ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

高慢と偏見/ジェイン・オースチン

2009年04月21日 | 読書ノート
すっかり読書づいて「名作はこのように始まるⅡ」も読んでいます。
こういうダイジェスト風の書き物はエッセンスが詰まっているようで
小説慣れしていない僕には、テンポよく読めます。
(時間があれば、ゆっくり浸ってみるのも悪くないとは思いますが。。)

さて、この小説は、高慢でプライドの高い美男子で頭脳明晰なダーシーという青年が舞踏会で出会ったエリザベスに
「まあまあだけど、あえて踊りたいほどの美人じゃないね」と言って、
かちんときたエリザベスに彼に対する偏見がうまれるところから始まるのですが、
だんだんダーシーはエリザベスに惹かれていき、自分の高慢さを猛省します。
そして次第に、こんどはエリザベスがひたむきなダーシーに対する誤解に気づき、
「ほんとに情けない!自分は人を見る目は確かだと得意になっていた。。」と
自分の高慢さと偏見に気づくというストーリー。

日本文学の根底にあるのが、もののあはれ なら、イギリスの小説の伝統は笑いとユーモアで、こんな一節がでてきます。
書き出すと間抜けですが、文章の流れにのると笑えました。


ベネット氏は、天使のようにやさしい長女ジェインと、明るくて誰からも好かれるピングリー氏の結婚を祝福してこう言う。
「ジェイン、おめでとう。きっと幸せになれるよ。おまえはいい子だ。
 こんな幸せな結婚ができて、私もほんとにうれしい。
おまえたちはきっとうまくいくよ。性格もよく似ているし。
 ふたりとも協調性が豊かだから、ふたりでは何も決まらんだろうし、ふたりとも人がいいから、召使いにだまされるだろうし、ふたりとも気前がいいから、家計はいつも赤字だろうな」
</bockquote>
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いい作家見つけました/吉本隆明さん~その2

2009年04月20日 | 読書ノート
手ごわい。

シンプルなものが好きで、難しいことを易しく語ることこそ大切
(さして難しくもないことを、もったいぶって書いている文章は大嫌い)
だと考えている僕にとって、ひととおり通読してみたら手ごわい評論でした。

でも、僕のきらいな、(学術論文や技術仕様書でもないのに)難解な言葉を多用してことをややこしくするような
中途半端で不親切な(頭がわるいか、いじわるか、わかってもらう気がないのか)タイプのものでないことは分かりました。

吉川隆明さんは、語り口が平易で、ところどころ、はっとする部分があります。

そもそも、文学や思想、評論といったものは、廻りくどくてなんぼ、
見た目結果だけみれば10mしか進んでなくても、
実は地球を一周してもとの位置に戻ってきてからの+10mであれば、
同じ価値ではなくなってしまうような部分があるように思うので、
シンプルだからいいとも限らないようにも感じます。
ひとえに勉強不足でついていけない、といったところなのでしょうか。

過ごした時代背景の違いなどから、同時代体験や歴史観の共有に無理があるので、
そもそも理解しづらい部分があるのかもしれませんし、
あせらず、決めつけず、ねかせる(熟すのを待つ)ことが良策なのかもしれません。
ジャンルは違いますが、名盤の誉れ高いマイルス・デイビスの「kind of blue」の良さを味わいたくて、
「kind of blueの真実」という本まで読んでアタックしたのに、だめだった経験もありますし。。

でも、気になったフレーズを例によっていくつか書き抜いておきます。

・登場人物も(純文学に出てくるような病的な主人公でなく)比較的健全で、面白おかしい小説はたくさんあるんです。
でも、僕自身の中の中流意識は満足できても、僕のなかの深刻な部分は“あれ~!?”と思わざるを得ない。
やっぱり、主人公に“おまえ、そんな健全さでいいのか?”といいたくなっちゃう(笑)

