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大学教授キョトンCブログ!!
スウェーデン9日目、ヨーテボリ3日目。オセロ中島心配。
昨日は、今進行中の<極秘企画>の作業のために、明け方から午後1時までホテルにカンズメになっていた。
そこそこイケてると思っていた成果物が、あまりに回りくどいため(私の大きなクセ!)、あるいはスウェーデンの状況にあっていないことから、<モット・シンプルに!>とのお告げを受け、大改造。
お告げの主様から、a:ltanativt をいただいたので、その指示に従って、大改造。中には、ちょっと無理なリクエストもあったが、私なりに、代替案を示すことで、折り合いをつけたいところだ。
追加すべき事柄も幾つか出てきたが、それは帰国してからの対応に。
今回は、この<極秘企画>のための打ち合わせが主たる渡瑞の目的。
極秘企画のために、3月1日には、ヨンショーピング・コミューンを往復する。往復4時間かけ、打ち合わせは1時間半。
その日は、3時間以上かけて、コペンハーゲンへ移動。合計7時間以上の電車の旅。
さて、昨日午後1時以降はカンズメから自己を解放し、電車やバスに乗って、ヨーテボリをノープラン散策。
ただボーっと、乗りものに乗るのも楽しい。
車窓を眺めながら、ふと考えていたのが、極秘企画のことではなく、オセロ中島問題。
一体、どうなっちゃったんだろーか?
レギュラー番組を勝手に休み、先日は全ての番組の降板が決定した。
個人事務所マンションの家賃を滞納し、契約が切れているにもかかわらず、不法に占拠している。
<肉ばかり食べて太った>頃からおかしいなとは思っていたが、背後に<占い師>の存在が。
占い師だけではなく、その親族二人もかかわっているようだ。
父親が弁護士を使って必死に娘の救出に動くが、今のところ効果はない。父親の心情がよく分かる。
占い師へ傾倒していくきっかけが、失恋だったと言われているが、定かではない。
裁判にも応じず、全て無視。1000万近い賠償金を踏み倒せるのか?
GW頃には、強制執行が待っている。
社会的にも、法律的にも、オセロゲームは終了している。中島の完敗でR。
占い師の女性は、一体、オセロ中島の人生の何を占ったのだろうか?
占い師も完敗だ。
勝負がついたオセロゲームの盤面をひっくり返すような<無茶なことはせず><自暴自棄にもならず>
早く、松竹芸能に復帰してほしい。
松竹がいやなら、人力舎はどうか。
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昨日のアルコール
休肝日 (珍しいことが起きるものだ!)
今朝の血圧・脈拍
右・・・120-80-67
左・・・141-93-76
スウェーデン8日目、ヨーテボリ2日目。
ここ数年、ヨーテボリを訪問したら、必ず立ち寄るコミューン(基礎自治体)がある。
今回もそのコミューンを訪問した。
朝10時にお邪魔し、午後4時半まで、滞在した。
こちらのコミューンでは、Aさんにいつもお世話になっている。
今回も本当にお世話になった。
ストックホルムではTさんにいつもお世話になっている。
さて、今回も、毎年のことなので、いつものバスターミナルのいつものプラットホームに行くだけだ。
朝9時20分にそのプラットホームにぷらっと行けば、ものの30分で到着する。
あまり効果がないのだが、ひげそりを3つもトランクに入れるほど、<心配性>なので、
今回も何かあってはまずいと、朝8時50分に現場のニルスターミナーレンに到着した。ホテルから90秒。
心配が見事的中!
心配のビンゴだ。
<緑急行>というバスが、ないのでR
正確に言えば、私の目当ての路線が見当たらないのだ。
目の前が真っ白になり、血液の循環が悪くなる。
キョトンZZZ状態。
そっと、卒倒しそうだ。
バス案内所に駆け込む。月曜日朝ということもあり、多くの人が整理番号を持って待っている。
余裕の30分が、残り20分となり、17分となり。。。。
残り15分となったところで、やっと順番が来る。
窮状を訴えたところ、<乗リ場>がこのターミナルではなくなったとのこと。
ウッソー!!
これまで、過去数年、このターミナルだったのに。
窓口のお姉さんが早口の英語でまくし立てるので、さっぱり要領を得ない。
<お宅、ヨーテボリの地図もってまっしゃろ。その地図に×つけてくれまへんか。そのバス停の番号か記号も教えたってーな。ここから何分ぐらいかかりまっしゃろ?>
とお願いする。
初めて通る道で、10分ほどかかる。余裕が残り5分となる。
運よく、小生が到着したら、ビンゴのバスが停車していた。真冬なのに、汗だく。
コート全体から湯気が出ていたに違いない。
こんなに慌てたのは、久しぶりだ。
早めに動いて正解だった。
約束の時間の5分前に到着できた。
心配性でなければ、完全に遅刻していた。
心配性も<時には効果抜群なのでR>
朝からこんなに走ったのも久しぶり。いい運動になった。
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昨日のアルコール
ちょっと太めの瓶ビール 1本
今朝の血圧・脈拍
右・・・120-79-75
左・・・125-80-74
<ケツアツサガール>は飲んでいないのだが・・・・??
