Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ドロンジョーヌより多香美

2012-04-02 12:46:16 | コラム
新車を乗り回すようになってから、知らないひと、あるいは親しくしていないひとからも声をかけられるようになった。

第一声は、きまって「お!」で、
次に「格好いいですねぇ」と続く。

確かに気に入りのチャリではあるが、
「もっと」気に入っていたチャリをパクられ、その盗難保険で手に入れたものであるし、
それに、チャリ通―当たり前だが、通学の略ではない―から見れば、「まぁ悪くないけど、それほどでも・・・」というレベル・価格のものである。

とはいえ、既に自分の身体と一体化しているため、褒められるのは「いい身体、しているねぇ」といわれているのと同意であり、やはりうれしい。

だから・・・

「でしょう、乗り心地、最高です」
「長時間でも、疲れないですか?」
「サドルの高さを調節して、乗りかたさえキチンとしていれば、どんなチャリだってそれほど疲れないですよ」
「そっかー、俺も買おうかな」

・・・なんてな会話をしょっちゅう展開している。


3.11以前からの流れではあったが、ランナーとチャリダーが「やけに」増えている。
その両方に深い関わりを持つ自分としては「ついに時代がやってきた!」という気持ちもないではないが、
見過ごせない問題もいくつか発生している。

前者に関しては、とくに皇居周辺のランナー。
歩行者との接触が絶えず、アンケートでは「チャリダーよりもランナーのほうに、危険を感じる」ほうが上位にきているのだった。

後者も歩行者との関係性・・・といいたいところだが、また別の問題が出てきている。
「原則として」チャリダーは車道を走る―ということが強調されたため、
たとえば子どもを乗せたママが「ふらふら」と車道を走ったり、
車でも「すれすれ」な狭い車道を、どうにかこうにか走る・・・はいいが、そのために車が追い越すにも追い越せず、「ちょっとした」渋滞があちこちに発生してしまっている。(とくにバスと並走する感じになった場合は、遠慮がちに歩道に上がったほうがいい)

歩道を走るな!
車道は邪魔だ!

じゃあ、どうすればいいの?

そう、チャリダーばかりが槍玉に上げられるが、走行が困難な車道が多過ぎるのだった。

ヘッドフォンや傘差しは積極的に取り締まるべきだが、「車道を!」という前に、その道路をどうにか整備していきましょうね。
きょうから始まった学校の武道導入化もそうだが、順序が逆なんだって。ちゃんと準備しようよ、準備を。


さて。
鉄道アイドルが居るように、チャリにもアイドルが居る。

ドロンジョーヌ恩田ちゃん。

確かに素敵だし、チャリダーというだけで応援したくなるが、

個人的には吉本多香美(トップ画像)のほうがホンモノっぽくて好きだけれどね。

そんな素敵な女子チャリダーと参加したい、素晴らしいイベントが企画されている。


『東日本復興支援サイクリング』である。


楽しめて、身体も鍛えられて、そのあとのビールまで旨く、
さらに、社会のため? にもなる―うん、理想的な復興支援じゃないか。

出来ればすべてに参加したいが、貧乏ライターなものでね、そういうわけにもいかない。
千葉→茨城あたりなら、自分のスケジュールに無理なく参加出来そう。

どう?
駐車場などにチャリが眠っているというあなた、いまからでも遅くない、ぴかぴかに磨いて参加してみないかい?






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明日のコラムは・・・

『舌を出せっ!!』


コメント (2)
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