身も蓋もないタイトルを冠した、新連載の第三弾。
やや更新が遅くなったのは、「ももいろクローバーZ」横浜アリーナ公演にいく準備? のためである。
あぁそうさ、完全に好きになっちまっただよ。
同日、米国では格闘家・青木真也が命がけで強敵アルバレスと闘うというのに、自分は週末アイドルに声援を送るという、、、それでいいんか!? と少しは思うが、いいや彼女らの身体能力の高さはほとんどアスリートなのである、こっちはスポーツ観戦の感覚で行くわけでね・・・と、これはまぁイイワケか。
さてカウパーとは正確には「尿道球腺液」のことだが、俗語で「先走り汁」ともいわれる、いわゆるアッチ系? のことばだ。
射精より少し前に分泌される、無臭無色な微量の液体―しかし同性間では「先走り汁」でいいかもしれないが、ことばの響きが既に下品であることからカウパーという男子も多い。
どんな連載なのかというと、まぁ同性しか喰いついてこない確率大ではあるが、
性的な、あまりに性的なウレシハズカシ物語を「ことばも内容も下品の極みなのに、読後感はなぜか爽快!」という文章スタイルで紡いでいく―と。
ただこれはあくまでも「目標」なので、爽快にならない回もあるだろうし、「閉じる」ボタンをクリックしたくなるような回だってあるかもしれない。
その際はモニターに向かって、「キチガイっ!!」と罵ってくれればいい。
第一回目のテーマは、映画館と性である。
映画と性ではなく、映画「館」と性なのがミソ。
挙げるエピソードは、みっつ。
(1)長い映画館通いで「たったいちどだけ」上映中に射精にまで至ったことがある
(2)映画館で初めて勃起したこと
(3)新宿の映画館で、複数の痴漢現る
ソフトなものから・・・とも考えたが、最初はインパクトが大事である。
(1)の、サイテーな話から始めてみる。
最初に、この映画の監督である杉田成道と主演の斉藤由貴、それから事件? の現場となった前橋レッドに謝罪しておきたい。
お馬さんの映画『優駿 ORACION』(88)で、イってしまったのである。
いや誤解しないでほしい、馬じゃないからね。
馬ではなく、由貴の足首が映るショットがあり、なんとなく股間をモゾモゾさせていたら、あっという間に果てた、、、という流れ。
もちろんズボンを下げていないし、パンツも脱いでいない。
しかし「出ちゃった」という事実がある以上、日本のピーヴィー・ハーマンになる可能性があったわけだ。
満席じゃなく、ガラガラでよかった、、、ということか。
それで映画小僧を名乗れんのか!? と自問自答することもあったが、映画はエロスと暴力なのである、そういうこともあるさと開き直るようになった。
といっても、それ一回きりであることは強調しておく。
はっきり書くが、作品がつまらなかったんだよ。由貴しか見せ場がないというか・・・って、裁判では負ける弁解だわな。
(2)いまでも鮮明に覚えているが、
高樹沙耶と石田えりという二大女優のハダカが同時に拝める『チ・ン・ピ・ラ』(84)が、自分の分身をそうさせた。(文末の予告編動画を参照)
ねーちゃんと観に行ったので(気づかれてはまずいという)焦りと恥ずかしさはあったが、これに関しては当然? 罪の意識はない。
罪深いのは、素晴らしい肢体を披露する沙耶・えりのほうでしょうよ。
そればかりが印象に残り、話の内容はすっかり忘れてしまった。
つまらなかったのか? とも思うが、あぁ脚本は金子正次か、もういちど観直す必要があるかもしれない。
再度「チンピクる」かも試してみたいし。
(3)これは被害者でも加害者でもなく、単に目撃者になった、、、という話。
場所は、コマ劇周辺の劇場「オデヲン座」。
作品は、大林宣彦の『あした』(95)だった。
平日の昼間―単身で入る。入りは3割程度。
予告集が終わり本編がスタートしてすぐに「きゃっ」という女子の小さな悲鳴があがり、彼女はすぐに退場していった。
なんだなんだ? と、周囲を気にして作品に集中出来ない観客たち。
そう、この時点ではまだ上映はストップしていなかった。
その10分後―こんどは自分の位置から三列前に座る女子が悲鳴をあげ「痴漢です!」と叫ぶ。
えっ。
さっきの悲鳴も痴漢だとすると・・・
自分の前方に移動してきたひとは居ない、ということは、痴漢がふたりも居たということ!?
ここで上映は中断、劇場に明かりが戻ると係員の「トラブルです、しばらくお待ちください」というアナウンスが入った。
立ったりすると、疑われるんじゃないか―という不安もあって、男たちは立ち上がろうとしない。(これは憶測だが、たぶん当たっている。自分も、そうだったから)
だから怖がっている女子だけが、ぞろぞろと退場を始めた。
疑心暗鬼の、男たち―ちょっとしたドラマになりそうだが、意外なことにあっさりと犯人が判明。
被害者ふたりが「それぞれの加害者」をきっちりと指差し、御用になったのであった。
すぐに上映は再開されたが、そんなことが起こったあとである、だからやっぱり、この映画そのものについては覚えていない。
あっ、そういえば主演の高橋かおりが、ヌードになっていたっけ。
そこだけかいっ!