スウェーデン。7日目。
思い出深い未踏の地、エステルシュンドを朝7:48に離れる。
ホテルA:lgenのフロントの陽気なお姉さんに、明日朝早くチェックアウトしなければならないので、ホテルでいただいた2晩の夕食の清算を、とお願いする。
日曜日の朝食時間は8時から。そのお姉さんが、<朝食バッグ>を作って部屋の前に置いてくれていた。
パン、バター、ゆで卵、塩、りんご、大きめのブルーベリーヨーグルト、オレンジジュースのパック、スライスされたチーズ。
ストックホルム行の電車に乗り込み、<朝食バッグ>をいただく。
朝6時に、部屋からタクシー会社に電話。
朝7時に、スラットしているがブスっとしているお姉さんがタクシーの後部を開けて待ってくれていた。
早朝のエステルシュンド駅の様子も写真におさめる。
6時間の長旅。
積極的に寝たり、瞑想したり、資料を見ていたらいつの間にか寝ていたり、トイレに立ったり・・・・
ストックホルム駅ホームで45分の待ち時間を過ごす。
ここでも写真。
逆光の中、市庁舎を撮ったり、電車に乗込む人々をロングショットで撮ったり。
今度は、ヨーテボリ行。3時間の長旅。
でも飛行機と異なり、長時間乗っていても、プチエコノミー症候群に陥ることはない。
血液は、サラサラ循環しているようだ。
ヨーテボリは、いつもの駅上に聳えたつ<First Hotel G>にチェックイン。
だめもとで、バスタブの部屋をと言ってみたが、
フロントの優しそうなお姉さんが、そんなのNej!! ときっぱり。
以前、ビンゴしたこともあったので、根気よく聞くしかない。
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昨日のアルコール
中ジョッキ換算で 1.3倍サイズ 1杯
今朝の血圧・脈拍
右・・・118-82-76
左・・・136-88-78
大きな湖の冬祭り イン エステルシュンド!!
昨日は、写真撮影の日。
『岐路に立つスウェーデンの高齢者ケア』というタイトルからすれば、
夏場の写真よりも<冬場の写真>が欲しいところだ。
エステルシュンドで写真をたくさん撮り、そのうち何枚かを、本の表紙か裏表紙に使いたい。
昨日は、時々晴間がのぞく素晴らしい天気。
写真撮影にはうってつけだ。
ただ、道路がアイスバーンのように、ツルッツル。
とりあえず、大通りを、<広場>に向かって歩く。
時々吹く横殴りの風が、まあ、冷たいこと。
何と部屋に帽子を忘れてきてしまった。トホホ。。。
広場で写真を撮り始めたところ、何やら西に広がる湖の方で、人が群がっているのを発見。
もともと広大な湖、STORSJO:Nという湖で写真を撮るつもりであったので、早速移動しようとする。
がしかし、問題発生!
その湖に到達するために、急な下り坂を下りて行かなければならない。
普通の靴では、転倒確率100%の坂だ。
少し下りてみようと試みるが、案の定、アシ・スベール、ゼンシン・フラツーク。
広場の西隅に登山用具店を発見。
靴の前方に巻きつけるゴム製の紐がないかチェックする。
ない。
でも帽子は売っていた。
ありがたや。
しばらく店内を探して回る。
すると、帽子の反対側の入り口近くに、あるではないか!ビンゴだ!
2年まえにインターネットで購入した<STABILicers Lite>が!
アメリカ製でLサイズが2つ、Mサイズが2つ売っているではないか。
どっちのサイズがマッチするか、装着してくれまへんか?帽子も今使いまんねん。
よろしおま。
ということで、Lサイズがジャストフィット。
こんな幸運があるのだ。ビックリ!