・もし、ひとつの書物を読んで、読み手を引きずり、また休ませ、立ちどまって空想させ、また考え込ませ、
ようするにここは文字のひと続きのようにみえても、じつは広場みたいなところだな、と感じさせるものがあったら、
それは小さな世界だと考えてもよいのではないか。
そういう場所に行き当たった読み手は、ひとつひとつの言葉、何行かの文章にわからないところがあっても、
書き手をつかまえたことになるのだ。







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キャッチボールうまくなったよ

2009年04月19日 | 日記

夕方、下の子と近所の公園でキャッチボール。
ぎっちょで、ちょっと不器用なのですが、
ゴルフと同じように、「体のまんなか」を意識するように教えたら
いい球を投げるようになりました。

具体的には、投げる時に、グローブを持っている方の手を
胸に押し当てて投げるようにしてみただけ、です。

体が流れなくなって、ボールに体重が乗り、コントロールもよくなりました。
(たかが、キャッチボールですが、
 ゴルフするまでは、こんなに理屈を考えて体を動かすことはありませんでした。
 他のスポーツを含めて、ゴルフで得たものを拡げていくことはできる、と思います。)

先週もキャッチボールしたのですが、
テンポが段々よくなってきて、気持ちよかったです。

 

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いい作家見つけました/吉本隆明さん

2009年04月19日 | 読書ノート
いい作家を見つけました。吉本隆明さんです。
「読書の方法」~ 示唆に富んだ内容がいっぱいです。1回のブログで整理しよう、などとは思いません。
(↓)すごい読書家の方のようなので、吉本隆明さんについてもっと知りたいとき参考にします。
http://ameblo.jp/quotations/entry-10188320502.html
ブログで情報発信するようになって、書き手の立場が少しは理解できるようになったのか
吉本隆明さんの次の言葉が僕にとっては、まるでパラダイム・シフトの如く 心にひっかかりました。自分の世界が拡がったような気がします。
あたりまえのことかもしれませんが、書かないと伝わらないこと、感じてもらえないこと、は確かにあると思います。
吉本さんが指摘しているとおり、作家が特別な人間なのではなく、本にならないと伝わらないものがあるということなのだと思います。 あまり、縁のなかった文学に興味が湧いてきました。(ちなみに、吉本さんもわたしと同じ理系です。)
わたしはふと気がついた。
じぶんの周囲には、あまり じぶんの同類はみつからないのに、
書物のなかにはたくさんの同類がみつけられるというのはなぜだろうか。
ひとつの答えは、書物の書き手になった人間は、じぶんと同じように周囲に同類はみつからず、
また喋言ることでは他者に通じないという思いに悩まされた人たちではないのだろうか、ということである。

もうひとつの答えは、
じぶんの周囲にいる人たちもみな、じつは喋言ることでは他者と疎通しない、という思いに悩まされているのではないか。
ただ、外からはそう視えないだけではないのか
、ということである。

後者の答えに思いいたったとき、わたしは、はっとした。
わたしもまた、周囲の人たちからみると思いの通じない人間に視えているにちがいない。
うかつにも、わたしはこの時期にはじめて、じぶんの姿をじぶんの外で視るとどう視えるか、を知った。
わたしはわたしが判ったとおもった。
もっとおおげさにいうと、人間が判ったような気がした。
コメント (1)
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シューベルト/楽に寄す

2009年04月19日 | お気に入り♪(クラシック)

最近になって好きになったシューベルトの「楽に寄す」(An die Musik)です。
口語調の訳詩は別の映像からとりました。
自分を豊かにしてくれるものへの感謝の気持ちが謙虚に表現されていて、とても清々しいです。
(今になって、未完成シンフォニーも気に入って聴いていて、ちょっとしたシューベルティアーデ気分をきどっています。。)

シューベルト作曲「楽に寄す」 バリトン:田中敏夫

Du holde Kunst, in wieviel grauen Stunden,Wo mich des Lebens wilder Kreis umstrickt,
Hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden,Hast mich in eine Beßre Welt entrückt.
愛する芸術よ、
おまえはしばしば私がゆううつに心閉ざしたとき
いったい何度私の心をあたため、より快適なところへ導いてくれたか
Oft had ein Seufzer, deiner Harf entflossen, Ein Süßer, heiliger Akkord von dir
Den Himmel beßrer Zeiten mir erschlossen, Du holde Kunst, ich danke dir dafür!
おまえのハープから流れる溜息、おまえの甘い上品な和音が
いったい何度 わたしによりよい時間を与えてくれたか
愛する芸術よ、おまえに感謝する


