

村には、ハンモックを編む人が結構いる。ここではベッド椅子代りに使うので糸が劣化したりほつれたりして新調するなど、需要も結構あるんだと思う。近所のおばちゃんも、ときどき編んだハンモックを一枚?だけ手に持ってその辺の家を回って売っている。
で、歩いていてみつけた、軒先にぽつんと置かれたハンモック編み機。緯糸の仮処理がしてあって、ちょっと休憩ってわけでもなさそうだが声をかけても誰もいなかった。

編んでいたのはおじちゃんだった。別に男性が編んでも構わないんだが、初めて見たので少しびっくりした。緯糸の仮処理について聞いてみたが、おじちゃんは特に理由はないと言う。でもその脇にいた孫らしき青年が、几帳面だからと言っていた。おじちゃんは修理もできるらしい。直せるのはちゃんと編んだハンモックだけで、自動編み機で編んだものや細部がテキトーなものは修理できないという。普通の編み物と同じですね。


揚げるといってもコーンチップ にするのでなく、ここユカタンではサルブテ。


久しぶりに買った。やっぱりめちゃくちゃ美味しい。


前を通ったのは10時過ぎで、まだ鍋の中には肉から出たラードが少なかった。家の外に「12時半から販売」と書いた黒板を出してあった。

悪名高い、ラテンアメリカ中どこにでもある「道路の穴」。舗装の質が悪いせいで雨が降ったりすると出没する。都会にもある。メリダのバチェの説明は、この記事の中ほど。
この村では、店というよりチチャラのおじさんみたいに「気の向いたときに家で作って売る」人が多く、「FBの売ります書います」に書かない人もいるのでフォローしきれない。普段は車で移動してるんだが、どこか行くついでに「こんなとこに◯◯屋!」と目について車よりいいと思い、こないだオンボロ自転車を買った。買ったはいいが、バチェが酷すぎてよそ見しながら乗るなんて無理だった。役場の土木課がたまに補修工事をしているが、雨季で生まれるバチェの方が多く、舗装が追いつかない。

うちの前だけは、使用済み猫砂で埋めるのでバチェがないw。

…かと思ったら、バイクを止めて猿でもわかるような「道交法のイラストチラシ」を手渡していた。3人乗りはやめましょうとか、免許はちゃんと更新しましょうとか。ユカタンは凶悪犯罪が少ないので、交通違反取り締まりに割ける警官が多い。最近のメリダでは交通整理のほうが重要みたいだが、依然として取り締まりも多い。それと比べるとなんとも呑気である。



さすが、プエブロ・マヒコ(自然が豊かとか文化遺産があるとか歴史的に重要だと選ばれる観光地、マニ村の場合は歴史)である。全体的に色みを抑えてあって、メキシコらしからぬエレガントな飾りだと思う。この村は、本当に何をやっても渋い。渋いと同時に可愛い。
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こないだ買ってきたエネケンのラグの上にいるだけで、まるで日本の猫みたいに見える。10年近く住んでるが(以前の外国暮らしでは床はカーペット)、タイルの床というのは本当に日本人には馴染みのないものなんだと思った。
うん、好きな色味💛可愛い💕