両方で合計48個の鉄製のピンで支えられ、へっぴり腰にならずに難なく、湖の入り口まで下ることができた。
昨日午前11時が、<湖冬祭り>のスタート。週末にイベントが行われ3月下旬まで続く。
頑丈な屋台も数軒出ている。あちこちでバーベキューも。
簡易椅子を並べて、寒風の中、日光浴をする家族連れも。
その大きな湖は全面氷で覆われている。
反対の岸まで、スケート用の直線コースが整えられ、その両脇は、歩行者用の雪道に。
直線コースは、1.5キロほどありそうだ。
横殴りの風で、地面の雪が舞う。
マイナス25度はありそうだ。
風邪が悪化しそうなほど寒い。
755メートルほど進んでみた。
足は平気だが、手袋をしていても指が寒さでやられそう。
頬も痛くて我慢ができない。
凍傷になる寸前まで来ているように感じた。
何より、デジカメが故障するのではないかと危惧する。
向こう岸まで行っても、別に何かがあるわけではない。
ときどき覗く太陽の光と寒風のせいで、被写体がどこまでうまく収まっているのか、その場でチェックすることができない。
アテズッポウで、写真を撮る。
措置でコミューンから与えられた<歩行器>を支えに歩く高齢者を撮影したかったが、1時間半待っても現れず。
そりゃそうだ。
無理でR.
お腹が空いたので、マグドで休憩。
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昨日のアルコール
中瓶の瓶ビール 1本
今朝の血圧・脈拍
右・・・
左・・・
スウェーデンの過疎地、エステシュンド初リサーチ。
2年前から訪問したいと思い続けてきたエステルシュンド。
2年前に、滑り止めのピンが多く付いたゴム製の補助具も購入し、準備万端であった。
しかし、時間的都合から2年前も昨年も見送らざるを得なかった。今回は、何が何でも訪問するという決死の覚悟で臨んだ。
で、やっと一昨日の夜到着し、昨日は念願のエステルシュンドコミューンとSA:BO(介護の付いた特別住宅)を訪問することができた。
ここには、小生の研究を側面からサポートしていただいているIさんがいらっしゃる。昨日も1日Iさんにお世話になった。
リサーチが順調に進む。進む。御飯だけではない。
誠に充実した1日であった。
昨日インタビュー調査しながら、別のことを考えていた。
そうだ!現在鋭意努力中の『岐路に立つスウェーデンの高齢者ケア』に、コミューン紹介の章を設け、エステルシュンドについて集中的に書こうと。
昨日拝見したSA:BOの設計思想がとてもユニークなので、図面のファイルも施設長にお願いした。ニコニコしながら、エエヨー!と。
本当は、夕食でもご一緒したいところであるが、Iさんには子供さんが2人いらっしゃるので、お誘いできず。残念。
街の中心をしばらく散策した後、ホテルの部屋に戻る。
締切間近いの連載第34回の再校が、PDFで届いているので、そのチェックをしなければならない。
プリンターを帯同させることは誰もできない。画面上で校正ミスを発見することもできない。拡大鏡を買わなければならない。
ホテルのフロントのお姉さんに、ウインク!して、このUSBにPDFファイルが入っているのだけれど、プリントアウトしていただけない?
と図々しいお願いをする。
するとお若いお姉さんが、今立て込んでいるから、後から印刷して持っていくわ。
部屋はどこ?と聞かれるので、105!と答える。
ドキドキしながら、待つ。どうしてドキドキなのか?
心臓に聞いてみないと分からない。
1時間ほどして、お姉様が到着。バーショグー!(どうぞ!)とおっしゃりながら、USBとプリントアウトされた校正9枚を私に。
有難い話だ!
謎の東洋人のリクエストに応じてくれたのだ。USBには、ウイルスが潜んでいる可能性もあるので、超一流のホテルなら断られること間違いない。
一流だが小さなアットホームなホテルだから、応じてくれたと思う。
再校のチェックをして良かった。何と7か所も修正すべき点が見つかったのだ。
すぐに、編集の方にメールする。
あとは、3月上旬に発行されるのを待つばかり。
ホッと一安心。
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昨日のアルコール
ビール 中瓶 1本(ホテルのレストランで)
今朝の血圧・脈拍
右・・・133-87-72
左・・・143-87-71
ストックホルム4日目、そして未踏の地、エステルシュンドへ。
今回は、ずっとふられ続けたNackaコミューンに初インタビューができた。
Nackaでは、コミューンという表現を使わず、stadshuset を使っていることを今回初めて知った。
stads はストックホルムやヨーテボリの専売特許と思っていたが、自己イメージアップのために使ってもいいらしい。
昨日は朝から Socialstyrelsen へ。
寝坊をしたので、タクシーを使ったが、地下鉄の駅から歩いて100メートルなので、良い場所に社会庁(社会保健庁)は存在する。
この組織には、もう5回ほど訪問しているが、今回は女性。初めてでR。
小生がここ4年ほどずっと注目している<O:ppena Ja:mforelse>(情報公開)のプロジェクトの責任者、リーダーだ。
<この人に会いたかった!><会えてよかった!>
偉い立場の方だが、明るく愛想が良く、まじめでR。
私の<O:ppena Ja:mforelse>に対する考え方に対しても、
そうそう、全く同感よ、の反応。
これまでのオッサンは、確かにそういう見方もあるかも知れないが、ことの本質はこちらにあって・・・と私の見方が表層的だと言わんばかりであった。
人間、いくつになっても相手に認めてもらえることは、たいそう嬉しいことでR.
