中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

代表こそ決算書と向き合う!

2014年02月09日 06時12分08秒 | NPO法人実態調査25年度版
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は、「平成25年度 特定非営利活動法人に関する実態調査」 100ページの「活動計算書への移行に当たっての困難」をみましたが、今日は104ページの「NPO法人会計基準への切り替えに当たって有用であった支援」をみます。

『NPO法人会計基準に準じたものに切り替えるに当たって有用であった支援』をみると、「税理士、会計士による助言」(39.9%)が最も高く、「中間支援組織等によるセミナーなどの開催」(28.9%)、「所轄庁による助言」(22.6%)、「所轄庁からの計算書類作成ツールの提供」(22.2%)と続いていることが分かります。

一方、「問題なく切り替えられたので特に支援を必要としなかった」も19.2%みられ、経理・決算業務の実務経験がいれば、このような回答になると思います。

ここで注目すべきは「中間支援組織」です。かつて、「東京ボランティア・市民活動センター」でNPO法人会計セミナーを”無料”で受講させて頂いたことがあります。

決算を専門家にお任せすると、決算資料に記載されたその数字の根拠が分からなくなり、これが更なるお任せを生む原因になっていると思います。

自分の感覚よりも業績が芳しくないと感じる代表は、一度、決算書と向き合ってみることをオススメします。

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