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任侠ヘルパーとソルバッケン!

ドラマの世界には疎く、何となく情報を遅れて知ることが多い。大多数のドラマは内容を知ることなく過ぎて行ってしまう。

この任侠ヘルパーも遅れて知った。

でも第2回を見て面白いと思い、以後、木曜日10時を楽しみにしている。

金曜10時は、スポットライトしているので、木金の夜10時には

テレビの前に正座状態。

任侠ヘルパーと言うタイトルを見て、まずキョトンとした。

舞台は、<たいよう>という老人保健施設(アレ、老人ホームだったか、とにかく高齢者介護施設)。

そこで働く人々は、介護職員、介護スタッフであり、決して

ヘルパーとは呼ばない。

高齢者の自宅でサービスを提供する介護スタッフをホームヘルパー、あるいは略してヘルパーと呼ぶので、

どうしても違和感を感じてしまう。

でもドラマタイトルに、<任侠介護スタッフ>、<任侠介護職員>、<任侠ケアラー>もしっくりこないので、

セカンドベストと言う考えで、任侠ヘルパーとしたのであろう。

指定暴力団の次期幹部をかけ、<たいよう>で候補者たちが研修すると言う設定は、荒唐無稽である。

がしかし、任侠界が、かつてのような資金集めができなくなっている以上、ますます増え続ける高齢者介護施設やホームヘルパー事業所に関心を持つであろうことは、荒唐無稽でも何でもない。

もう任侠界が、在宅福祉や施設福祉に深く入り込んでいるかもしれない。

そしてそこでの利益が、団の資金源になっているかもしれない。

任侠ヘルパーのメッセージは明確だ。

在宅介護を放棄した家族への痛烈な批判。

そうした行き場のない高齢者を食い物にする大手豪華有料老人ホーム経営者への痛烈な批判。

さらにそのベースにある、老いることの孤独で押し潰されそうになっている高齢者をいったい今の日本社会はどのように受け止めようとしているのかと言う問題提起。

ドラマの役者も光っている。

草なぎ剛氏と言えば、ぷっすまのゆるキャラのイメージ、この上なく下手な絵を画伯であるかのように自信を持って話すイメージが強かった。

あるいはチョナンカンのイメージが強かった。

でも任侠人もしっかりこなせている。すこぶる器用なタレントだ。

今後はあの奇行を封印し、ドラマ道を突き進んでほしい。

これまであまり、レートが取れなかったが、この任侠ヘルパーをきっかけに、取れる男になってほしい。

黒木メイサもメッサ光っている。恥ずかしながら、このドラマで初めて認識した。

これまで医療の世界がドラマに取り上げられることがほとんどであったが、今回は介護の世界。

その意味でも頑張ってもらいたいと思う。

あまりに任侠界を美化することなく、先に述べたメッセージ性を強く訴えるドラマに仕上げてほしい。

私のようなドラマ音痴が見ているのだから、視聴率も良いのであろう。

すみません、今日は時間が押しています。来てます、来てます。

ソルバッケンは、明日の記事にするばってん。

 

 

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2008年度 後期 福祉論 成績分布 !

一昨日の介護保険の記事コメント欄に、2008年度後期福祉論の成績評価載せたん?

との書き込みが、Unkown さんからありました。

載せたつもりでいましたが、どうも失念しておりました。

失礼しました。

福祉論はご承知のように、火曜1限と木曜3限に分けて開講しておりますが、授業の中身はほぼ一緒です。

テストの中身は、少し(あるいはラーゴムに)<手を加えて>います。

履修登録者は659名いましたが、そのうちヒヤカシが123名最終的なテスト受験生は536名。なお2コマには21CPの受講生が若干名いますが、あまりにも少数なので、ここでは述べないことにします。

