ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

秋色*4人展

2007-11-04 23:38:54 | もっとほかのこと
@ギャラリー*青らんぎ(小平)



nokoのアジア雑貨『cha-tu-cha』
mattinaさんの手作りBag
須永彩子さんの器
それからわたしは今回はじめて目にしたChakraさんのリース
ステキな4人からうまれたかわいらしいモノたちが
おなじみギャラリー青らんぎに集まった。





落ち着いた空間でひと通りかわいいものたちを眺めたあとは
nokoのお手製ケーキで一服。
コレが目当てでやってきたんだよね~

ケーキは
・キャラメルチーズタルト
・バナナレモンチーズケーキ
・栗の黒糖ロール
の3種類



家庭用のオーブンで1人で3種類のケーキを作るって
どれだけ大変なことか。
本当に毎度のことながら感動しちゃいます。
こんなステキな友人がいて幸せだ。

わたしはバナナレモンチーズケーキをいただきました。
バナナだけどレモンと一緒なので甘すぎずさっぱりとしてておいしい。
このお皿が須永彩子さんの作品。
彼女の器はどれもほんのりとした色合いがステキ。



それから、消しゴムスタンプを使ったポストカードを購入。
どうしてこんな繊細で味のある線をカッターや彫刻等で作れるんだろ。
魔法だ。



天気のいい秋、ほっこりとした空間でした。

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『グッド・シェパード』

2007-11-03 23:21:32 | └映画のこと
@池袋HUMAXシネマズ

原題:THE GOOD SHEPHERD
監督・製作:ロバート・デ・ニーロ
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:エリック・ロス
出演:マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、アレック・ボールドウィン
   ロバート・デ・ニーロ
上映時間:167分

CIAがまだ組織になる前、その前身だった諜報機関にスカウトされ、
アメリカ国家のため自分と家族とすべてを犠牲にした1人の男の苦悩。

上映時間167分と長丁場、分かりにくかったなぁー。
第二次世界大戦の頃のアメリカ、イギリス、ドイツの関係性や
キューバ危機のことが頭に入ってないとどうも難しい。

タイトルの“GOOD SHEPHERD”ってどんな意味だろうかと思ったら、
パンフによると、新約聖書のキリストの“良い羊飼いは羊のために命を捨てる”
という言葉の引用だそう。
アメリカ国民のために良い羊飼いであろうとした主人公エドワード(マット・デイモン)

誰がどこのスパイなんだか、観ててわからんちんだったけど
とにかくただひたすら、マット・デイモン演じるエドワードは孤独。
人が信じられないのではなく、信じてはいけないという日々。
そんな役を、今やハリウッド1の稼ぐ俳優とも言われているマット・デイモンが
見事に演じていた。
ただ1人愛した人とのささやかな時間に見せるうっすらとした微笑が
せつない。
こんな役をこなすマット・デイモン、やっぱり好き。

ロバート・デ・ニーロは久しぶりに観たけど、やっぱり大御所。
迫力あるなぁ。
知らなかったけど今作のプロモーションのために来日してたみたいで
そのときには字幕でおなじみの戸田奈津子さんがデニーロご一行と
ご一緒したらしい。
箱根の彫刻の森美術館や湖をめぐり、新幹線で京都に移動して
二条城の鶯張りの廊下を訪れたってさ。
ひゃーあのデニーロが!
いったい京都ではどこの宿に泊まったんだ。
すごいなぁ。

次は、『ボーン・アルティメイタル』で“動”のマット・デイモンが
楽しみだ。

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『大徳川展』

2007-11-02 23:36:58 | 月イチ美博のこと
@上野公園 東京国立博物館




“この大は二度とない”っていう文句にひかれて
金曜夜に行ってきた『大徳川展』

徳川将軍家、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家と
徳川家ゆかりの社寺に伝えられた宝物が一堂に会したこの展示。

甲冑、名刀、書物や輿入れした姫君の雅な品々などがたくさん。

家康が関が原の戦いで身につけたという甲冑
今から400年も前の戦の場にあったものを今ここで目の前にしていることに
鳥肌がたちそうになった。
甲冑っていうのはいわゆる戦闘服のようなものだと思うんだけど
とにかく豪華で、戦そのものも装備品も権威の象徴なんだなぁと
思った。

国宝級の名刀は、刀身の冷たい輝きにゾクゾクした。
葵紋のすかしが施された太刀拵(たちごしらえ、刀の鞘)も美しい。
400年も前のものがこうやって美しさをたもてていることがすごいと思う。

