これを腹という空間を制御する術、制空権というワーディングでとらえてみると面白い。
(↓)30秒ドローイン/腹を凹ます最強メソッドにも相通じるところが多々あります。
本来の働きを見失っているコアの筋肉を「リセット」して、骨格や内臓をも本来あるべき姿にリセットする。
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ドローインでも同じことに言及していましたが、
内腹斜筋を使えばポッコリお腹が凹む。
( 腹筋運動は、主に腹直筋を使うだけに終わってしまうので下腹は凹まない。
お腹を凹ませてエグるのが本当の腹筋運動。)
そして、だるい身体をリセットし元気を取り戻すコツは、
肋骨や胸椎まわりの老廃物を流し、「リセット」すること。
肋骨まわりを意識した胸郭式呼吸によって肋骨が柔らかく動き始めたらOK。
ハラを作る、というのは、身体動作的に言うと、
肋骨や横隔膜で囲まれた我々の身体の中の空間を制御する力をつけるこだと言い換えてもいいのではと考えた次第。。
すなわち「制空権」、
物は言い様、大切なのはwording、自分の身体を操縦するパイロットのようでなんだか面白そうに聞こえる。
(↓)胸郭と横隔膜への意識をシンクロさせて逆腹式呼吸をすることを説明しています。
わかりやすく言うと、肋骨とおヘソをくっ付けるような気持ちで息を吸いながら呼吸するのが、コアトレに効果的とのこと。
膝を立てた、この腹式呼吸については、あの苫米地博士もその効用を説いていました。
なんでも、会陰(えいん、外陰部と肛門の間)には、インド密教でチャクラと呼ばれる生命エネルギーの出入り口があるとのことで、
膝を立て、この会陰(=ムーラダーラ)に気を乗せたり、額(おでこ)の上で光をいろんな形に伸ばしたりといったイメージを持って気を感じることは、効果的な睡眠にもつながるそうです。
<膜について>
コアトレーニングもそうですが、気功などでも重要な呼吸時における『横隔膜』への意識、という着眼点があって、
「身体を細かく割る」といった身体感覚や、逆腹式呼吸について試したり考えたりしているうちに、
茫洋とした身体というよりも、
もっと凝集されたレベルの、『膜』をコントロールするということに思いが至った。
この『膜』という概念は、なかなかに面白い。
リサランドール博士の異次元理論についてで、博士が言うように、私たちは、
5次元世界の中では膜に張り付いている存在かもしれないし、
博士のビデオに出てくる話の様に2次元世界にレベルを下げれば、平面的、すなわち膜のような存在でもあります。
物や情報を粒や点のレベルまで抽象化して、それらが集まった時に意味をもちえると考えれば、それらの集合体を結び付けているのが膜。
ミクロとマクロの境界線についての概念であるかもしれないし、
森羅万象のいたるところに立ち現れる、(量子力学的でない)マクロ、集合体の概念を言い換えたものかもしれない。
多層をなすものは、すべからく膜によって てんめんたるたおやかなタペストリーをなす。身体的動作にとどまらず、身体と精神のつながりも、膜と膜、虚としての空間と実数としての時間の関係に立ち現れる時空をつなぐ境界線も膜のようなものかもしれません。
気功でいう「気」も、あるいは、何らかの粒子が集まった(緩やかに結びついた波動のような)膜のようなものかもしれません。
多分、何を言いたいのかよくわからん、と思いますが、そういった上手く説明がついていない物事の道理についての興味は大切にしたいと思うのであります。
(↓)一青窈さんが推薦文を寄せていますが、分かりやすくて面白かった。
そのうち記事で引いてみようと思います。
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(いかんせんタイトルがバタ臭いですが、この人は着眼点が斬新で面白い。)
なんでも、「亀息法(きそくほう)」と呼ばれる気功術の呼吸法では、
”舌の先を上の歯ぐきの後ろ側にくっつけて”、ゆっくり呼吸を行ない、
”その時出てくる唾は身体にとてもよいものなので、必ず飲みこむようにしてください”とのこと。
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