受講生数を学部別にみると、経営学部が、58.3%、現代法学部が19.0%、経済学部が17.4%、コミュニケーション学部が5.4%という分布です。

ということで、2コマをまとめて集計した結果は以下のようになりました。

S・・・20.7%

A・・・23.6%

B・・・20.9%

C・・・20.1%

ショボンD・・・14.7%

各成績ランクを学部別にみると、

S取得率は、現代法学部が最も多く、以下、経営学部、コミューン学部、経済学部と続いています。

反対に

ショボンD率は、経済学部が最も多く、以下、現代法学部、コミュニケーション学部、経営学部と続いています。

着任以来の印象で言うと、経営学部生の受講生が多く(だから2年目から木曜3限で別枠にしたのですが)、高齢者福祉に対する関心が高いです。

出席率も高く、オール出席率が最も高い気がしています。そのため気がそぞろ組も多く、注意力散漫さんも多いです。

でも試験の結果を見ると、S取得率が現代法学部と接近して高かったので、<試験前の集中力>が、現代法学部同様高いのでしょう。

今年度は中途半端な隠遁生活をしておりますので、後期も登場しません。

前期の福祉論の先生が後期もご担当になります。社会調査も同様、ご担当になります。

あの非常勤の先生は、話のなさり方が、ノーブルですよね。いつもそう思います。

大学院の1年後輩ですが、立派な方です。

前期、ショボンDだった人も、後期めげずに金曜1限に参加してください。

ノーブル先生は、今年度だけのピンチヒッターです。

来年度はいらっしゃらないのですよ。

頑張りましょう!

 

 

 

 

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続続、介護保険制度の何が、今、問題なのか?

ザブングルの加藤君も、こう言ってます。

 ゾックゾク(続続)するやろ。

//////

朝起きて、いつものようにストレートコーヒーを飲みながら、

テレビを見ていたら、

驚き、桃の木、山椒の木!

目から鱗が落ちる音がする!

ブッタマゲーション!

何と、

一昨日からこのブログで記事にしている、筒井方式の

要介護認定の調査項目が大変更されると!

私には、介護保険を担当する厚労省の官僚にも、

要介護認定調査検討委員会委員にも知り合いがいない。

従って、インサイドの情報が入るわけもなく、私はこの夏

この話題で、すなわち要介護認定の質問項目について

キャンペーンを張るつもりでいた。

といっても5回ぐらい時々取り上げる程度だけれど。

唯一検討会委員で存じ上げるのは、池田省三先生だけで、

神楽坂で一度ごちそうになっただけだ。

あれ以来、執筆した論文をお送りすることもなくご無沙汰している。

それにしてもカッコ悪い話だ。

鳴り物入りの<3次元方式>で全面的に、調査項目とグルーピングを改善したはずなのに

4月から始まった73項目の調査票のうち、43項目を変更するらしい。

10月から、新・新方式の認定調査票を使うとのこと。

朝令暮改と言う言葉があるが、

2009年4月令2009年10月改とは。

格好悪いことこの上ない。

カッチョワル。

この際、土肥徳秀氏に検討会委員に就任していただき、しっかり理論的な議論をし、強いロジックに基づいた要介護認定システムを構築していただきたい。

ゲスの勘ぐりだが、この時期、急に<鶴の一声>状にプレス発表があったようだが、

これも<選挙対策の一環>のように思えるのは、小生だけか?

日本中の要介護高齢者に影響を与えた要介護認定システムを半年で変更するという<無茶>に対する責任は重い。

選挙対策の一環には、全くならないと断言できる!

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続・介護保険の何が、今、問題なのか?

ぎっくり腰にがっくり。4日目。

今日も移動日。上京。

介護保険の何が、今、問題なのか?といえば、

新しい<筒井方式>により、介護保険サービスが利用できない<元気な>高齢者が2倍に

急に増えたことだ。

人間のことだから、多少の変化があるとしても、2倍に増えるわけがない。

2倍はまずい。

筒井氏が自信を持ってお薦めする筒井方式の数学的なロジックが、高齢者の要介護の実態にうまく<フィットしていない>ということだ。

人間世界のことだから100%フィットすることはだれも期待はしない。

でもフィット率、あてはまり具合が65%程度だとすると、筒井方式がベストとは言えない。

・・・・・

介護保険がスタートした2000年から、この筒井方式に、異論を唱える

研究者がいる。

土肥徳秀氏である。

2000年以来、厚生労働省が各保険者に配布した要介護認定ソフトがいかに如何に、欠陥だらけかを、数学的に批判してきた人である。

 『全国一律不公平』という著書を出版している。

一度、土肥方式を、厚生労働省の「要介護認定検証・検討委員会」で取り上げ、委員全員で検討し、新規申請者データ、更新者データを、土肥方式による要介護認定ソフトで分析することが必要だ。