家康の遺品には当時には珍しかったはさみや鉛筆、洋時計など
どれを見ても権威を感じる。

どれもこれもすごいなーってものばかりなんだけど
なかでもひときわ感動したのは千代姫、和宮様の婚礼調度品。
徳川家の葵紋と和宮の葉菊紋をあしらったお道具の数々が見事で
見ほれてしまう。
ぜいたくな調度品は、公家から将軍家へ、いわば政略結婚のような形で嫁いできた
姫君の心をなぐさめるための豪華さだったのかな。
今も昔も人には心があるわけで、きっとつらかっただろう和宮様の
なぐさめになった美しい品々。
それが時を超えて今の世の中の人にも感動を与えていれば
和宮様も報われるかな。

閉館までの1時間ちょっとじゃあ時間が足りなかった。
とにかく圧倒感動。
どんくいらいよかったかと言うと、三千円もする図録を買ってしまったこと。
1年くらい前からなにかと美術展とか博物館に行くようになったけど
図録を買ったのは北斎とこれの2回のみ。
そんだけよかった。
日光東照宮に行きたくなったし、今度名古屋遠征したら徳川美術館にも
行きたくなった。

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『やじきた道中 てれすこ』試写会

2007-11-01 23:49:51 | └映画のこと
※ネタばれアリ

@有楽町朝日ホール



監督:平山秀幸
脚本:安倍照雄
出演:中村勘三郎・柄本明・小泉今日子・ラサール石井・笑福亭松之助
   淡路恵子・間寛平・波乃久里子・松重豊・山本浩司・吉川晃司
   鈴木蘭々・ベンガル・六平直政・星野亜希・藤山直美・國村隼
   笹野高史
上映時間:108分

おなじみ“弥次さん喜多さん”コンビが、花魁の足抜けのためにひとはだ脱いで
病床に臥せった父が待つ花魁の故郷へと3人で旅をする。
妻と子供に先立たれた弥次さんと、大根役者の喜多さん
威勢のいい花魁お喜乃
3人の旅道中は、詐欺師の浪人夫婦や人に化ける子狸、足抜けした喜乃を追いかけるやくざと
すったもんだあっての珍道中。

フライヤーの出演者の順番ではだいぶ後半だけど、吉川が出演しているこの作品。
吉川が出演するらしいと1年前から情報はあったのがやっとこさ公開される。
一般公開より一足早くおがめるなら!と、試写会応募はそこそこしたものも
当たりの気配ナシ
そしたら見事当選したお仲間からお誘いいただいて観られることに
当選したご本人はお仕事の都合がつかず、ぐっさんと一緒に観てきた。

わたしもぐっさんも勘三郎さんファミリー好きなので
きっと吉川が出ていなくても観に行ったであろうこの作品の感想と言えば
素直に笑えてじんわり温かい。
オフィシャルサイトで勘三郎さんが、“この作品の見所は・・・別に無いです”
って言ってるけど、見所といえば役者さんたちの個性かなと思う。
作品全体を通してのテーマとか小難しいことは無くて、とにかく笑ってしまう。
勘三郎さんはまんま勘三郎さんなんだけど、最初から最後までキラキラいきいきと
している。
“怪演”と評される柄本明さんの演技がまた見事で
動きや表情がなんともおかしい。
キョンキョンの花魁ぶりも威勢がよくって気持ちいい。

酒乱の喜多さんの大立ち回りのおかげで一文無しになってしまった3人が
子狸を鍋にしようとするところ。
狸を食べたいとはとうてい思えないけど、狸鍋が出来るさまを
弥次さんが語るところ、お味噌の香りがただよってきそうなくらい
おいしそうだった。
狸鍋になるところを逃れた子狸が人間に化けて助けてくれた
お喜乃と喜多さんに恩返ししようとするのがかわいい。
食べようとした弥次さんにはシラっとした態度なのも
ちょっと今風でおもしろい。

里の父が病気というのは足抜けするための嘘だったお喜乃は
弥次さん喜多さんの元を離れて1人旅を行く。
それでもお喜乃の里へ向かった二人、お喜乃を追ってきた
やくざものと間違われられてお喜乃は死んだとだまされる。
沼から上がらないお喜乃の亡骸を、弥次さんが必至に探す姿に
ちょっとホロリときた。

さて、肝心の吉川の登場場面。
弥次さんが旅の途中の宿で出会う浪人。
襖の向こうの部屋で女の人の泣く声がして、弥次さんがのぞくと
奥方をなぐさめる浪人がいてそれが吉川。

ここでわたくしファン失格の失態を犯しました。
ハイ、そこに正座!って感じです。

泣いている女の人をなぐさめる“もう泣くな”という姿の見えない一言。
“今の声・・”ってぐっさんに言われた瞬間
椅子から飛び上がりそうになった。
泣いている声に気を取られていた~~~~(←言い訳)
姿が現れてからはスクリーン凝視!