インターネットは役に立つが、必要の情報の過去しか分からない。
苦手な飛行機に乗ってまで、そして墜落を覚悟で直接インタビュー調査をする目的は、物事の、ここではO:ppena Ja:mforelseの、<現在と未来の一部を知るため>だ。
今回は、Kさんがとても素直に肩肘張らずに色々と教えてくれたので、今までで最も生産的なヒアリングとなった。
時間があったので、久しぶりに、女王通りからガムラスタンまで<C散歩>する。
風が強いが快晴なので、気分爽快。
そうそう、ビクトリア王妃が無事赤ちゃんを出産された。朝からこのニュースでもちきり。
次期国王(女王)になるビクトリア王妃が長女を出産された。生まれたばかりのこの娘さんが次の次の国王となる。
スウェーデン国民の祝福ムードがよく分かる。
お腹が空いたので、ガムラスタンのレストラン<ミケランジェロ>
で、パスタをいただく。ついでにビールもいただく。ついでに野菜サラダも小皿に頂く。ついでにコーヒーもいただく。
ミケランジェロのジョニーデップが一人元気に楽しそうに料理を運んでいる。
こちらまで楽しくなる。
なお、ほかの店員さんは全て普通のぶすっとしたオッサンばかり。
次回もここでお昼をいただくことにしよう。
時間になり、列車に乗り込む。私が乗るべき4号車がどれか分からない。掃除が終わって、列車の入り口にその数字が出るまで分からない。
ビンゴであった。ドンピシャで、すぐに乗り込めた。5時間15分の長旅。
ストックホルムから、北西にひらすら走る。
これまでスンズバルが小生の北限であったが、エステ(ル)シュンドはかなり北でR.
地面は残雪で凍りまくり。普通の靴では危ない。
アドバイスをいただいていたので、一昨年に買った革靴に被せて使う<ゴム製のスパイクネット>を持ってきたつもりであったが、どうも自宅に忘れてきた・・・・。
ココイチデ、ポカシタ。
まあ、ゆっくり重心を低くして歩けば転倒することはないであろう。
そう思いたい。
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昨日のアルコール
中ジョッキ換算で 3杯
今朝の血圧・脈拍
右・・・
左・・・
、
ストックホルム、3日目。
シュールシュトレミングによる体調悪化は見られなかった。
ただ風邪による不調が続くのみである。
何というか、66.7点でずっと推移している感じだ。
昨日は生まれては初めてNackaコミューンを訪問した。
Nacka コミューンは、ストックホルムレーンの中心部にあるコミューンなので、これまで多くの日本人が訪問した場所だ。
私もこれまで<おのぼりさん研究者>と思われてきたようで、過去数年間、インタビュー調査のお願いをしてきたが、なしのつぶてであった。
ところが、今回は早々にMAR(地域責任リハビリテーション)様から快諾のお返事をいただいた。
現場に到着してみると、小さなミーティングルームに、MAS(地域責任看護師)様と高齢者ケア課のリーダーさんがスタンバイされていらっしゃる。
どえりゃー歓待でR.
これまでの反応からするとMAR様だけかと予想していたが、予想外であった。
予め質問項目を送っておいたので、それにしたがって答えをいただく流れであったが、途中でやはり重ねて伺いたいことが生じるもので、
13:00から14:50までインタビュー調査を続けてしまった。あっという間であった。
<いくらなんでも長いわね>というボヤキ声が聞こえたように感じたので(顔文字!)、引き下がることにした。
ストックホルムレーン内の幾つかのコミューンでは、来客を仕事の現場まで上げることなく、玄関そばのミーティングルームで対応するようになっているようだ。
このコミューンには13の介護の付いた特別住宅(SA:BO)があるがこのうち8つを民間会社が運営を委託されている。
そのうち2つをCAREMAという会社が運営している。
CAREMAという会社については、別途記事にしなければならない。
タイトルは、<CAREMAのあれま!>
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昨日のアルコール
休肝日
今朝の血圧・脈拍
右・・・145-93-72
左・・・126-84-75
ついに、発酵ニシン制覇!シュールな夜。。。
ストックホルム2日目。
午後、スウェーデン・コミューン・ランスティング連合会(slussen駅のストックホルム寄りの改札から徒歩2分)でのインタビュー調査を終えてから、
『スウェーデンモデルは有効か』(ノルディック出版)の編者であるレグランド塚口淑子先生宅へ。
旦那様のレグランド教授に迎えられ、3人で、遂に、<シュール・シュトレミング>(発酵ニシン)パーティ。
初めての香り。
クッサー!!!
