なんと、先日書いたテカシュの記事が消えてしまった! 消えたっていうかアプリがうまく機能しなくていじってたら消えたんで、もちろん消したんだけど…w。残念。いいね!くれた方、すみません。
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しつこく死者の日がらみのことを少々。
バナナの葉を採って運ぶ人。
この画像に、大変だとか尊い仕事だとかのコメントがたくさん付いていた。確かに大量の葉を積んで泥道を行くのは大変だが、この時期ピブ需要でバナナの葉だけでなく死者の日がらみの物はガンと値上がりする。普段は自宅の庭や持っている農地で採って売ってるんだが、需要が上がるのでこうして遠くまで採りに行く人が出る。でも、苦労には十分見合っているであろう。
エスペロン豆。
こちらはピブ(エスペロン入り)に入れる豆で、調べたところ植物学的にはササゲらしい。インゲンばかりのメキシコでは珍しい。この青物野菜の少ない田舎で莢も食べられるササゲはありがたいということで買ってきた。ここでは豆粒しか使わないので収穫時期には比較的無頓着なんだろうが、メリダや海辺と違って採りたてのものが売られている。が、日本のササゲのつもりで調理したらやっぱり硬かった。
ところがその後、莢を束ねた写真でなく畑の写真を載せている人がいた。たぶん、その日の朝に採ったことをアピールするためだと思うが、ニホンジンは別のところに目がいく。若そうな莢もあるし、ササゲ菜も採れそう。今は買ったばかりなので、全部消費したらその人にコンタクトして、お目当の莢と葉だけ、つまりお客さんが好きに採るササゲ狩りみたいな感じで採らせてもらえないか聞いてみようと思う。
隣の州政府広報。
隣のキンタナ・ロー州は以前から中央政府寄りで、そのため中央政府の正書法に基づいてハナル・ピシャン(マヤ文化での死者の日の食事、死者の日そのものも指す)を Hanal でなく Janal と書くのが正しいと言っている。スペイン語ではHを発音しないので、メキシコ人にとって正しく発音しやすくしようと思えば、Jになる。でもユカタンでは長年Hを使ってきた(キューバのタイノ語との関係もあるとかないとか)が、今年は政党が変わって中央の与党の知事になったので、J表記が増えた印象を受ける。
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F1メキシコGPのサーキットメニュー。
コチニータのトルタがあるこの写真が出回って、「マヨネーズ入り!フライドポテト付き!」と騒いでいた。ユカタン人は、世界中どこへ行ってもコチニータを見つけ、違う違うと文句を垂れ、それでもそれを買って食べているw。郷土愛。
バルチェの花が真っ盛り。
バアルチェというマヤの聖なるお酒を作る。なんと、樹皮をどうかして作るらしい。やってみたいが、聖なる…すぎて実験などして遊んじゃいけない雰囲気がある。ヒルベルトんちの木だし、テキーラもどきと違ってなかなかチャンスに恵まれない。というか、日本語ウィキには「今でも現地では…」などと書かれているが、はっきり行って土産物屋でさえ見たことない。マリアに聞いたら作り方を知ってるだろうか。
どこにでもあるマヤの家。
どこにでもあるんだが、敷地内が木でボーボーになっていないわりに蔓草が屋根まで伸びてて、少し珍しい。おそらく最近無人になったんだと思われる。
近所の鶏肉屋のヒヨコ販売。
ヒヨコが売りに出されるのは、2週間に一度と決まってるらしい。この辺では、鶏なんか飼おうと思ったら誰でも飼える。でも飼ってる人も鶏肉を買いに行ったりする。各家庭で鶏肉と卵の需要というか、「肉になるよう育てている鶏と卵を産ませる鶏」、さらに「肉になるよう孵させる卵と食べる卵」のタイミング/計画があって、鶏肉屋は経験則からそれを熟知している。「2週間に一度」という頻度はそれに合わせているんだろうと思う。
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