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好きなことだらけさ…

『パリ猫ディノの夜』

2013年07月18日 | 映画 アニメ

パリ。オス猫のディノは、女警視ジャンヌ(声:ドミニク・ブラン)と、
6歳の娘ゾエの忠実な飼猫として暮らしている。
ジャンヌの夫でゾエの父親はギャングのボス、ヴィクトル・コスタ(声:ジャン・ベンギーギ)に殺され、
そのトラウマからゾエは失語症になっていた。
夫の仇を討つ思い、コスタが人生を賭けて狙う“ナイロビの巨像”の監視、
そして多発している宝石や美術品等を狙う
カリスマ怪盗ニコ(声:ブルーノ・サロモネ)を捕まえる任務を背負ったジャンヌは多忙な毎日。
そんな状況下、ディノはトカゲを狩ってはゾエにプレゼント、
一日中淋しい思いをしているゾエを慰めるのだった。
一方、家事を手伝うクロディーヌ(声:ベルナデット・ラフォン)は、
よく働く家政婦だが、なぜかディノとは相性が悪い。
そんなある日、ゾエはディノがプレゼントしてくれたダイヤが埋め込まれた魚のブレスレットを見て、
これをどこで手に入れたのかと疑問を感じる。
その晩意を決して、ディノを追跡するゾエ。ディノの散歩道は、
パリの街を一望に見渡すことのできる家々の屋根だった。
やがて、偶然にもコスタとその部下たちの密談を聞いてしまったゾエは、
クロディーヌがコスタの一味であることを知ってしまう……。
(Movie Walkerより)

2012年アカデミー賞ノミネートのフランス映画。
世界初のアニメ・ノワールと銘打った本作。
画は確かにいい。色使いもトーンを抑えながらも暗くならず、
猫や人物の表情や作画もフレンチテイストな感じで、オサレアニメになってると思いました。
でもね、ストーリーがええっ
!?子供だましかよ的に終わりましたw

ディノのお話かと思っていたのに人間のお話でした。
おまけにカリスマ怪盗ニコの処遇はあれでいいのか?
そりゃいい人かも知んないけど、仮にも怪盗だろう。
リュカが一瞬追いつめただろう。
そこんとこ無かった事になってて、ジャンヌといい感じって…。
ジャンヌが警視じゃなかったらアリかもだけどぉ。
アニメ・ノワールってほど闇でもなかったしw
もうちょっと大人の鑑賞に堪えうる作品かと思って観に行ったけど
ちょっと期待外れだったかな。

まあでも、ニコは動きが猫っぽくて面白かったし、
ゾエは可愛かったから許してあげようw