もう一度弥次さんが覗くと奥方の姿はなく、しゃれこうべに向かって
お経を唱えている吉川浪人。
弥次さんが話を聞くと、奥方は自害してこの世にはおらず
お墓をたてるお金もなくこうしてしゃれこうべを拝んでは
ときどきこちらの世界にもどってくる奥方の幽霊と語っているという。
そんな吉川浪人の話にほだされて、弥次さんはなけなしのお金を
吉川浪人にあげる。
しかしっ、実はそれは全部お芝居で押入れに隠れていた奥方と
“江戸のもんは騙しやすい”とお国言葉ではしゃぐっていうオチ。

このはしゃぐ姿と声が、今までに見たことない吉川でとても新鮮だった。
奥方(たしか名前はキク)のひざに手をおくところや
お経をとなえる声に萌え萌えの惚れ惚れ
巻きもどして何度も観たい気分。

この吉川浪人の話がお喜乃の亡骸を引き上げたところに
うまいことつながっていてなかなかおもしろい展開。
フライヤーを見ると、タイトルの『てれすこ』をはじめ
『浮世床』『お茶汲み』などなどさまざまな落語のネタが
ちりばめられているとか。
そうだったんだ~。
落語っていうと『タイガー&ドラゴン』に出てきたネタしか
知らないもんで分からなかったよ。
知ってるときっともっと楽しめそう。

観終わると、お調子もので情にもろくてやさしい弥次さんと
一緒に旅したくなる。

吉川登場シーンのあんなとこやこんなとこもじっくり見るために
もう1回お金出して観にいくぞー。

さて、終わったあとは有楽町ってことで最近オープンした『イトシア』を
のぞいてみた。
なんだかまぁこぎれいだこと。
でも21時近いっていうのにどこのお店も混んでいたのであきらめて
庶民に馴染みの銀座インズの地下のおでんやさん『石』で一杯。
『てれすこ』に乾杯しました。

そう言えば、会場でわたしたちの後ろに座っていた女子3人組。
年の頃はわたしたちと同じくらいか上って感じ?
上映終わったとたんに辛口トーク
“おもしろかったけどお金だしてだったら怒るよねー”とか
“キョンキョンきつかったねー”とか。
極めつけは“吉川晃司ヘタだったね”と言ってたらしい。
フンっ
わたしたちファンが言うのはいいけど、そうじゃない人に言われるのは
なんだか“カチン”っとくる。
何にも知らないくせに~
感想はひとそれぞれだけど、自分がよかったと思ってるそばから
よくなかったって声を聞くのはなんだかね。
映画やお芝居、Liveいろいろ行っているけど
わたしも辛口トークはその場を離れてからにしよっと。

『てれすこ』いいです

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『タヒチ タイッチのリゾート気分で』国分太一

2007-11-01 23:16:15 | 本のこと
太一の誕生日に発売されたこの本。
買ったはいいけど一体いつ読むんだろーって感じだったけど
ちょうど手元に読む本がなくて買い足すお金もなかったもんで
読み始めたらけっこうさくさくっと読んでしまった。

正直なところ、文章というか文体的にはそんなに好みではないけど
プロのモノ書きさんじゃあないんだからそりゃ当たり前。
締め切り時間のあるなかでこれだけ書き続けられることがすごい。

飾り気の無い素直な文章が綴られていて、読んでいて
太一のまじめさ、一生懸命さ、努力家なところが感じられる。
太一の感動がまっすぐに伝わってきて泣けそうになったり。
LIVEの感想を書いているところなんて、その感動をわたしも思い出して
泣きそうになっちゃったよ。

DASH村に4ヶ月ぶりでロケに行った日には、自然に癒されたみたいで
“時間を作ってでも自然にふれたほうがいい”って。
うん、そうだね。
自然にふれたいなー。
月イチ美博もいいけど、月イチ自然もいいな。

写真家の梅佳代さんとの撮影散歩企画もよかった。
梅佳代さんは、“写真って記念と記録”って言っていた。
うん、なるほど。
わたしが写真いっぱい撮るのは、その時の自分と“記憶”を“記録”するってところか。

太一の家族や、共演者、お友達からのコメントもあって
太一はみんなから愛されているのねーっていうのが伝わってくる。
読み終わったらなんだか太一に近づけた気分。

チゲ鍋食べたいなっと。


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