朝、出会ったら「おはようございます」と挨拶をしよう、と幼稚園で習った。でも声を掛けても知らない顔をする人がある。幼稚園にいかなかったのだろう。
同じ頃歩き始める人とは、細い農道を歩いてきてすれ違うことがある、まぁどちらかが道を譲る。面倒なので先に脇によけて待っていると、たいていちょっと頭を下げてくれる。滅多に人に会わないだろうと、少し早い時間に出て一人で歩くのだが、話すのが煩わしいというのもある、忙しい一日で野の花を見て歩いている時間は貴重だ。
少し気になる二人組みの人たちがいる。坂なのでどうもうちよりずっと下方の家から話しながら歩いてくるらしい。大きな声で常に話している。間の悪いことに後ろから追いついた。話が聞こえるのも困ったことなので、挨拶をして追い抜いた。それから気になっていると、毎朝前後して歩いてくる。道を変えてみたら、また柿畑でばったり会ってしまった。又お会いしましたね、の顔をしてみたが効果なしでばつが悪かった。ちょっと気になる。二人とも少し先輩のような年頃だし、ゆっくり散歩で一回りの様子、これは幼稚園に行ってない人たちだろう、気になるが気にしない気にしない、一休さん♪
袖振りあうも多生の縁 というが、今世で初めて逢った人たちで、生まれ変わっても逢わない気がするが、とはいえすごい人見知りで、話してみるといい人だったりすることもあるので、やっぱり気にしない気にしない。
「???」
これ、近所の庭に咲いていた。可愛らしいが名前がわからない。
まつよいぐさ?ふうろそう?げんのしょうこ?あなたはいったい誰の仲間なの。
「ブッドレア(ふじうつぎ)」
大変育てやすく、どんどん繁殖する。田舎の道の片側一面に咲いていた、
誰かが綺麗だと植えたのだろう。
まだ雨雲が広がっている、台風が来るらしい、進路の扇の中に我が家も入っている。
しずくが重そう。
「エリカ」
イギリスの荒野に咲くエリカの仲間だが「嵐が丘」のヒースは「ジャノメエリカ」だそうだ。
http://www.sora-m.jp/cgi/album/album.cgi?mode=detail&no=18
「シロヨメナ」
ヨメナの花は、薄紫だが、時に白い花もある。秋の野に咲くキクの仲間は多い。