昨日の夜、シュール・シュトレミングには、2タイプあることを知る。
一つはA:骨なし発酵ニシン。
もう一つは、B:骨付き(子持ち)発酵ニシン。
タイプAは、開缶後すぐに食べられる。
タイプBは、開缶後、内臓を取り出し、骨を取り除く。卵は、食べられる。
北海道でよく行われる発酵ニシンパーティはどちらのタイプなのだろうか。
スウェーデンで人気があるのは、お手軽なタイプA。
本物志向のご仁には、タイプB。
レグランドご夫妻は、両方ともご用意されていた。
開缶は外でやるものだが、臭さによる凍死をさけるため、何とご自宅トイレでその儀式は行われた。
クッサー!!!×2
経験者は下水の強烈な香りがするとおっしゃるが、違う。
下水の臭気に昭和30年代のバキュームカー(汲み取りカー)の臭気が混ざる。
風邪で嗅覚がたいそう衰えているが、それでも強烈だった。
しかし世界最高の臭さと言われるものは、カンズメ内にカンズメにされた発酵による気体の臭さと、発酵ニシンから染み出た水分だけでR.
発酵ニシン本体は、それほど臭くはなく、<塩辛い>だけでR.
ナンの親戚のようなパンにバターを塗り、その上に刻んだ発酵ニシンを乗せ、上質な蒸したジャガイモを乗せ、みじん切りにしたタマネギを乗せる。
それを海苔巻きのように巻いて、食すのが一つの方法。
もう一つは、クラッカーの親戚のようなパンに同じようにして乗せて食べる方法。こちらは巻けないので、発酵ニシンが衣服に落下する危険性あり。
アクアビットで何度もスコールしたので、クラッカー方式は1回だけにしておいた。
いやあ、楽しいシュールな夜であった。
韓国の蒸した発酵エイとの比較は、社会科学的には?難しい。
本体の臭さは、蒸した発酵エイの方が、発酵ニシンの約1000倍から約2400倍臭い。
蒸した発酵エイは、たいそう危険な食べ物であった。
噛まずに飲み込めば骨が喉に刺さるし、その危険を回避しようと思えば、強烈なアンモニア臭に、心が折れる。
が、しかし、
食すにあたってのプロセス全体を比較するならば、
やはり、シュール・シュトレミングが臭さでは勝っていると感じた。
レグランドご夫妻は、何巻も開缶されて大変だったと思う。
臭気が目を襲うし、あのエゲツナイ液体が指に付着してしばらくは匂いが消えないだろうし、何よりも、
部屋全体に充満したシュールな香りはしばらく消えないだろうし・・・。
小生にとっては、貴重な体験であった。
ストックホルムのレストランで食べれるわけがないし、もちろんホテルの一室で食べるわけにはいかない。
レグランドご夫妻のおかげです!
ありがとうございました。
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昨日のアルコール
缶ビール 3本
アクアビット 5杯(もちろん小さなグラス)
ストックホルム、1日目。
セントレアからヘルシンキまで9時間50分。
ヘルシンキからストックホルム(アーランダ空港)まで45分。
都合、10時間35分のフライト。
直行便がないため、飛行機には2回搭乗しなければならない。
99.99%の方は、この2フライト方式を採用している。
ところが、小生は残り0.01%人間。
昨年までは、成田からコペンハーゲンまで行き、途中鉄道で移動し、リンショーピングで1泊してから、ストックホルムに入っていた。
1泊分もったいないが、飛行機にあまり乗りたくないため、致し方ない。
この1泊方式を13年間続けてきた。
今回初めて、2フライト方式を採用した。99.99%の仲間に入ったのだ。やっと
<普通の人>になることができた!
この歳での<成長>を実感する。
風邪をひいているため、全神経が鈍化していることも手伝って、2フライト目は平気の平左衛門であった。
帰りは、
コペンハーゲンからヘルシンキ
ヘルシンキから成田
の2フライトだが、大丈夫だろう。
ということで、ストックホルムのアーランダ空港を利用するのは、初体験。
かなり変わった設計である。
無駄に長いのでR。
かなり歩かないとパスポートチェックまで到達できない。
スウェーデン的合理主義はどこへ行ったのか?
用地買収に失敗したのだろうか?
ということで、ストックホルム中心部までを20分で結ぶアーランダエクスプレスも初乗車。
クレジットカードで切符を買うのだが、うまくいかない。
風邪のせいで、暗証番号を入力すべきところ、クレジットカード裏に明記してある3桁の番号を入力していた。
うまくいかないはずだ。
料金260クローナを、現金で払いたい人はどうするのだろうか?
