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紅白歌合戦速報


 紅白歌合戦という表現も古色蒼然モードであるが、今回社会学的関心から分析的

に合戦を見ることにした。今11時過ぎであるが、いくつか気がついたことを列記す

ると、


(1)幸田来未のパフォーマンスが地味だった。下積みの長かった彼女としては、最高 レベルで弾けたかったであろう。中途半端であった。可愛そうに。


(2)ゴリエがマスゲームの1人のような位置づけで(バックダンサーの数が夥し
 い!)、さぞかし本人もキョトンCであろう。ゴリエとして全然迫力なし。因みに
 小生はゴリエというキャラクターには関心がない、といいますか、関心持ち得な
 い、無理!


(3)WaTはとても良い感じであったが、本人達の過失ではなく、突然何故かマイクが
 気絶した。マイクを必死にスタッフが直していたが、モロその様子が全国放送!
 下請け、孫受けになると、視聴率挽回という意気込みもないのであろう。今回最
 大のミステイク!


(4)続けて、司会者ゾーンのカメラワークのミス。やはり孫受けか。ここまでの視聴
 率の予測は、45.3%


(5)ビールと日本酒とジンロを飲み過ぎて、もうギブアップ。この、9月から小生の
 ブログを見て頂けた貴方様。ありがとうございました。引き続き、2006年も
 ご愛顧のほど。良いお年をお迎えください。Tack saa mycket!!
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この1年の研究成果のリストです!

 来年度から新しいパートの仕事が増える予定です。そのパート先に、研究業績リストを送ることになりました。せっかくですから、この1年間怠けていなかった証として研究成果の概要だけお知らせいたします。なお、調査データの捏造、改竄は一切ありませんので、ここで宣言しておきます。なお×2、今年1年間の研究は全て単独で行っています。

西下彰俊・浅野仁・大和三重編『高齢者福祉論』川島書店
第1章「高齢化社会と高齢者問題の諸相」(pp.1-29)
 日本社会の高齢化、高齢者と家族、就労と所得、社会参加の余暇、高齢者の社会意識と高齢者問題の各トピックスについて、現状を明らかにした。特に高齢者の社会意識については、日本の高齢者の幸福感が世界的に見て著しく高いこと、その一方で、女性高齢者の自殺率が、ハンガリーについで2番目に高いことを指摘した。総頁数181頁 総著者数6名

「第9回 スウェーデンにおけるインフォーマル・サポートの過去と現在」高齢者住宅財団編『いい住まい いいシニアライフ』Vol.64(pp.8-14)
 本稿では、スウェーデンのインフォーマル・サポートを歴史的に考察し、あわせて現在のインフォーマル・サポートの構造的問題を明らかにした。17世紀に登場した隠居契約(undantag、老いた親が、子どもや血縁関係のない他者と締結する扶養内容を具体的に示した契約)が20世紀初頭に消滅した理由を実際の隠居契約の契約内容を示しながら分析考察した。さらに、現在のインフォーマル・サポートに関して、要介護高齢者へのサービス提供主体が、当該コミューンから配偶者や別居している子どもへ大きくシフトしているという構造的問題を、Gerdt Sundstromらの研究成果を引用しつつ明らかにした。

「第10回  日本におけるインフォーマル・サポートの過去と現在」高齢者住宅財団編『いい住まい いいシニアライフ』Vol.65(pp.8-12)
 本稿では、日本のインフォーマル・サポートを歴史的に考察し、あわせて現在のインフォーマル・サポートの構造的問題を明らかにした。まず、江戸時代のインフォーマル・サポートに関して、隠居に伴う契約の事例(相定申手形之事、兵庫県西宮市)を示し、土地を老後の生活保障財とし保持しつつ家族によるインフォーマル・サポートを強化するシステムが存在することを明らかにした。加えて、5人組によるフォーマル・サポートが外延に位置づくという重層的なサポートシステムの構造が見られることも示した。現在のインフォーマル・サポートに関しては、介護保険により提供されるサービスとの関連で家族によるインフォーマル・サポートの現状と問題について明らかにした。

