2018年、4月からの新年度の週末を伊香保で過ごす。
1月から3月まで皆既月食やら二度のブルームーンやらでLunaticな新春の中にあって、伊香保へと向かう車中では輝かしい夕陽にも迎えられる。
前回伊香保に行った際に、趣きある雰囲気に惹かれた横手館が今回の宿。
そして、前回生涯最高のニラ玉を食した、居酒屋御免へと。
([2017年12月] 図らずも武田巡りの伊香保ラウンド)
( ↓ ) 前にも書きましたが、ゴルフ好きの御主人が振舞われるのは、Mastersのシンボルのようなニラ玉のイエロー&グリーン。
そういえば、ひと頃、美食家がこぞって絶賛していた山菜の女王「コシアブラ」をとんと見かけなくなりました。
東日本大震災の影響で収穫できなくなったのでしょうか。(旨いもの~ 山菜)
このブログを始めたのは2009年4月なのですが、
時を同じくするように、故障やスキャンダルで
2008年全米オープン以来メジャータイトルから遠ざかっているタイガー ウッズ。
そんなタイガーが好調な復帰ぶりが伝えられるなか、久しぶりにマスターズに帰ってきました。
(that was me ~ ストーリーテラー風に遊んでみる。)
カットラインぎりぎりで予選を通過したタイガーは結局通算+1で32位、
前年活躍した松山英樹選手は-3で19位でしたが、
この店で過ごす晩にマスターズを観れるとは。
朝、温泉に行こうと起き出したのですが、タオルと着替えを部屋に忘れたままオートロックに締め出されてしまいました。
茶褐色の伊香保の湯を堪能してから、ぶるぶるっと自然乾燥させたりして、旅館の人が起き出してくる頃合いを見計らうように長湯。
部屋の鍵を開けていただいた後は
石段街へと早朝散歩。
伊香保の朝日のパノラマ。
朝日を浴びながらの早朝散歩でしたが、
冒頭書いた通り、今年は新春から月の影響が大きいようです。
伊香保温泉の石段を登る頭上に掛かっていたのは、
今年二度目のブルームーン(月内に二度目の満月)を経たばかりの下弦の半月。
石段から見渡す遠い山は榛名山。
少し横道にそれましょう。
( ↓ ) これは蒔絵師、一瓢斉の作になる遠山の大棗(おおなつめ)。
漆下地の上に高蒔絵と呼ばれる技法で、遠い山並みを描き、
金粉の蒔きぼかしを施して山の重なりを表現されているそうです。
表千家家元、即中斎の花押。
このような、茫洋としたぼかしや霧のようなものに対する審美眼が、現代には少し欠けているようにも感じます。
茶道具の棗(なつめ)を持つ形にも喩えられる半月の形。(淀みない"半月"の動き)
肌理細かく割れてふるえ、切っ先鋭く誠(まこと)を突く、日本の美。
(大切なのは、まず「身体を割る」ことなのだ。)
(ドラゴンへの道)
もののけ姫
( ↓ ) iPhoneカメラのLive機能で、静止画だけでなく音声の付いた動画も残っていたので、繋げてみました。
一瞬を切り取ってみせる静止画もいいが、音声が少し入るだけで瞬間の息遣いのようなものが蘇る。
2018年4月 伊香保 雪月花
遠山に茫洋と谷川岳を臨む。
ゴルフもぼけらっと茫洋と。
調子は悪くはなかったのですが、
出だしINコース3番で2つ続けてバンカーにつかまり、各々脱出に2打ずつを要す。
ゴルフを18ホールではなく、12ホールのゲームにすればよいというムーブメントがあるが、
(たしかジャック ニクラウスも賛同していたと思う。)
私もそのほうがいいと思う。
人間の集中力はそんなに続かないからだ。私なんかは特にそうだ。
12ホール(ハーフ6ホール)なら大叩きが減るような気がする。
そして、Parすらロクに取れもしないのに、
この日も、最終18番は気持ちよくフィニッシュしようと、またバーディーを狙いに行った。
1mのバーディーパットがカップの淵でくるりと廻って嫌われたが、パーフィニッシュ。
いい加減なゴルフをしてるから流れを呼び込めず、パットも決まらないのだと思います。
それにしても、新しく投入したパワートルネードU E-Spec2.0の33(太くてシッカリ感のあるRシャフト)、頼りになります。
でも、イギリス旅行もあるし、
入院を経て、再び高額医療のお世話になることもあって、少し自重していこうと思います。
( ↓ ) ”一流の選手ほど大きな変化を嫌う”、” 一流の選手ほど徐々に交感神経を上げていく”
精神論でも運動論でもない、自律神経の整え方を主眼に据えて書かれた本。
血管新生阻害剤の治療を開始して、高血圧の副作用に悩まされている私にとってタイムリーな本だ。
自律神経に寄り添いながらコントロールしていく。
”「ため息をつくと幸せは逃げる」はウソ。”
なら、ため息をつきながらでも徐々に上げていくべし。
ため息じゃなくて、深呼吸〜って思ってま〜す(^_-)
ため息じゃなくて、深呼吸〜って思ってま〜す(^_-)
伊香保は近くていいですね。