空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

9月29日 火曜日 晴れ <テレビで映画 市川雷蔵 大菩薩峠>

2015-09-29 | 映画

やっと日記が追いついた。
今日もいいお天気で洗濯物が乾く。食品も整理するので買い物には行かない。ちょっと時間に余裕があるが、歩きながら予定を考える。

ここでコーヒーを一杯ッ…。

少し先にある大型スーパーの二階に広い手芸店ができた。開店大売り出しに行って、また買ってしまった。
毛糸や厚手の布地、これでエプロンを作って、セーターも編もう。そろそろ冬支度。

買い込んだ本も、読みたい順に積んだ。読書の秋になったが、最近の作家をよく知らない、広く浅くが身上なので読まねばならない。
知らない作家は要注意だが、読みかけてしまったと思っても、途中で止められない、時は金なりだけれど、「金」というのは普通お金のことだろう、でも沈黙は「金」のように貴重品にも使う。本代は貴重だけれど少しくらいはほかを削っても何とかなる。時間はもっと貴重だ失えばなんともならない。分かっていても読み始めるとどこかいいところがないかと最後まで読んでしまう。
買う前のリサーチが足りないと言うか、衝動的といおうか、軽薄なところが我ながらますます時間欠乏の穴に落ち込んでいく。

さてこれから軽い掃除機を引っ張りながらゴミを吸い取り、さっぱりしたところで、録画した映画を一本やっつけよう。

市川雷蔵の「大菩薩峠」を見たばかり。一部と二部。
中里介山は人の狂気を素晴らしく書いた。机龍之介は「音なしの構え」という正眼から少し右にずらした独特の構え方をする、それが美しく強い。市川雷蔵という俳優によく似合っていた。この作品は竜神温泉に行ってから気になっていた。

市川雷蔵という俳優、は「眠狂四郎」を見たことがある。知る人ぞ知る「円月殺法」
「眠狂四郎」は柴田錬三郎。中里介山どちらが先か調べないと分からないが、机龍之介と同じように生来の狂気と虚無、天才的な剣の腕。悲運というか運命に操られる様子が壮絶だった。

市川雷蔵という人は「忠直卿行状記」でも見た。いかにして暴君になったか、感受性の鋭い青年が周りの媚びへつらいで崩れていく。逃げるに逃げられない現状から狂っていく、菊池寛の短編が重厚な、今に通じる物語になっていた。


市川雷蔵は美しい、彼の薄幸で複雑な生い立ちや早逝したところがこの映画に滲んでいた。

ところが「大菩薩峠」最後の三部目が撮れてなかった。そのうちDVDを借りに行こう。残念、悔しい。

今日はこのくらいで花に。
  




昨夜のスーパームーン 夜の散歩で写してみた。ながく人の顔に見えていたが、
よく見ると右にウサギの耳が二つ見え、お餅をついていた。


田んぼが少し黄色くなってきた。


「キンエノコロ」
エノコログサより少し小さくて日に映えて美しい。

「キウイ」
これも秋の味覚かな。


今日もコスモスが美しい。


「ボタンクサギ」
山のクサギと違って大きくて華やかだ。


「ケイトウ、ニガウリ、アサガオ」
おそろいで覗いていた。






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9月28日 月曜日 晴れ <返り咲き>

2015-09-29 | 山野草


朝は少し寒いくらい涼しい、最近のファッションを見ると真夏でもスカーフを巻いている。一色刺し色を加えてみてください、スカーフがいいです。とファンションリ-ダーらしいお姉さんが言っていた。

私も一枚くらいは持っている。もらい物のシルクのスカーフ。
今年は暑さで出来たのです、あせもが。それがやっとが消えた首に巻いてみたらホカホカして気持が良かった。色がどうかは分からないが首巻きに丁度いい季節だ。

スカーフは置いておいて歩き出して、ちょっと息切れしそうな石段を登っていたら、横の坂を利用して広い花壇があった。花好きの人が住んでいるのね。様々な花の咲いた跡がある。これはコースに入れなければ、と長い石段は考えから捨てた。

アレは何だろう、よく見ると「ハナズオウ」らしい。春の花で綺麗だけど咲いた後に伸びる葉っぱが味気ないなぁと思っていた。
これは「返り咲き」か。季節が違うと趣も変わるものだ、綺麗だった。
来年の春にはどうするのだろう。少しくらい先に咲いても大丈夫なのだろうね。

烏啼きて木に高く 人は畑に麦を踏む  げに小春日ののどけしや かえり咲の花も見ゆ♪

これ題名が、たしか「冬景色」。母が好きな歌で麦踏もしたそうだ。小春日ってあるけれど「冬景色」? 時間があるといろいろ考えるもので。
帰って調べてみたら「小春日和」は秋から初冬のおだやな日だそうで「秋」のものだと思い込んでいたので、「初冬でもいい」と訂正上書きをした。

 


「ハナズオウ」
季節はずれに見ると違った感じがする。秋の雰囲気に似合う花かもしれない。






今朝の空


「ダリア」
秋色で咲いていた。


今日もコスモス


「金木犀の大木」 
金木犀の木は成長が早いけれど、それにしても大きい。










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9月27日 日曜日 晴れ <囲われたんぽぽ>

2015-09-29 | 山野草

よく晴れた日曜日、早起きして足取りも軽い。

今日はいつも手前でターンして帰る高速度道路を越えてみよう。少し距離があるがゆるゆると。

馴染みがない町は同じ校区でも雰囲気が違う。ごみの集積場所の設置の仕方も違う。我が自治会は、烏よけのブルーシートをかけるが周りをボトルに水を入れて押さえておく。賢い烏を相手に当番も面倒だ、特に雨の日は。

そこは空き地にフェンスで囲ったゴミ入れが作ってあった。これはいいかもと覗いてみたら、中でタンポポがちょこんと咲いていた。
「いいのそんなところで咲いて、月曜日には上からゴミ袋が入るよ」
いつから咲いているのだろう。
タンポポは強い。引っこ抜いて根が千切れても切れた部分から又芽を出す。そんな再生の仕方をするが、花が可愛いので余り苛めたくない。

動物の子供が可愛いのと同じ感じだろうか、タンポポは身近にあって親しみやすい、もう通らない道かもしれないが、元気でねと声を掛けた。
これが「置かれた場所で咲きなさい」か。







 
「クジャクアスター」
白い花がいいが、この色も可愛いなぁ。


花の名前が分からないがシジミチョウがしがみついて、触れても動じなかった。
 
 
酔芙蓉を見ると写したくなる。ほろ酔いが実に美しい。


園芸種でもいいか秋だし、我も亦、紅なり、名前がいい。
花言葉は「移りゆく日々」とか「もの思い」とか、情緒がある。
 

シジュウカラが群れていた。小さなものは群れる。 

 
一方「鷺」は静かに穏やか。姿は優雅に見えるが声が悪い。







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