡しちゃうと呼吸が浅くなって高山病に、なんていう心配もあって、
目をつむってはウトウトして、寝てたんだか寝れてないんだか、
よく分かんない。
ときどき水飲んでまたうとうと。
22時頃トイレに行ったら星がキレイだったなー。
下界の街明かりも見えた。
うとうとしつつ、起きる前の1時間くらいは夢をみるくらいしっかり眠れたかな。
1時頃起きだしてしたく。
寝床から出て、ごはん食べた座敷でお化粧して準備。
1:55頃、山小屋出発ー。
ヘッドライトの明かりで岩場を登っていく。
七合目から八合目は険しい岩場。
なるべく段差の低い足場を選んで登りすすむ。
よいしょ、って登ると足にも負担かかるし、息があがっちゃうからね。
星がキレイだったなー。
進む先の稜線に星が見える景色っていうのは富士登山ならではなんじゃないかな。
延々と続く八合目の途中、白雲荘でご来光待ち。
寒かったー。
みるみるうちに変わっていく空の色。
少し雲がかかっていたので、まんまるなご来光と言うんでは
なかったけど、一日の始まりをつげる太陽が昇るさまを
じっと見守った。
こうやって、静かに一日が始まるんだなーと。
感動ってほどではないけど、
ただただキレイだなーと思った。
自然の作り出す美しい色。
太陽のチカラっていうのはすごくって、
あっというまに気温があがってきた。
そして、その先は赤い砂と小石の道が続く。
やっと一つ目の鳥居が見えてきた。
わりと元気に、ジャニーズしばりしりとりをしながら登った。
チケットが当たらないよう→運だからしょうがないよ→ヨコハマチーク
→クレイジームーン→×ダメじゃーん、みたいな。
もっと思考回路がちゃんとしてるときにまたやりたいね。
一つ目の鳥居を通過~
二つ目の鳥居。
一緒に、せーのっでゴール。
山頂からの眺め。
雲の上にいるんだなーと実感。
ご朱印もらって、記念撮影して、山バッチも購入。
ごはんは、山小屋でお弁当を持たせてもらったんだけど、
食べきれなそうなんで、持参したおやつをもぐもぐ。
10時頃下山開始。
山頂は肌寒いくらいだったけど、だんだん暑くなってきて、
着ていたレインウェアを脱いだ。
下りは砂利でひどい砂埃
じゃりーっと滑って転んだー。
雲と空がキレイでやたらと写真撮っちゃった。
いっぱい咲いていたこの植物は、オンタデというらしい。
下りは景色もあまりかわらず、ジグザグが続く。
やっとここまで来たかーってところからがもうひとふんばり。
これから登ってくる方たちともすれ違ったけど、
人が多かったー。
あんだけの人が山頂でのご来光を目指して登ったら
そりゃ渋滞もするでしょうよ。
わたしたちは山頂でのご来光っていうのにはこだわりなかったからね。
だいたい去年と同じくらいの所要時間でゴールっ。
ビールがおいしかったぁ。