(2015.10.3/Youtube削除のため差替え)

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我が家の借景 ~ 春

2009年04月19日 | 日記
我が家のリビングから見た借景です。


東南方向なので、お正月は真ん中の木のあたりから昇る初日の出を見ることができます。

でも住宅造成が進んで、右側にあったススキ(ベランダから見える秋の風情がよかった)がなくなり、
左側にあった竹やぶもさみしくなってしまいました。

玄関を出て、この借景の手前の小道を左に上っていくと、ちょっとした森(林)がすぐなのですが、
ここも宅地造成でずいぶん緑が減ってしまいました。
一昨年(伐採前)の紅葉は、見るアングルによっては黄色から橙~深紅まで
まさに錦織り成す光景で、その紅葉っぷりの見事さは、今想えばまるで最期の季節(とき)を知っていたかのようです。。。

去年まであたりまえに聴けたウグイスの鳴き声が聞けずにカミさんが嘆いています。
(僕にはふつうに聴こえていたのですが、家内曰く、
”ほー”が言えずに”けっきょー、けきょ、けきょ♪”と調子外れ気味に鳴くのがいてかわいらしかったらしいです。)

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Paul McCartney interview, Nationwide, Ja...

2009年04月19日 | インタビュー/ドキュメンタリーetc

Paul McCartney interview, Nationwide, January 1982

カンボジア難民救済コンサートの様子が入ったインタビュー映像です。

ポールのインタビューを見ていると(聞いていると)、快適で 落ち着いた気分になれます。

同じような考え方の人間がいる安心感というと、ヘンな奴だと思われるでしょうが、
とても共感できるところがあって、それでいて すごく惹かれるものがあります。

偉そうなところがなく、普通のライフスタイルを好み、
茶目っ気があって、フランクな言動が、時々ひとに誤解されて、
損な役回りになってしまうけど、悪びれたりしないところとか、
とても人間っぽいひとだと感じます。

あまりシリアスになることを好まず、いつも適度なユーモアをたたえているかと思えば、
センチメンタルなメロディの小唄をさらっと歌ってしまう。

僕にとって、ある面では最高のお手本です。
 

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読書進化論/勝間和代

2009年04月18日 | ブログについて

「起きていることはすべて正しい」に続き、僕にとって2冊目のカツマー本になる「読書進化論」を読みました。

ビジネス書のなかでも、ハウ・トゥ本の類は、言ってることが大体同じに思えてきて、
新鮮な切り口がない限りはあまり読まなくなっていたのですが、
「読書進化論」はブログ(Web)と本との関係を整理した視点が新しい好著でした。
本の中で“自分のブログに気になったフレーズを書き留めておくと、得た知識に意識的にタグをつけて、頭の中に収納できます。”
とありますが、僕がやっているのも、まさにそれだと思いました。




・ブログは活字印刷を発明したグーテンベルグ以来の革命である、と評する人もいるくらいです。
ブログは紙の日記とは違って、読んでいる相手がいることで続ける気になれます。
そして書けば書くほど、筋肉と同じで、自分の考えを言葉にのせるのが上手になっていきます。

・本は、わかっていることばかりで組み立てられていても面白くなく、「ちょっとずれている」くらいがいいのです。
あるいは、自分が今まで体験してきたことに対して、ことばのラベルをつけてもらえると、すごくうれしいと感じます。
自分が経てきた経験で、もやもやとしていることや、もう少し知りたいなと思っていることが、
きれいに言葉やフレームワークになって出てくるかどうかで、
本を読んだとき(=著者と会話をしたとき)に、ああよかったという体験につながる。