ちょうど1年前にも利用した<クイーンズホテル>にチェックイン。
このホテルを気に入っているのは、中央駅に近いこともあるが、部屋の中の照明が明るいことだ。
机の上に、電気スタンドがあり、それがたいそう明るい。これまで数々のホテルを試してきたが、このホテルがダントツに明るい。
目の悪い私にはとってもありがたい!
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昨日のアルコール
生中 1杯(セントレアでの待ち時間に)
缶ビール 2本(機内で)
赤ワインミニボトル 1本(機内で)
JUMPを鑑賞してから、ストックホルムにJUMPする。
息子は数日前誕生日を迎え19歳になった。
誕生日の日は、教授会があり国分寺にいた。
昨日日曜日に、家族3人で東海テレビ隣のテレピアホールに行き、韓国の優れたパフォーマンス=JUMPを90分間堪能した。
私はすでに2年前にこのパフォーマンスを見ているのだが、韓国に行けない(行かない?)母子のために、チケットを購入したのだ。
子供だけでなく、我々大人も大いに笑った。
私は一度見ているだが、展開をある程度知っていても、笑える!
その後、息子の希望で中華を食べた。
あ、その前に、監督の希望で大塚家具のショールームを堪能した。
帰宅してから、スウェーデンでお目にかかる方々とのメールでの打ち合わせを夜中までやっていた。
必要な書類を整えるのにたいそう時間がかかった。
中途半端な時間に寝ると朝起きれず遅刻すると考えた私は、先日に引き続き完徹した。
中央線では立っていたが、睡魔が襲ってきてフラフラしていた。
今回、生まれて初めて<乗り換え>をする。
これまで、この乗り換えが嫌で、わざわざコペンハーゲンまで迂回していたのだが、
今回は、フィンランド航空に搭乗し、ヘルシンキで一旦着陸し、また小さめの飛行機に乗り、ストックホルムのアーランダ空港に到着する予定である。
離陸・着陸を繰り返すことで、心臓への負担は大きくなると思うが、そろそろ効率を考えなくてはならない段階にある。
今セントレアの17番ゲート前に座ってブログを書いているが、機材の到着が遅れているようで、出発予定時刻が20分遅れるそうな。
前回の韓国行きの時は、アルコールを飲まずに搭乗したが、今回は時間があり過ぎるので(まだ1時間35分もある)、一杯ひっかけてくるか。。。
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昨日のアルコール
生ビール 中ジョッキ 1杯
今朝の血圧
時間がなく測定できず・・・
新刊本のちょっと不思議な表紙紹介。

私の手元には新刊本『スウェーデン・モデルは有効か』が1冊しかない。
これも明日からのスウェーデン出張に持参してしまうから、帰国後は、全くなくなる。
発注はしているのだが、いつ頃到着するか分からない。
お世話になっている先生方や知り合いに、バンバン献本したいのだが、それも3月4日の帰国以降になってしまう。
バンバンと言っても、ご存知のように、私の財力は知れているので、そこそこバンバンである。
言い換えれば、<ラ―ゴム・バンバン>である。
チキチキ・バンバンではない。
今回、その新刊本の表紙を眺めてみて、表紙のデザインの不思議ちゃんブリに、驚いた。
スウェーデン大使館での出版記念パーティでは、薄暗かったせいであまり表紙のデザインを確認できなかったが、
今見てみると、<不思議ちゃん>なデザインである。
その不思議なデザインにどのような意味が込められているのか、装丁デザイナーさんにうかがってみたいものだ。
特に、スウェーデン・モデルは有効かというタイトルと装丁デザインの<関連づけ>について聞いてみたい。
スウェーデンということで、明るめのブルーが使われているところは、十分に納得。
でも、お母さん、子供、お父さんらしきシルエットがぼかされて宙に浮いているあるいは宙を飛んでいるイメージはどういうことななだろう。
不思議ちゃんであることは、営業戦略上<プラス>であろう。まず、そばを歩く人を引きつける<吸引力>は相当ありそうだ。
中を開いてみると、相当に学術書であることが分かる。でも章によっては、スウェーデンに関する予備知識がなくても読み進めることができる。
また、私の第8章 高齢者ケアの過去・現在・未来 のように、寝そべってポテチを食べながら読み進める事が不可能な章もある。
この本がどのように書評されていくのか、楽しみでもある。本を編集したレグランド・塚口淑子先生には、献本すべき何人かのマスコミを紹介しておいた。
特に1昨年、私の所に取材に来た朝日新聞編集委員の浜田陽太郎氏はスウェーデンにとても関心が強いので、彼にはすぐ送ってくださいと申し上げておいた。
あ、そういえば、取材に来たのに、その相手を1時間半ほどしたのに、記事には全くしてもらえなかったなあ。悔しい!