当てはまり具合を比較検討することで、現行の筒井方式がいかにヤバイか、あるいはヤバクナイかを、実証的に明らかにすることが重要である。

今のやり方の最大の問題点は、筒井方式がベストであるかどうかを検証していないこと。

いくつかの要介護認定ロジックを比較検討して、ベターなものを選ぶというのが常識的な判断であろう。

しかし、現行では、その比較過程がなく、この方式が間違いなくベストであるに決まっているとして、筒井方式を採用している。

このやり方が間違っているという判断は、絶対に100%間違ってはいない!

 

 

 

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介護保険制度の何が、今、問題なのか?

本日もぎっくり腰にがっくり。3日目。

これまで腰が痛いなあと思っても、2日目ぐらいに、何となく和らいでいたが、今回は初めて3日目に突入。いよいよ緊急事態か。

さて、

介護保険制度の何が、今、問題なのか?

介護保険制度の構造的な問題点が、<要介護認定調査>にあるとして、

拙著『スウェーデンの高齢者ケア-その光と影を追って-』(新評論)でも1章分割いて論じたところである。

(久しぶりに、あの写真載せても良いですかあ?)

私からみれば、要介護認定の論理的な考え方が、コロコロ変わり、要介護認定ソフトがそれに合わせてコロコロ変わることが最大の問題点だと思う。

安定していないために、介護保険サービスを利用する時期の違いによって、<著しい不公平>が発生している。

この要介護認定のロジック構築を一手に引き受けてきた研究者が、国立保健医療科学院(昔の公衆衛生院)の「筒井孝子」氏である。

一度、白金にある院を訪問し、ツッツーにインタビューしたいと思う。

本人は自信に満ちている。

当たり前である。

この10年間、介護保険の軸である<要介護認定>のキモを構築し続けているから、逆に自信を持ってもらわないと困る。

キモが正しいキモであり続けるために、国から多額の補助金を得続け、エビデンスに基づいて、ロジックを構築している。

この4月からスタートした<大チェンジ>では、これまでにない魔法の3次元を編み出した。

すなわち、「能力での評価次元」、「介助の方法での評価次元」、「有無および頻度での評価次元」の次元3兄弟。

この多次元測定はユニークであり、うまくいくかに見えた。

ところがどっこい、結果がついてこないのが、次元3兄弟!

どのような問題が生じているかというと、この4月に初めて要介護認定を申請した高齢者に関して、

<非該当>という認定結果をもらう人が、旧制度に比べて、1次判定では2倍近く、2次判定でも2倍前後増えているのである。

この4月以前から介護保険サービスを受けている人については、4月以降における更新の認定結果が軽かった場合、従前(前回)の認定結果を要介護認定結果と見做してよいという<キョトンZZZ マジック>

が使われている。

激変緩和措置なのだろう。

しかしこのマジックがいつまで続くかは、明示されていない。

このマジックが生まれたのは、自民党の次のリーダーと目される、外添厚労省大臣の鶴の一声から。

介護保険関係の鶴の一声は亀井静香以来、2人目。

                                   (続く)

 

 

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アッソ君の高齢者侮辱発言。。。

本日も、ぎっくり腰でがっくり。2日目。

アッソ君がだんだん哀れに見えてきた。

でも

一国の

総理に立候補し

総理大臣になった以上、

公人である以上、

自分の発言に責任を持たなければならないよ。

自分の発言に責任を持たなくていいのは、<寝言だけ!>

 