・自分の考え方、フレームワークが、少しでも深くなるか、広くなるものが見つかれば、読書は十分成功です。
本のキーアイデアというのは、1冊の本の中に本当に少ししかありません。

・私はなるべく1冊の本で、最低1フレーズでいいから、
読み手にとって心に響く、役に立つフレーズを渡したいと思っています。





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[2009年4月那須チサンカントリークラブ]

2009年04月18日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]
友人と前夜から泊まりで、那須チサンカントリークラブで2.5ラウンドまわってきました。
(昨年夏に行った時より宿舎が綺麗になっててびっくり。
前回は朝、自力で起きれなくて、着のみ着のまま、ばたばたのティーオフでしたが、
今回は目覚まし時計持参で、4:58スタートの1時間前にちゃんと起きれました。)

途中から古傷のある膝が痛んで、まるで昨年(2008年)全米オープンのタイガーさながら、びっこ引きながらのラウンド。 そのせいでばかりでもないのですが、途中からスコアカードの付け方 (パット数やFK(フェアウェイキープしたかどうかのチェック、など) もいい加減になってしまいました。反省。。

ブログに掲載するのをためらうスコアです。
でも、友人から、現実は直視したほうがいい、とアドバイスがあり、
ヘンなスコアだけど頑張ってるやつのブログの方がおもろいよ、と言ってたので
ちゃんと記録が残っている1ラウンド目をアップしました。
はパー(ホームラン)、はボギー、はやってはいけないトリプル以上、です)

これまでは、スコアカードを保存することもせず、良くなかった日には、悪いことは忘れよう、と帰りに破って棄てるくらいで、
ラウンド後に、こうして結果を冷静に分析するのは初めてです。
ラウンドのリズムや流れをつくれず、イージーにトリプル以上を叩く悪いところが出ています。

ブログだと、スコアカードの散逸もないので、ちゃんと記録が残るのがいいところです。
これから上手くなっていくためにも、スタートは三振でもOK。

汗をかいたせいもあってか、佐野ICで降りて食べた万里のラーメンがこれまでになく美味かったです。

収穫もありました。
ラウンド後の練習が一番身に付くという、友人の薦めにおされて、
その後、飽きもせず、そのまま夜の練習場へ行ったのですが、ラウンド中出ていたドライバーが左方向へ真っ直ぐ飛んでいく癖を修正できました。
250Yの的も難なくオーバーしてます。(厚くインパクトできた時は300Yいってるかもって感じです。。)

※ ドライバーはダウンからフォローで右尻をターンさせる。
  ドライバーのテンポは『 右、しり、ドーン!』   
 
アイアンは(左足体重気味にするため)、左尻へ意識を向けて『 左、しり、ドーン』
  フォローで左サイドが伸びあがらずに、つかまった、それでいて引っかけないショットが出ます。
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心月輪(しんがちりん)

2009年04月15日 | 日記

禅僧、歌人にして書家であった良寛についての文章を読みました。
寺を持たず、日々托鉢で暮らし、説法ではなく、その人柄や数多くの書や歌で人々に影響を与え、飄然と生きたひと。
少なからず感銘を受けて、久しぶりの毛筆です。
(子供の習字道具を使わせてもらいました。)

細めで凛としてのびやかな良寛の書風を意識した字体で書いてみました。
書の出来具合は、心がどれだけ乗り移っているか、ということらしいですが、
当然の如くへたくそです。カミさんは呆れて笑っていました。。
書道を知らない素人の、呆れかえるほどイージーなこころみですが、
書に気持ちを込めて、書の向こう側のものと一体化する感覚、
がどんなものなのか掴んでみたいように思いました。

『心月輪(しんがちりん)』

心中に満月を思い浮かべ、呼吸を整えながら、月と自分の心を一体化させる真言密教の修法に由来することば、です。
良寛は、空に向かって指を動かし、書の鍛練を積んだといいます。
輪・月・心、の順番で書いてみると、
満ち欠けする心というものが、静かに満月の如く 円く光っていくさまが不思議と分かるような気持ちになってきます。

