黒薔薇アリス 水城せとな
2巻目、面白くなってきましたね。
アリスの見た目ブリブリモードが少女マンガよんでるぞぉ!という気分にさせます。
波打つ金髪、フリフリの洋服、豪華なベッド、ドレッサー、
少女マンガを読むしあわせってヤツですか。
そして逆ハー設定うふふですね。
もっともいいのが
アニエスカの風貌に菊川梓 28歳 高校教師の中身。
あの顔で、高い理解力と適応力。魅力的です。
レオの寿命、ディミトリの苦悩、櫂&玲二の微妙な野望。
そしてアリスは光哉に対してあくまで
大人として、見知らぬ女の子として振るまえるのか。
期待して3巻目を待ちます。
そして、これ。
俎上の鯉は二度撥ねる 水城せとな
読みましたよ。
エロ度は『窮鼠はチーズの夢を見る』の方が上のような気がしますが、どうでしょう。
先の見えない恋の話ですから、登場人物みんな悩んでますし、
深~く読み込んでいる読者が多そうなので、深い話はそちらに任せて、
恭一カッコ良くないですかぁ!
あとがきで著者自身が「彼なりに出来る範囲で漢(オトコ)にしてやりたい!
という気持ちで、そうなったんじゃないかなと思えるところまで
描き続けてまいりました。」とあります。
充分、漢になってますよね。彼も深淵を覗きイイ男に成長したのでしょう。
自分はBLも好きですが、やっぱり男×男より、男×女の方がいいかな。
画的に綺麗なのがいいな。
(男×男は画が上手ければ上手いほど、
ゴツイ感が出てしまうので美しくはないなぁ・・・と)