アッソ君、選挙の応援演説のオファーがないので、昔の支持母体にセッセと通っている。

昨日は、横浜の日本青年会議所(JC)の会場にいた。

そこで、

「・・・、今の高齢者は働くことしか才能がない。80過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら青年会議所の間くらい。80過ぎての手習いなんて遅い・・・」

とのたまったようだ。

こういう発言をユーチューブで流してほしいが、ないのかなあ。

75歳というと後期高齢者医療保険制度を連想させるから80歳に拘ったのか、80を連発している。

80歳以上の高齢者はどんどんこれからも増加する。貴重な有権者である。

にもかかわらず、高齢者を激しく侮辱したこの問題発言。

これから80歳を迎えていく多くの高齢有権者を侮辱した発言。

高齢者侮辱でもあり、高齢者虐待でもある。

アッソ君、何を考えているんだかあ。

<安心実現社会>どころか、アッソ君が一言発言するだけで、<強度不安増幅社会>まっしぐらだ。

だから、自民党国会議員も立候補予定者も、応援演説頼まないのだよ。

昨日の問題発言には深刻なもう一つの意味がある。マスコミは全く取り上げないが、

青年会議所侮辱発言である。

すなわち、「遊びを覚えるなら青年会議所の間くらい」のくだり。

青年会議所が、遊び学習集団のように言われている。

実はアッソ君、若い頃、日本青年会議所のリーダー(会長?会頭?)をしている。

自分がその頃に、遊びを学んだというメッセージか?

JCはアッソ君に抗議すべきだ。

15年ほど前、名古屋青年会議所の仕事を2年ほどやったことがある。

彼らはとても真面目だ。少子高齢化社会が進む中で、青年会議所は

何をすべきか真剣に考えてきた。

昼間は真剣な議論をし、夜は確かにお酒を飲み、我々が普段行くような普通のスナックに何度かご一緒したことがあるが、彼らは酔っぱらっても真面目な議論をしていた。

特に、彼らは2代目としての苦悩があった。先代の父親は高齢であるが、なかなか自分達子供世代に権限を委譲してくれないと。

サラリーマンなら定年退職するのであるが、会社の経営者はなかなか

自己創発的なリタイアはしない。

そういう親子関係の苦悩も、社会の苦悩も会議所メンバーで議論しあうのがJCではなかったか。

名古屋のJCの印象を一般化してはいけないかもしれないが、少なくとも、<遊び学習集団ではない>ことは確かだ。

アッソ君はダブルで侮辱発言をしたことを、日光で<反省!>すべきだぞ。

 

 

 

 

 

 

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移動日のぎっくり腰にがっくり。

土曜日なのに、まだ研究室にいる。

よっぽど居心地よいのかあ?

水曜日のゼミが終わり翌日の木曜日に名古屋に帰る。

なのに、まだ国分寺。

何があったか?

そう、

今日は数か月ぶりの<編集委員会>

夕方から東京国際フォーラムで。

今日は、老年社会科学会の方だが、この学会は特に査読(論文の合格不合格を決める審査)が、厳しいと言われている。

私の役割である編集委員は、自分が担当する投稿論文の内容を見て、査読者を2名決める。

すでにあるリストの中から、2名を決めるのであるが、<ご自分にも厳しく他者にも厳しい>辣腕査読者がずらりと並んでいる。

私もこの編集委員をいつか卒業すれば、<自分にも厳しく他者にも厳しい>査読者の末席を毎度汚している。

ご自分にも甘く、他者にも甘い<ホンワカ系>の査読者を発掘したいところであるが、<ホンワカ系>の研究者は、どこにいらっしゃるのか所在も不明で見つけようがない。

さて、夕方までこちらにいるということで、また天気が良いので、朝、洗濯をした。

紙袋2つを持って、階段を下りている途中、事件が発生。

ただ階段を下りているだけなのに、<違和感>を覚えた。

覚えたかなあと思った瞬間、腰に激痛が!

激しい運動したり、無理な姿勢をしたりしなくても、

半世紀を過ぎると、階段を1段降りるだけで、

腰に来ます。

情けない!