結局、自分はそういうヤツ? なのである。
映画『カノン』(98=トップ画像)の主人公のオッサンは「俺はちんちん、人生もちんちん」と自嘲気味にいい放ったが、そこに打たれ号泣するという自分らしい? 連載にしていきたい。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『小僧は、待ってるぜ。』
やや更新が遅くなったのは、「ももいろクローバーZ」横浜アリーナ公演にいく準備? のためである。
あぁそうさ、完全に好きになっちまっただよ。
同日、米国では格闘家・青木真也が命がけで強敵アルバレスと闘うというのに、自分は週末アイドルに声援を送るという、、、それでいいんか!? と少しは思うが、いいや彼女らの身体能力の高さはほとんどアスリートなのである、こっちはスポーツ観戦の感覚で行くわけでね・・・と、これはまぁイイワケか。
さてカウパーとは正確には「尿道球腺液」のことだが、俗語で「先走り汁」ともいわれる、いわゆるアッチ系? のことばだ。
射精より少し前に分泌される、無臭無色な微量の液体―しかし同性間では「先走り汁」でいいかもしれないが、ことばの響きが既に下品であることからカウパーという男子も多い。
どんな連載なのかというと、まぁ同性しか喰いついてこない確率大ではあるが、
性的な、あまりに性的なウレシハズカシ物語を「ことばも内容も下品の極みなのに、読後感はなぜか爽快!」という文章スタイルで紡いでいく―と。
ただこれはあくまでも「目標」なので、爽快にならない回もあるだろうし、「閉じる」ボタンをクリックしたくなるような回だってあるかもしれない。
その際はモニターに向かって、「キチガイっ!!」と罵ってくれればいい。
第一回目のテーマは、映画館と性である。
映画と性ではなく、映画「館」と性なのがミソ。
挙げるエピソードは、みっつ。
(1)長い映画館通いで「たったいちどだけ」上映中に射精にまで至ったことがある
(2)映画館で初めて勃起したこと
(3)新宿の映画館で、複数の痴漢現る
ソフトなものから・・・とも考えたが、最初はインパクトが大事である。
(1)の、サイテーな話から始めてみる。
最初に、この映画の監督である杉田成道と主演の斉藤由貴、それから事件? の現場となった前橋レッドに謝罪しておきたい。
お馬さんの映画『優駿 ORACION』(88)で、イってしまったのである。
いや誤解しないでほしい、馬じゃないからね。
馬ではなく、由貴の足首が映るショットがあり、なんとなく股間をモゾモゾさせていたら、あっという間に果てた、、、という流れ。
もちろんズボンを下げていないし、パンツも脱いでいない。
しかし「出ちゃった」という事実がある以上、日本のピーヴィー・ハーマンになる可能性があったわけだ。
満席じゃなく、ガラガラでよかった、、、ということか。
それで映画小僧を名乗れんのか!? と自問自答することもあったが、映画はエロスと暴力なのである、そういうこともあるさと開き直るようになった。
といっても、それ一回きりであることは強調しておく。
はっきり書くが、作品がつまらなかったんだよ。由貴しか見せ場がないというか・・・って、裁判では負ける弁解だわな。
(2)いまでも鮮明に覚えているが、
高樹沙耶と石田えりという二大女優のハダカが同時に拝める『チ・ン・ピ・ラ』(84)が、自分の分身をそうさせた。(文末の予告編動画を参照)
ねーちゃんと観に行ったので(気づかれてはまずいという)焦りと恥ずかしさはあったが、これに関しては当然? 罪の意識はない。
罪深いのは、素晴らしい肢体を披露する沙耶・えりのほうでしょうよ。
そればかりが印象に残り、話の内容はすっかり忘れてしまった。
つまらなかったのか? とも思うが、あぁ脚本は金子正次か、もういちど観直す必要があるかもしれない。
再度「チンピクる」かも試してみたいし。
(3)これは被害者でも加害者でもなく、単に目撃者になった、、、という話。
場所は、コマ劇周辺の劇場「オデヲン座」。
作品は、大林宣彦の『あした』(95)だった。
平日の昼間―単身で入る。入りは3割程度。
予告集が終わり本編がスタートしてすぐに「きゃっ」という女子の小さな悲鳴があがり、彼女はすぐに退場していった。
なんだなんだ? と、周囲を気にして作品に集中出来ない観客たち。
そう、この時点ではまだ上映はストップしていなかった。
その10分後―こんどは自分の位置から三列前に座る女子が悲鳴をあげ「痴漢です!」と叫ぶ。
えっ。
さっきの悲鳴も痴漢だとすると・・・
自分の前方に移動してきたひとは居ない、ということは、痴漢がふたりも居たということ!?
ここで上映は中断、劇場に明かりが戻ると係員の「トラブルです、しばらくお待ちください」というアナウンスが入った。
立ったりすると、疑われるんじゃないか―という不安もあって、男たちは立ち上がろうとしない。(これは憶測だが、たぶん当たっている。自分も、そうだったから)
だから怖がっている女子だけが、ぞろぞろと退場を始めた。
疑心暗鬼の、男たち―ちょっとしたドラマになりそうだが、意外なことにあっさりと犯人が判明。
被害者ふたりが「それぞれの加害者」をきっちりと指差し、御用になったのであった。
すぐに上映は再開されたが、そんなことが起こったあとである、だからやっぱり、この映画そのものについては覚えていない。
あっ、そういえば主演の高橋かおりが、ヌードになっていたっけ。
そこだけかいっ!
結局、自分はそういうヤツ? なのである。
映画『カノン』(98=トップ画像)の主人公のオッサンは「俺はちんちん、人生もちんちん」と自嘲気味にいい放ったが、そこに打たれ号泣するという自分らしい? 連載にしていきたい。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『小僧は、待ってるぜ。』