「第11回 スウェーデンにおける高齢者虐待防止システムの現状と課題」高齢者住宅財団編『いい住まい いいシニアライフ』Vol.67(pp.61-67)
 本稿では、スウェーデンにおいて、1997年にpolhemsgårdenという介護の付いた特別住宅で発生した高齢者虐待事件を具体的に説明し、あわせてこの事件を契機に制定されたサーラ法(Lex Sarah)の具体的内容を示した。加えて、スウェーデンの全コミューンを対象に実施した高齢者虐待事件の発生件数調査のデータを示し、サーラ法施行以後も、多数のコミューンで1999年から2003年にかけて、夥しい数の虐待もしくは不適切な行動発生していること、さらに、そうした虐待が運営を委託された民間会社の介護の付いた特別住宅だけでなく、コミューンが運営する介護の付いた特別住宅でも発生していることを実証的に示した。

「第12回 日本における要介護認定の現状と問題点」高齢者住宅財団編『いい住まい いいシニアライフ』Vol.68(pp.1-9)
 日本の介護保険システムが2006年度から大きく変更されることが予定され、新しい介護報酬が2005年末に示されようとする中、要介護認定の手続きだけは変更がない。本稿では、常々筆者が問題視している79項目の基本調査(マークシート方式)の具体的な質問項目および選択肢の設け方について、問題点を指摘した。介護認定後のケアマネージメントがどれだけ理想的に行われようとも、肝心の介護認定、とりわけ基本調査項目の妥当性がなければ意味がない。介護保険に関しては、夥しい数の研究が行われているにもかかわらず、この79項目について問題点を指摘した先行研究が全く存在しない高齢者福祉研究の現状を憂いつつ、実証社会調査研究者としてこの構造的問題にアプローチした。

「スウェーデンと日本における認知症グループホームの勤務スケジュールに関する実証的研究」(前半)
東京経済大学現代法学部『現代法学』 第10号 (pp.89-117)
 本稿は研究全体の前半だけを掲載したものである。本稿では、スウェーデンのコミューンのうち、Hӓrrydaコミューン、Piteåコミューン、Ydreコミューン、Umeåコミューンの4つのコミューンを対象に、各コミューンから任意に選ばれた1つのグループホームの勤務スケジュールを詳細に分析した。各グループホームとも「ジェットコースター・シフト」と形容しうる週ごとの勤務時間の著しい変動が確認できた。本研究により、スウェーデンの社会サービスの大きな特徴の一つである「人的継続性」が確保されていない現実が明らかにされた。

「第13回 スウェーデンにおける要介護高齢者のニーズ認定」高齢者住宅財団編『いい住まい いいシニアライフ』Vol.70(pp.15-24)
 本稿では、これまでのスウェーデン研究では取り上げられることのなかった要介護高齢者に対するケアニーズ・アセスメント(介護認定)に焦点を当て、実際に行われているケアニーズ・アセスメントの具体的な方法をいくつかのコミューンについて紹介した。日本の要介護認定のような統一されたシステムはなく、スウェーデンでは、社会サービス法に示された「相応の生活水準」という極めて抽象的な原則を拠り所にケアニーズアセスメントが行われている。このように、スウェーデンにおけるケアニーズ・アセスメントに関しても構造的問題があることを指摘した。

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やっとマイレール!


 JR東海がやっとクリスマスプレゼント!小生、2004年4月から単身赴任の身であり、1か月に8回「のぞみ」を利用する。数年前にe-express という予約システムが登場し、新幹線の列車の時刻や座席の指定をパソコンからも携帯からもできるようになっている。しかも、何度変更してもOK。
 2週間ぐらい前から、新幹線に乗るとポイントがたまり、グリーン車の乗車をプレゼントしてもらえるという新しいサービスが付け加えられた。名古屋と東京を移動する小生の場合、「のぞみ」を17回乗れば、1回グリーン車に乗れる!これまで、グリーン車には1回しか乗ったことがないので(しかも致し方ない乗車)、貧しい小生にはことのほか、嬉しいのである。つまり、2か月に一度の割合で、のぞみのグリーン車!なのでR。この調子で行くと、2月に、このサービスの初利用ができそうである。
 飛行機との競争から企画されたサービスであろうが、競争による新サービスの誕生は、顧客にとってありがたいことこの上ない。これから最低5年以上は続けてほしい。
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キョトンCとは何か?