移動日だから、旅行カバン大1つといつもの通勤かばん1つ。

腰が痛すぎて、国分寺から歩けないので、タクシーのお世話に。

タクシーの運転手は、<嫌な顔一つして>基本料金の我が社まで連れて行ってくれた。

助かった。

帰りはゆっくり歩いて、そうそう駅ビルの眼科で緑内障の薬もらって、中央線のって、東京国際フォーラム行って、新幹線乗って。

普段ならどーてことない移動だが。

本日はぎっくり腰なり。

がっくりなり。

皆様も、下りの階段には十分ご注意のほど。

 

 

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びっぐ・いしゅう さんのこと。

びっぐ・いしゅう さんのことは以前一度記事にしたことがあるような気がする。

国分寺駅北口タクシー乗り場階段の左側に朝立っておられる。

身長165くらい、体重48ぐらい。裸眼なので、視力は良さそうだ。

数年前から立っておられる。

ずっと観察しているわけではないので、毎日何時間そこにおられるか分からないが、

少なくとも私の通勤時間にはそこにいらっしゃる。

そこで、ビッグイシュー日本版を販売しておられる。

昔は200円。今300円。

1冊売ると160円が、そのびっぐさんの収入となる。

毎月1日と15日、そのびっぐさんに近づき、300円を出して冊子を買う。

その時に、当たり障りのない会話を少しするだけの関係性である。

そのびっぐさんに少し前から態度変化が生じている。

私がびっぐさんの前を素通りしようとすると、会釈してくれるようになった。

このキョトン顔が、一つの個性として認識していただけるようになったのだ。

私も会釈するようになった。

お互いに、名前も様々な背景も分からないが、とにかく会釈関係は成立している。

私の中で社会学者魂が芽生えつつある。

世界の山ちゃんに招待し、何故、ビッグイシュー日本版を売るようになられたのか、聞いてみたい。

びっぐさんのライフコースを知りたい。

人懐っこく、自分から購入者に話しかけるような社交的なお方なのに、家族か社会組織から離れて、どうして今の生活に至ったのか?

そうだ、世界の山ちゃんに行く前に、ゼミのゲスト講師に招こうかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

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夢の・・・

遊眠社の話ではない。

そこでは、YUMEという通貨が発行される。

でも円天とは全く違う。

その場所の話は、数か月前、名古屋で開催された旭丘高校同窓会例会の2次会で知った。

多分同期卒業生で、高齢者デイサービスセンターを運営している方は、その女性お一人であろう。

その方は名古屋市港区でセンターを開設されている。

山口のデイサービスセンターを訪問してきた話を私にしてくれた。

その時は、も一つ、山口のデイサービスセンターの凄さを認識しできなかったが、

本日朝、クリアに認識できた。

そのセンターとは、

<夢のみずうみ村>

我々は、バリアフリーが高齢者ケアの理想だと思い込んでいるが、果たして<そうか?>と施設長の藤原茂氏は問題提起し、

実際に、手作りの、<バリアアリー>のデイサービスセンターを作った。

そこには、カジノもある!

カジノで賭けるのは、現金ではない。

そのセンター内でしか通用しない、<施設内通貨・ユーメ>

が使われる。

日々のデイサービスのプログラムは、自分で<主体的に選択>する。

ホワイトボードに、サービス名が書いてあるマグネットを自分のところに貼っていく。

「何もしない」「ぼーっとする」というプログラムを自ら選択できる。

リハビリの目標も自ら設定し、それをクリアできれば、500ユーメがもらえると言う。

ここは男性高齢者の利用者が多いという。

「人生の現役養成道場」と銘打たれている。

山口はちょいと遠いが、

いっちょ、道場に行ってみるか?

