今日は四時半から起きています。だったら、今は十数時間起きてるわけで、もうすぐ寝た方がいいはずです。それなりに眠くなってきました。 でも、そうなるとわかってたのに、江藤淳さんの「妻と私」(1999)をついつい読んでしまって、落ち着かなくなりました。 どうして、よりによってそんな本を読んでいるのか? 江藤淳さんはいつからか、避けるべき保守系の論客だし、まともに相手をしてたらダメだ、あんなの嘘っぱちだ . . . 本文を読む
「オニはどこから来たかって? それはもう、海の向こうから来たんだよ。」 「それは、どんな人たちでしたか?」「背が高くて、髪の毛はボサボサで、声はでかくて、何を言ってんだか、サッパリことばもわからないし、おっかなくて、まともに見られなかったよ。」 「どうして海から来たってわかったんですか?」「そりゃ、船でたどり着いたみたいだったから、海から来たはずなんですよ。船を持ってたんだ。オンボロの船をね。でも . . . 本文を読む