 以前、確かhiroさんからお尋ねがあり、昨日も別の方から聞かれました。ハンドルネームのつけ方は、人それぞれだと思うのですが、小生は、自己認知のレッスンの一環として考えました(これは真面目な話)。スウェーデン留学中(1998年冬)に、初めて人さまのHPに書き込みをしたのですが、ハンネを熟考している最中、自分らしいネームは、自分で自分の表情を分析することで考案できるのではないかと閃き、そうだ「キョトン」だと思ったのです。家族や他人から言われたことはただの一度もないのですが(魔邪にも言われていませんが)、キョトン顔が自分の外的なアイデンティティだと思ったのです。以来、これ一本で来ました。
 どうぞ、この記事をお読みになった皆様も、自己認知のレッスンの1つとして、おやりになってみてはいかがでしょうか。そして思いついたハンドルネームをご一報いただけると嬉しいです。
 なお、CはNでも良かったのですが、氏にも繋がるし、キョトン度もそれほど極端でなく、しかしAほど軽くはないという判断で決めました。ハンドルネームについて真面目に解説する人も滅多にいないと思いますが、そのこと自身、小生の大きな特徴であります。
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ゼミで六本木のスウェーデン大使館を訪問しました。

我がゼミで、スウェーデン大使館を訪問し、スウェーデンの社会サービスの理念を中心に話をうかがいました。その後、場所を変えて、ゼミ忘年会を日比谷線神谷町の駅の中にある藩という店で行いました。大学1年次の新歓コンパで初めてビールというものを飲み以来31年飲んでいますが、飽きませんね。飲み放題なので、最後まで小生は飲んでいました。
 そうそう、この写真は、スウェーデン大使館のホールで撮影したものです。コンパの前ですが、何だか皆んな楽しそうですね。小生は、トレードマークの楽しそうなキョトン顔です!!
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業務連絡(その3)スウェーデンゼミ旅行参加者へ


 本日、全行程の宿泊先の予約が取れました。ご安心を。心配もしてなかったかな?
手間取ったのは、コペンハーゲンのユースホステル。インターネットで全額前金でクレジット決済をしなければならず、入力フォームにクレジットカードのsecurity numberを入れろと。そんな番号知らないので、適当に好きな3ケタを入力するもinvalidとの表示。
 クレジットカード会社に電話し、音声案内にしたがって操作しても、オペレーターは出てくれず待つこと数10分。やっと、security numberとは何ぞやが分かった。勉強になるね。
 参加者には、宿泊先と日々の宿泊自己負担額を記した表を添付書類で送るので小生にパソコンからメールすべし。
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久しぶりの雪かき。


今の住宅に引っ越してから、2度目の大雪となった。家の前の道路が4.5mほどある上に、積もった量がハンパでないので、たいそうヘビイな作業である。普段顔を合わせない近所の人も出て来て雪かきするので、ちょっとしたやりとりが生まれる。今初めて知ったのであるが、対面の豪邸に住むヤングオールドご夫婦の旦那さんが病気で入院されたとのこと。その娘さんが留守を預かっているようで、雪かきに参加できないことを伝えにわざわざ外まで。
 豪雪地帯では、これが毎日だから、高齢者もさぞかし大変だと思う。スウェーデンも雪が11月から3月までほぼ毎日降り続くが、日本ほど水分を含んでいない。でも、高齢者は1人で暮らすか、夫婦で暮らす場合が殆どなので、やっぱり雪かきは重労働。スウェーデンでは、公的なサービスとして、雪かきサービス(自己負担がかかる)がある。
 なお、本日のスウェーデン・リンショピングコミューンの気温は、最高気温-3℃、最低-7℃。珍しく、雪は降らず。明日以降は、snow shower!
http://weather.yahoo.com/forecast/SWXX0054_c.html?force_units=1

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テレビ朝日に初めて抗議!


時は、12月16日7時55分。小生は、怒った。何に対して?テレ朝の『やじうまプラス』のコメンテーター勝谷氏に。私は、商売柄、朝は髭をそりながらテレビを見る。その時、勝谷は、お茶の間に向かって、マジ顔で「バカヤロー」と怒鳴った。
厚生労働省のNEET就労支援事業が頓挫していることを、女子アナが伝えた後に、いきなり何の前触れもなく、「バカヤロー」と怒鳴ったのである。その発言に続けて、「税金をはらわねーからな」と。厚生労働省を管轄する大臣やNEET支援事業の責任者を呼びつけて「バカヤロー」と怒鳴るならまだしも、お茶の間に向かってこのような下品な発言をするとは何事か。その発言を聞かされる対象は、何の罪もない国民だぞ!私は、瞬時にキョトンCからプロテストZに変身した。7時57分にテレビ朝日に抗議の電話をする。すると、テープの声が。8時から夜11時までとのこと。普段なら諦めるところであるが、3分待てばよい。待った。そして、苦情受付係りと思しき若い男性に、抗議する。その後、この番組の責任者にこのクレームが届いたかどうかは確かめようもないが、来週月曜日に、そのコメンテーターの態度がどう変わるか、変わらないか確かめようと思っている。そもそも、この番組は他の2人のコメンテーター含めて、極めて感情的な発言を繰り返している。各テレビ局は、番組審査会のような組織を持っていると思うが、この局の審査会で是非この発言を取り上げてもらいたいものである。
 以上、この話を自宅に5日ぶりに帰ってきて、尊敬するカミさんに熱弁したところ、「そんな番組、見なければいいじゃん!」との反応。キョトンCがみるみるショボンZに・・・。