 

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東京大学大学院医学系 甲斐一郎先生講座の打ち上げに参加。

昨日の新幹線は、山陽地方の大雨の影響で、大いに遅れた。

本当は、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻

老年社会科学分野 甲斐一郎先生の講座研究会に十分間に合う予定で春日井の自宅を出発したのだが、大雨の影響で研究会には30分以上遅刻し、研究発表の最後数分を聞けただけであった。

小生は研究会に少し遅刻しただけであったが、今回の集中豪雨による土石流で、山口県防府市の特別養護老人ホームライフケア高砂に入居しておられた高齢者の方々4名がお亡くなりになっている。

ご冥福をお祈りいたします。

 

小生は現在、甲斐一郎教授の講座の客員研究員をしている。

昨日やっと、客員研究員の証明書をいただき、東大の図書館が利用できる利用証も発行していただいた。

研究会の後、「こりゃうめえ 本郷店」での講座打ち上げに参加した。

こりゃうめえ、と言いたかったからでR.

十二分に、こりゃうめえ、であった。

たぶん、ぶりのカマの身を解したものが大皿一杯に盛って出てきたのであるが、若い方は、お魚が<すきくない>らしく、随分と残っていた。

ぶりカマ身も、十二分に、こりゃうめえ、であった。

客員研究員は、飲んで食べるだけではいけない。

甲斐先生のご指名により、ふらふらしていても、一言スピーチをしなければならない。

当然このブログの紹介を第一にし、研究の抱負もついでに語ったりした。

打ち上げに参加した客員研究員は私一人かと思っていたが、3日前に、客員研究員になった方がいた。

韓国ソウル大出身の若い女性研究者で、医療人類学を専門にされている金さんである。

フットワークの良い方で、長野県佐久市にフィールドワークするなかで、甲斐先生の指導を仰ぐことになったようだ。

この夏も佐久市で調査をされるようだ。

いつもそうであるが、飲み会でネットワークが拡大する。

大満足!

 

 

 

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スウェーデン検定!

半年に1回の割合で、スウェーデン検定なるものをゼミ内で実施している。

検定料ゼロ。級制度なし。

受験者、ゼミ生22名。

欠席者なし。

実施日、7月18日(土)みなし授業日。

ベスト3だけ、ゼミで発表する。

解答用紙だけ返却する。

東京経済大学に入社後、3年目に突然このアイデアが浮かぶ。

週末の名古屋へ戻る新幹線の中。

乗車するとすぐに、缶ビール(小)を飲みほす。

しばらくしてトイレに行くことに必ずなるのだが、その時に、思いついた。

全22問。一つ5点。110点満点。

真面目な問題から<そうでない問題>まで色とりどり。

順不同で、いくつか紹介したいと思う。

まず、<そうでない問題>から。

【問22】     以下のうち、スウェーデンに長く住んだことのあるタレントは誰か。

①野沢直子  ②スザンヌ  ③カジヒデキ

④川上麻衣子 ⑤イモトアヤコ  ⑥山本モナ

正解率、13.6%。。。

①や③の解答が多かったが、

正解は、

④!

お父様がデザイナーをされている関係で、ストックホルムに子供時代住んでいた。

そのため、北欧関係の番組で、  川上麻衣子がキャスティングされること多し。

・・・・・

【問5】スウェーデンの総人口は

    ①約918万人   ②約938万人   ③約1000万人

    ④約970万人   ⑤約928万人   ⑥約950万人

 1か月ぐらい前に、スウェーデンと日本の2005年から2105年までの高齢化率をグラフにした資料および総人口の推移を示した表を配付したね。これを見ておけば大正解!

 またいつも言っているように、SCB(スウェーデン中央統計局)のHPを事前に見ておけば大正解! 

正解は⑤!

でも正解率31.8%だったあ。残念。

 

【問6】スウェーデンの高齢者(65歳以上)人口は

    ①約167万人   ②約200万人   ③約207万人

    ④約280万人   ⑤約197万人   ⑥約910万人

スウェーデンの高齢化率は、日本ほど高くない。ていうか、2001年頃、日本がスウェーデンを追い抜いた。スウェーデンの高齢化率はだいたい18%程度。問5が分かれば問6も正解できるのだが。

正解は、①!

