スケートよた日記

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佐藤信夫 講演会

2013年07月13日 | アイススケート
フィギュアスケートインストラクター佐藤信夫氏の講演会に行ってきた。タイトルは「フィギュアスケートの世界-もっと深く味わうために」朝日カルチャーセンター主催。

 会場は新宿超高層ビルの地下一階。200座席は30-40代のスケオタ風女性で9割占有されていた。知人もちらほら。端っこ最前列から聴講した。前半はスケートの歴史とターンジャンプの解説、採点についてで1時間ちょい。ラスト30分が選手の苦労話とか。

 まず緊張する新聞記者に佐藤信夫さんがクルクルポン(試合前に選手の背中をなでて押すやつ)。技解説では信夫氏が壇上で飛び跳ねた。講演中、会場の佐藤久美子夫人からときおりつっこみが入る。これが絶妙のタイミングで良いスパイスになっていた。終盤には久美子氏壇上に上げられてしまった。

指導選手
 久美子夫人 小塚父 松村充 佐野稔 佐藤由香 村主安藤中野真央。小塚崇彦を忘れて場内から笑い。本人もスケート黎明期に世界トップレベルにいたすごい人だ。

貴族スポーツ
 いまでいうフリースケーティングは1850年ころジャクソンへインズが始めた。蓄音機も無い時代で生演奏。衣装も燕尾服にロングドレスの貴族スポーツだったとか。
 経歴とかスケート史の時はいまひとつの信夫氏だったが、このあと技術の話題になると急にテンション上がる

採点
 昔はルールブック暗記するほど勉強した。いまは暗記できないよ!
 6点制から現行法に移行して、技術レベルは明らかに向上した。反面、高得点技に偏るのでにんな同じような演技になった。超高速スピンとかフライングキャメルとか、かつて選手の個性だった技が得点でないのですたれている。

スケート靴
 フィットする靴探しは選手最大の悩み。同じ靴でも微妙に違うようだ。左右で違うくつということもある。激しい動きには固い靴が必要だが、幼少期は足首が動きやすいものを勧めたい。

子供スケート
 なるべく幼少から始めてほしい。神経系の発達時期だから。でもスケートばかりではだめで、多スポーツを遊びながら経験することが大事。アメリカカナダのフィギュア選手はホッケーも出来る人多い。鬼ごっこはおすすめ。久美子氏:崇彦は遊び過ぎ!
 子供選手には学校終わって車でリンク、練習、リンクで宿題、パジャマで帰宅という子もいる。

選手評
 大輔:酸欠で視界が狭まる終盤に頑張れるあの体力はすごい。
 真央:よう頑張るなあ。今季はステップもジャンプも良い
 キムヨナ:スピード!あの高速状態でよくステップやジャンプを決められる。
 チャン:高難度ステップでも高速維持
 
一番驚いたのがこれ
 聴講者の書き込み がすごい。スケオタさんおそるべし。
コメント
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