月というのは、昔からの素晴らしいモチーフですから。




『天上大風(てんじょうたいふう)』

“大風”は仏の大いなる慈悲の心を表します。
つまり、この世には仏の慈悲の心が満ち満ちている、という意味。
西郷隆盛に“敬天愛人”という言葉があります。
この“天上大風”という言葉には、“風”という一字のためか、

物事に囚われないおおらかさを感じて惹かれました。 

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美樹のアップ写真です♪

2009年04月14日 | 日記



きゃばくらの女の子の写真でも載ってるのかと思ったひと、ごめんなさい

先日のせた名前のわからない木のアップです。
とっても感動したのに、アクセス数が伸びなかったので、臨場感が足りなかったのかと思ってまた載せてみました。

“世界3大美樹”と呼ばれる樹木が本当にあるのですが、
僕にとっては今のところ、
・このミキちゃんと、
・新緑の季節のニセアカシア・フリーシア、
・そして銀青色が美しいモミの木のようなプンゲンス・ホプシー
(矮性種のファットアルバータという品種が我が家のシンボルツリー)
が3大美樹です。
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読書メモ/遠藤周作

2009年04月13日 | 読書ノート

僕は昔からフィクション(小説や物語)より、ノンフィクション(伝記や評伝、あるいはエッセイ、ノウハウ本やビジネス書や図鑑の類まで)を好む傾向があります。

よって遠藤周作の小説のことはよく分からないのですが、
「自分づくり(生き方編)」という本(題名はイマイチですが、さすがにいいこと書いてます)を読んで、心に留まったことを、もったいないので書き出しておきます。

<生活と人生>
・生活と人生は違う。毎日の生活の中で、普通のひとはあまり人生というものを考えたりしない。
人生の意味とは何かを考えると生活にブレーキがかかる場合もある。

・病気や不幸に見舞われるような時、日常の生活では気がつかなかった人生というものが顔を出す。
また我々が生きていく中には人生と生活のどちらを選ぶか、という二者択一の岐路にたびたび立たされることがある。
人生と生活との岐路に立ったとき、生活を選ぶことが決して間違っているとは思わない。
ただ、その生活の奥に人生があること、人生というものがときとして、
いや、しばしば人間を高めるということは決して忘れないでもらいたい。

・人間関係にも「生活上の相手」と「人生上の相手」がある、ということは知っておく必要があるんです。

・毎日のように会っていても、(お互いに便利だったり、役に立ったりする付き合いや、社会的・組織的な関係であったりしても)自分の心に何らかの痕跡も残らず、精神的に何の影響も受けていないということはよくある。それは人間が社会生活をおくるうえで当たり前にあることで、別に悪いことでもなんでもない。

・だがしかし、人生上の相手とは、こういった生活上の相手とは違う。忘れられないという感情が伴うものです。
あるいは、一回も会っていなくても、そのひとの書いたものや創ったもの(絵、音楽など)を通して自分の心に深い印象を刻んだひとがいるでしょう。

<意識と無意識>
・ひとは意思を重んじる。しかし、意思は自分でコントロールできる意識的な部分だけで決まるようなものではない。

・無意識の部分が、そのひとの考えや意思に大きな影響を持っていることは知っておいた方がよい。

・無意識の部分とは、生活上の小さな意思決定や感じ方、環境の影響を受けながらそれらが蓄積して作られるだけのものではない。
人間の身体と同様に、無意識あるいは潜在意識のなかにも、DNAとして先祖から受け継がれているものがあるのです。

・だから、意思をコントロールしているのは自分独りの力だ、などと尊大になってはいけない。

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ネスカフェのCM と遠藤周作

2009年04月13日 | お気に入り♪(CM/TV/映画)
ネスカフェ ゴールドブレンド


ネスカフェのCMは好きで、ネスカフェのCMソングばかり集めたCDを持ってるくらい。

遠藤周作先生(狐狸庵 先生はエッセイか何かで使っていたニックネーム)
の本の内容を書き留めておきたい、と思ったら
比較的最近やってたこのCMのことを思い出しました。