でも正解率4.5%だったあ。さーらに、残~念。 

問5と問6は最も基本的なスウェーデン情報なので、鉄板問題でR。

毎回のスウェーデン検定で必ず出している問題。

ゼミ生の皆さん、そろそろ、この機会に、覚えましょう!!

 

 

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旭丘高校同窓会!

昨日は忙しかったなあ。

土曜2限目に、水曜日のみなし授業ということで、演習を一コマ。

これで、11名の個人発表が終了。

来週水曜日で、前期の演習終了。

夏休み中のゼミ合宿(イン 熱海)では、毎年恒例の共同研究発表をしてもらうことになっている。

その準備を、先週の水曜日に続いて各グループで来週水曜日してもらう。

・・・・・・

午後は、新幹線の中。

あまりの暑さに我慢できず、車中で、缶ビール(小さい方)!

スコール!

18:30からは、名古屋栄の名古屋国際ホテル。

スタート前に、トイレに行こうとしていたら、

「キョトンC先生!」の声。

同級生なら、キョトンCあるいは、キョトンC君となるところ、

キョトンC先生!との声。

振り返ると、見覚えのある顔。

同級生ではない。

以前勤務していた大学の専属写真館のN写真館のNさんであった。

前の大学には、もう一つの専属写真館S写真館があり、2社で仕事を受注していた。

名前を覚えてくれていたことは、とてもありがたいことである。

もう離れて5年以上経つのに。

記憶に残る顔、体型ということなのかなあ?

そのN写真館が、我が母校県立旭丘高校の専属でもあったのだ。

知らなかったなあ。

全員の集合写真。90名ほどいるだろうか。

5年ぶりの第26期同窓会。

38歳時、43歳時、48歳時、53歳時と、この同窓会が始まって15年になる。

全てに参加している。

15年でお互いに随分と、エイジングが進行したものだ。

1次会が終われば、2次会。これも皆出席。

今回の2次会参加率はとても高く、60名ほどはいたように思う。

たまたま、私の前に置いてあるビールのピッチャーめがけて接近する男性あり。

見覚えはあっても同級生380名全員を知っているわけではない。その男性も何となく見覚えはあったが話したことはなかった。

せっかくの機会なので、その人の良さそうなおっちゃんに、こちらから声をかけてみる。

何と

名古屋大学大学院医学系研究科の浜島信之教授であった!

1億4000万の科研費の代表者でもある。

凄い!

がんの研究、生活習慣病予防の疫学研究が専門とのこと。

505万の科研費を申請して、不採用になったキョトンCとは偉い違いだ。

後で調べてみると、私の申請したカテゴリでは、17課題が採択されている。私が申請した課題は、21位。

(自分のことに関しても、こうやって調べることがとても好きであり、やりがいを感じる。)

惜しい!おしい!

でも不採択には変わりがない。18位の人はもっともっと悔しいだろう・・・。

浜島教授の講座を今度表敬訪問してみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

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韓国・三育大学 鄭鐘和先生ご一行様、我がゼミ有志と交流会!

来る8月1日(土)18:00に、韓国・三育大学 鄭鐘和(チョンジョンハ)先生ご一行様が我が社を訪問されます。

院生4名、学部生8名を引率して今月下旬来日され、都内を中心にボランティア活動をされ、8月上旬帰国される予定です。

鄭鐘和先生は、日本社会事業大大学院を修了されており、数年前母校に1年間留学された時から、個人的に交流を続けています。日本語が日本人以上に達者なので、コミュニケーションがとても進みます。

先生は、日本と韓国の障害者福祉に詳しく、さらに北欧、アメリカの障害者福祉、特にパーソナルアシスタントの研究では第一人者です。

来月、日本語で、単著を出版されます。凄い!!