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昨日のアルコール 缶ビール 小 1本
今朝の血圧・脈拍
右・・・118-79-76
左・・・122-85-83
帰国の日。
韓国の10日間があっという間に過ぎた。
ソウルに入ってすぐ寒冷風の洗礼を受け、風邪をひくという想定外の事態に。
しかし<気合い>で寝込むことを回避できたのが、自分でも驚きであった。
病は気からとよく言うが、確かに<気合い>を入れ続ければ、風邪ぐらいは何とか対処できるものだという妙な自信がついた。
風邪をひくと鼻がつまり、鼻がつまると脳が詰まるようで、必ず<頭痛>に襲われる。
ずっと頭痛続きで会ったが、それも<気合い>とアルコールで乗り切った。
何とかなるものだ。
今回は特に、お若い方の知り合いが出来たのが研究調査の収獲とともに大きい。私が爺さんになるまで、彼らと交流を続けたいと思う。まあ、彼らにとっては迷惑な話であろうが。
今回いただいた数々の支援と思いやりは、彼らが日本にいらっしゃった時に、十分に恩返ししたいと思う。
さて、後ろ髪を引かれる思いで、釜山空港まで移動する。この移動もH病院の通訳様と職員様にお世話になった。
本当にお世話になりました!
数々の思い出が一杯詰まっていたトランク。
空港のチェックインで引っかかる。重すぎる!と。
4.5キロオーバーで大韓航空に罰金を支払う。行きは、3キロオーバー分はサービスしてもらいましたよと小声で訴えたが、
お姉さんは小島族なのか、<そんなの関係ねー!>とフェイス・ランゲージで反応なさり、軽くスル―された。
搭乗してみると、後ろの方は席が空いている。満席ではないのに、罰金を取るなんて!
大韓航空は経営が悪化しているのだろうか。いたいけな私から28000ウォンもむしり取るなんて!
行きはインタビュー相手様に差し上げるお土産で重くなり、帰りはいただいた資料で重くなる。
結局いつもオーバーチャージを要求されることに。
機内に持ち込む荷物も私以上に膨らんでいるので無理。
名古屋までたった70分のフライトであったが、揺れる揺れる。
気流は気まぐれ。
名古屋についたら今度は自宅に戻ることなく、新幹線で上京。夜7時研究室へ。
次の日までに作成しないといけない書類をせっせと書く。
非日常から日常へ。
飛行機よりも早く一足飛び。。。
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昨日のアルコール
缶ビール 小 1つ
今朝の血圧・脈拍
右・・・123-83-68
左・・・123-89-71
昌原(チャンウォン)、3日目。
2月15日
この日は、今回の韓国訪問で最も緊張する日。
昌原市のH病院で、看護職員、介護職員の前で講演をすることになっている。
テーマは、日本と韓国の介護政策―その比較分析―
パワーポイントに15枚程度にまとめ、お話をする。
午後2時から講演を始める。
2009年にも同じH病院で講演をしているので、同じ顔ぶれかと思ったが、
シフトの関係もあり、その後新人さんもたくさん入ったようなので、初めて私の話を聞いてくれる方が多そうだ。
2009年当時の通訳の方が突然お辞めになったようで、今回は新人さんの通訳さんであった。
ソウルで風邪をひいてしまって以来ずっと鼻声。
小生は、風邪をひくと必ずハスキーボイスになり、その後全く声が出ない日が3日ほど続く。
今回は、喉も緊張してくれていたのか、何とかいつもの調子でお話しすることができた。
その後、介護職担当の責任者の方にインタビュー調査を行い、
さらにそのあとで、医療職、リハビリ職の責任者の方にインタビュー調査を行った。
後半では、認知症の程度をチェックするスケールMMSE(Mini Mental Statement Examination)についてかなりやり取りをした。
うちでは、K‐MMSEを使っているとおっしゃるので、興味津々であったが、結局世界中で使っているMMSEであった。
どうも、K-POPの席巻以来、K-という言葉に敏感になっているようだ。
夕方からは、病院理事長、その奥様以下、インタビュー調査に応じてくれた方々も同席していただき懇親会に。
理事長のご発声で、まず爆弾酒の一気飲み。
グラスにビールを入れ、その中に、焼酎を入れた小さなグラスを入れるのだ。
空きっ腹なので、酔う酔う。
今回は、初めて、理事長のご子息の金理事にお目にかかり、彼にお世話になりっぱなし。
イケメン青年で、性格もイケテル。
私が何か尋ねてもガードすることなく、何でも親切に率直に応えてくれる。
育ちの良さもあるが基本的に上品な振る舞いをする青年でR。
酔った勢いで、金理事を誘い二人で二次会に。
独学で日本語も学んだそうだが、達者である。
羨ましい。
