ジョージの曲って、ジョンとポールの間に挟まれて苦労したせいなのか、
インド哲学や宗教に傾倒して、見識に深みがあるせいなのか、
滋味あふれる独特の優しさがあって、癒されます。
little things that will change you forever
may appear from way out of the blue.
making fools everybody who don't understand.
( ちょっとした小さな出来事が、突然現れて君をすっかり変えてしまうことだってある。
分からない人間のことなんか気にするな。)
This is LoVe - George Harrison
次は、ビートルズ時代の曲、"long、long、long"。静かな曲です。
最後にムンクの叫びのような声が聞こえるのも印象的。
How can i ever misplace you
( なんて僕はきみの扱いが、なってなかったんだろう)
って、いうところに、自省と感謝を忘れない、ジョージの優しさを感じます。
The Beatles Long, Long, Long Lyrics
" mystical one "て曲のデモバージョン(CDのボーナストラックに収録)が好きです。
残念ながらCDでないと聴けませんが、
ジョージがギター1本で滔々と、
"Beautiful Feeling in My Soul "って、
自分の中の美しい魂を探るような気持ちを歌うところ、じんと迫ります。
they say i'm not what i used to be,
all the same…
i'm happier than a willow tree
shine or rain sitting here by a stream
( 人は 以前の僕ではなくなったと言う
変わらないよ…
ぼくは柳の木よりしなやかで幸せだ
日が射そうが、雨が降ろうが、いつもこの川の傍にいる)
i know something so dear to me beyond words
”Beautiful Feeling in my Soul ”…
( 私にとって、慈しんでやまないもの、それは言葉にならないくらい。
魂の中にある美しい気持ち…)
ことばは、昔から言霊(ことだま)と言って、不思議な力を持つ、といいます。
自分を押したり、勇気づけてくれるフレーズを、音と一緒に感じることで
言葉だけの場合よりも、ダイレクトに強い作用をもたらすことがあるのは確か。
ダイレクトなものだけしか感じないような、味覚オンチならぬ感覚オンチではいかんとは思いますが。
最近、文字や数字、音などにも色彩を感じる" 共感覚 "という現象について、科学的に取り上げた本を読みました。
あの茂木健一郎さんも" 読み進むうちに、生まれ変わるように感じる"とコメントを寄せていました。
いずれ、また記事にしようと思います。
過去のジョージの記事(音楽)を辿れるようリンクを貼っておきます。
http://blog.goo.ne.jp/lifelongpassion/e/16f13b7c0efb21cec9072fd266cef6aa
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