出版元の現代書館のHPには以下のような紹介が掲載されています。

重度障害者の自立生活とパーソナルアシスタンスの国際比較(仮)

8月下旬発売予定

鄭鐘和 著
A5判上製 304頁
予価3200円+税

障害者の自立生活にとって最重要課題の介助保障。英、米、加、日、スウェーデンのパーソナルアシスタンス(個人介助)制度の仕組み・運用、当事者の使い方・満足度を比較調査し、韓国での今後を展望した労作。

で、8月1日(土)18:00から本学6号館305教室で先生のご講演『韓国の障害者福祉』をしていただいた後、ちょっとだけ私も<日本の介護保険>についてお話をさせていただき、

19:00過ぎから、20:30まで立食パーティを行います。

日本側の参加者がもう少し多い方が望ましいので、本学の院生さん、学生さんで、

鄭鐘和先生や韓国の院生・学部生とお話してみようと思われる方、障害者福祉や高齢者福祉に関心のある方、キョトンCに何かイチャモンをつけたい方は、是非、私にご一報ください。

早めのご連絡をお待ちしております。nisisita@tku.ac.jp

 

 

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空気を読む。風を読む。。

すでに何度かこのブログで取り上げているが、そのまーま氏の話。

言わんこっちゃない。

やっぱりの事態を迎えてしまった。

いわゆる一つの<やっちまたなー>状態。

古賀選挙対策総責任者が、無責任にも職を辞すことになってしまったのは、予想できなかったが・・・。

自民党とのパイプも切れたわけで、こうなった以上、出馬することはできない。

3週間前に「僕が行く党には絶対負けさせません!」と豪語していたが、

3週間後の昨日、まさか、出馬断念の記者会見をしなければならないとは。

人間、自己評価が低過ぎるのも問題であるが、逆に高過ぎるのも、鼻持ちならない。

周りは引いてしまう。白けてしまう。覚めてしまう。

それにしても、宮崎県民は人が良過ぎる。

これで、そのまーま氏は、2度も、県知事職を途中で辞めようとしたのだよ。

昨日の記者会見では、自民党からは出馬しないと断定したが、他の党から要請があれば、出馬する可能性があるような含みのある発言をした。

こんな風に、勘ぐられないように、<国政選挙には一切出馬しません>と断言すれば良かったのに。

どの政党も、そのまーま氏に出馬要請はしない。

好き好んで、自民党の二の舞を踏みたいと思うような政党は皆無だ。当たり前である。

空気を読み間違える(KY第1ステージ)。

風を読み間違える(KY第2ステージ)。。

ダブルKYは、自らの人生を追い込むことになる。

どげんか、せんといかん・・・

 

 

 

 

 

 

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元鷹巣町長とデンマーク。。。

鷹巣町と言えば、秋田で最も有名だった高齢者福祉の町。

鷹巣を最も有名な高齢者福祉の町に作り上げたのは、ほかでもない

当時の町長<岩川徹氏>。

1991年に当選して以来、3期町長をつとめる。

初当選の翌年だったか、デンマークの高齢者ケアを含めた社会サービスを目の当たりにし、感銘を受ける。

(ついでにスウェーデンも視察してほしかったなあ。これは、独り言!)

全室個室型の老人保健施設、24時間切れ目のないホームヘルプサービスなどを次々に展開し、

手厚い福祉のまちとして、鷹巣町は、超有名に。

住民主体の民主的な福祉まちづくりは、映画監督、羽田澄子氏も注目するところとなり、映画にもなっている。

町の財政のバランスを欠いていると言う対立候補がその後の選挙で勝った。

町村合併で、今、鷹巣はない。北秋田市に。

この4月にその北秋田市長選があった。

今回の選挙でも、現北秋田市長に敗北した<岩川徹氏

(60)>。

敗北したでけでなく、2月に選挙運動員に票のとりまとめの報酬として現金10数万円を渡し、フライングして選挙運動した疑いで、岩川容疑者は、この13日に秋田県警に逮捕される。

デンマークもいい迷惑でR。

住民主体の民主的な福祉まちづくりの理念と合わせて、公職選挙法違反も学んできたということか?

デンマーク在住の在野の福祉研究者K氏を招いたり、国内の北欧研究者若干名を委員に委嘱するなど積極的な高齢者ケア実践に向けて頑張っていた岩川氏だけに、今回の違法行為は残念至極である。

すごく残念!

 

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