北海道や九州で数か月生活したことがあるとのことだが、日本語のセンスがないとあそこまでは上達できないと思う。
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昨日のアルコール
爆弾酒 グラス1杯
ビール 5本
日本酒 1合
<老年問題セミナー 2012> のお知らせ
4.開催期日 平成24年3月10日(土)
10:00~17:00
5.会 場 ホテルニューオータニ長岡NCホール
新潟県長岡市台町2丁目8番35号
電話0258-37-1212
6.プログラム
受付開始(9:00~)
10:00~10:05 開会挨拶活躍
10:05~11:15 講演①Swedenの地方自治体からみ
た社会保障
Nybro・コミューン福祉課長
イレーン・ショードルさん
同コミューン福祉サービス管理者
ハンス・グンナルさん
11:20~12:30 講演②日本の社会保障改革の課題
慶応義塾大学商学部教授 権丈善一さん
12:30~13:45 休憩
13:45~14:45 講演③医療保険改正の概要と課題
日本医師会常任理事 鈴木邦彦さん
14:50~15:50 講演④介護保険改正の概要と課題
厚生労働省老健局長 宮島俊彦さん
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 鼎談 高齢者サービスの行方
浴風会理事長 京極高宣さん
全国社会福祉施設経営者協議会長
高岡國士さん
老年問題研究会長 田宮 崇さん
17:00~17:05 閉会挨拶
懇親会(17:20~19:20)会場ホテル内
7.定 員 350名
8.参 加 費 5000円(学生は3000円です)
懇親会参加者は別途5000円かかります
9.参加申し 別紙に必要事項を記入の上、
FAX・郵送・メールの
込み方法 いずれかの方法でお申し込みください。
参加費等は当日会場にて徴収いたします。
また急なキャンセルにつきましては、事前に連絡のない場合のみ参加費等をご負担いただきますことをご承知下さい。
申し込み先
〒940-2135 新潟県長岡市深沢町2278-8
お問合せ先 社会福祉法人長岡福祉協会内
「老年問題セミナー2012事務局」
担当 丸山(恵)・渡辺(大)
TEL 0258-46-6610 FAX 0258-47-1243
10.締め切り 平成24年2月28日
(早期に定員が埋まることが予測されますので、早めのお申し込みをお勧めします。また定員に達し次第締め切らせていただきます。)
キョトンCより・・・
私のところにお知らせが来たので、ブログに転載しました。
Nybroコミューンは、人口12000人の小さな自治体です。スウェーデンのコミューンは290あり、総人口945万人。
スウェーデンの中でも小さなコミューン。なぜ、こぶし園がこのコミューンに目を付けたのか、懇親会で聞き出すために参加します。また、Nybroとのパイプをつけておくためにも、参加したいと思っています。宮島局長に出来立ての『スウェーデンモデルは有効か』(ノルディック出版)をプレゼントすることも目的です。
昌原(チャンウォン)、2日目。
昨日のチャンウォンは、数年ぶりの雪(だったそうな)。
私は、決して雪男ではない。
ホテルで大きな傘を借り、先週金曜日の釜山で素晴らしい通訳をしてくれたKKさんの研究所を訪ねる。
昨年研究所に入ったばかりということで個室の研究室は、すっきりしていて羨ましい。
同じ研究所のIさんと一緒にお昼を食べに行く。その店には道庁幹部のKさんがすでに待っていた。
この幹部のKさんがKKさんを紹介してくれたので、キーパーソンである。KPさんだ。
韓国において、道庁は、道の老人福祉の発展に一定程度の役割を発揮しているはずだと思っていたが、
<どう>もこれは思い込みだったようだ。
高齢者や高齢化を対象としたアンケート調査を定期的にやっているかと思ったが、国が4年ごとにやっている全国調査のみで、道独自の取り組みは皆無であった。
その代り、色々と国からデータをもらってくれておいてくれたので、この資料は有難かった。
このインタビュー調査のあと、再度KKさんの研究室に戻り、KKさんが出してくれた資料をいただき、夕方にはお別れした。
3人で夕食をと思ったが、KPとしてのKさんは在宅で認知症のお父様を介護なさっていて、仕事が終わればすぐにご自宅に戻らなければならないとのこと。
今度は、国民健康保険公団昌原支社と昌原市をインタビュー調査するために、再度、チャンウォンに来ることにしよう。
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昨日のアルコール
休肝日!
今朝の血圧
右・・・135-97-80
左・・・140-99-83
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