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小ネタ1

先日知り合いに借りていたスウェーデンの有名な映画『ロッタちゃん』を返すことになり、久しぶりに少し見てみた。小さな女の子の微笑ましいストーリーなのであるが(たまたまクリスマスツリーの話であった)、その吹き替えをしている声優が、NHKで放送している『チャングムの誓い』の主人公チャングムの子ども時代の吹き替えと同じであった。声紋まで分析したわけでもなく、声優の名前を調べたわけでもないので、ガセ小ネタの可能性もあるが、耳には自信があるのでおそらく正しいであろう。
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恐れ入りやの鬼子母神!

 かつどん師匠、貴重な情報をどうも!です。そうなんですね、2001年に放映されたテレビドラマ『Pure Soul』(永作博美、緒方直人主演)がオリジナルですね。ヒロインが若年性認知症という設定も全く同じなのですね。さすが、日本だと思います。もう4年も前に、アルツハイマー病が、設定に取り入れられていたとは知りませんでした。恐れ入りやの鬼子母神です!
 でも、認知症を消しゴムと形容するセンスもあっぱれだと思っています。
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業務連絡(その2)日本大学『福祉と介護』の受講生へ

12月16日・・・・教科書を中心にこれまでの授業内容の復習
2006年1月13日・・授業最終日試験、おきばりやす!
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業務連絡(その1)立教大学『高齢社会論』の受講生へ

今後のスケジュールを変更しますので、よくメモってください。
12月15日・・・・・スウェーデンの高齢者ケア
12月22日・・・・・臨時教授会のため急遽、休講
2006年1月12日・・・教科書を中心に授業内容の復習
2006年1月19日・・・補講期間なので、通常授業はせず
2006年1月26日・・・定期試験、おきばりやす!
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ついに、私の頭の中の消しゴム!


やっと鑑賞できました。地元の映画館で。40席ほどの小さなスペースでしたが、かえってアットホームな雰囲気で良かったです。その映画館には7つの部屋があるのですが、40席のところがあるとは知りませんでした。他の6つは150席ぐらいはあるので。
 どこか日本的な雰囲気のソン・イェジンと10年前のトヨエツ似(うちのカミさん評)で福山雅治似(小生評)のワイルドなチョン・ウソン。どんどん2人の魅力に引き込まれていきます。中身を語るのは無粋。クライマックスでは、とめどなく流れます。感動した。隣のカミさんも洪水の如く。
 若くして認知症という設定のリアリティについては意見がありますが、日本に先駆けてラブストーリーに認知症を上手く絡ませて作り上げたことについては、シャッポ(not シッポ)を脱ぎます。独創的です。あっぱれ!
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ストックホルム市庁舎!

これは、スウェーデンのシンボルの1つですね。3月中旬にゼミ旅行でスウェーデンに行きますが、当然この市庁舎にも立ち寄り、写真を撮ったり、土産物を買ったりしますよ。時間があれば、市庁舎内部を歩くツアー(有料)にも参加しようと思っています。
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2005年ゼミ夏合宿in八ヶ岳ロイヤルホテル


今年の9月20日にゼミ合宿をこのホテルで実施しました。午後1時から会議室を借りてグループごとの共同研究成果を発表し、夜に食事兼ゼミコンパ場所を変えて2次会をしました。でら、楽しかったですねえ。その1次会終了時のゼミ写真!小さくて分かりにくいですが、タイトルをクリックしてください。びっクリするほど大きくなります!
<我が社の教員・学生の皆様>
このホテルは今年から我が社の契約施設になりました。1人1泊4850円です。ゴージャスな会議室も半日11500円で借りられます。お勧めです。
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