開高 健とか、昭和の作家には、人間臭くて味のある面白そうな男性作家がいますね。リアルタイムでお気に入りの作家を早く見つけてみたいです。


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ブログにハマったかも。。

2009年04月12日 | 日記
ブログは趣味のひとつとして定着しそうな勢いです。
力の入ったときはそれなりにアクセス数が増えていて、嬉しくなります。
見てくれたひとが、どういう記事にどんな感想を持ってくれたのかは、コメントがないと分かりませんが、
PVが増えるということは、少なくとも興味は持ってくれたということですよ

日記は、何度もチャレンジしては途中で終わってしまって、それはそれでよし、と思ってましたが、ブログは違いますね~。
やっぱり、誰かが見てくれると思うと励みになるし、パソコンに向かう頻度が増えて情報リテラシーも高くなるように思います。



庭にあるジューンベリー(バレリーナ)の花です。まだ若い木ですが、今年は花つきがイマイチかも。
桜が散った頃に咲くモッコウバラが楽しみです。



我が家の一帯は植木の街で、四季折々に美しい花や木々が現われては、びっくりさせてくれます。
桜の見頃ももう終わりですが、桜咲く前の早春 さまざまな品種の桃や梅、杏やこぶしの花が咲き誇る様は見事です。
今年は、マグノリア(モクレンというより、オーガスタ的な響きがあって綺麗に聞こえます)が圧巻でした。
白花のイメージが強いですが、赤、二色咲きの品種や、ガールマグノリアと呼ばれる欧米で作出されたピンク系の品種まで、
あちこちで発見して、思わず車を止めて見とれるほどでした。

上の写真は今日見かけた 爽やかなピンクの新葉が何とも美しい木です。
秋の姿も風変わりで目を惹くので、前に図鑑で名前を見つけたのですが、忘れてしまいました。
まさしく“この木なんの木、気になる木”です。
マグノリア以上の大木なので、自分の庭にはとても植えられませんが、秋にはまた姿を愛でにこようと思います。
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◆調子にのって3アイアンも

2009年04月11日 | ゴルフィーライフ(Myスイングチェック)

河川敷のショートコースで短いクラブは握るので
練習場ではもっぱらドライバーと3アイアンを握ります。

佐久間 馨氏の「練習ぎらいはゴルフがうまい!」ではありませんが、
練習のための練習はきらいなので、練習場もあくまで愉しみのために行ってます。
週に1回行けばいい方ですが、行ってもあまり球数は打たず、感触を楽しんだら帰ってしまうことが多いです。

今は
・イン・トゥ・インの軌道で丸く振ること
・体の近くにクラブを通して振ることで、手のさばきやニュアンスのつけ方を感じること
・シャフトではなく、その先のクラブヘッドの動きを感じること
・(シャンクが出ているので)つかまえ気味に球を打つこと

※ シャンクが出るときは、ボールをトゥ側(というかヘッドのトゥの先にボールがあるくらいクラブを引きつけて)
にセットして構えると不思議とシャンクが治まります。
そのことに気づいたあと、あるゴルフ本で同じことを書いているひとがいました。

 に気をつけてます。 球はいってましたが、全然ダメ・スイングでした。
滑らかさがなく、上下動しています。

もっと左脇をしめて、ヘッドアップを遅らせないと。。

※ 今日(4/12)またアイアンがおかしくなってました@風遊び。
  なんで、またいきなり初心者みたいなヘナチョコになってしまうのか我ながら不思議です。
   (早朝からマスターズ見てて、変な影響受けたのかな??)

  ・偉そうにグダグダ、ポイントを書いてしまった自分が恥ずかしい。。
   ここは、力んで、体が流れてしまうのを防ぐことを第一優先にして修正しよう。

     
★ 体の“ 真ん中 ”で振る
    『体の真ん中が崩れなければ 、それほど頑張らなくてもボールは飛ばせるんです。
     一流のスポーツ選手は動作中に真ん中がズレてもすぐに真ん中に戻れる能力を持っています。
    (増田哲人プロ、新強いゴルフの作り方)』


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