ボクシング以外で、
ここ重要、重要だから、もういちど繰り返す、
ボクシング以外で「観てねっ!」と周囲に宣伝すべき格闘技「興行」の地上波放送がない。
どうして「」で興行を強調するのかというと、
格闘技「バラエティ」なら、とくにTBSあたりが力を入れているからだ。
先日も、わざわざヒョードルを来日させて『ガチ相撲』を企画、
さらに毎週月曜日の『炎の体育会TV』では、芸人サバンナの八木あたりが、世界の女子ファイターと熱戦を繰り広げている。
ハンデがあったりもするが、基本的には真剣勝負。
とはいえ、こういうのは本家(本興行)が認知されてこその企画(バラエティ)であり、その本家に触れる機会がないというのでは、出場しているファイターが「どれほど強いのか」分かり難いと思う。
歯痒い、なんとも歯痒い思いを抱く。
数年前まで輝いていた「立ち技」や「MMA」のファイターは、現在どうしているのか。
タイミングよく北米に渡ったもの―日沖発―が居るいっぽうで、タイミングは外したが敢えて北米に挑戦するもの―五味隆典、山本“KID”徳郁―が居る。
日本で踏ん張るもの―青木真也、川尻達也、所英男―が居て、別の分野で才を開くもの―長島☆自演乙☆雄一郎はプロレス、京太郎(現・藤本京太郎)はボクシング―も居る。
北米でなく、この日本で輝くことを目標としていたファイター(の多く)は、いつまで経っても開催されぬ興行を辛抱強く待っているのだ。
いや厳密には、開催されていないわけではない。
マイナーはマイナーなりに頑張って興行を続けているし、
先日も、地味に、ひっそりと、日本のMMAファイターがシンガポールの興行に参戦、川尻と今成が快勝している。
しかしこういう情報は、知ろうとしなければ耳に入ってこない状況になってしまった。
ほんの少し前までは、なにかというと谷川さんがテレビに出てきてキャンキャン―このひとには、ワンワンよりキャンキャンのほうが似合う―騒いでいたから、嫌でも知ることが出来たはずなのに。
谷川さんよ、あんたはドン・キングになりそこねたのか。
K-1もMMAも、格闘技の歴史のなかでは新参者である。
『PRIDE』が産声をあげたころ、ボクシング狂の知り合いは「長続きしないね、競技性を重視しなければ」と失笑していた。
そして、競技性を徹底させた『UFC』はひとり勝ち状態となり、日本産は知り合いのいうとおりになった。
まだ敗北宣言したわけじゃないが、
歴史、その積み重ねという点では、どうやってもボクシングには敵わない。
本日と明後日、ボクシングのタイトルマッチが連続開催される。
本日は・・・亀田長男の防衛戦『WBA世界バンタム級タイトルマッチ』と、不運の王者・清水智信の復帰戦『WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ』、
明後日は・・・長谷川穂積の再起戦、粟生隆寛の防衛戦『WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ』と、KOアーティスト・山中慎介の防衛戦『WBC世界バンタム級タイトルマッチ』。
タイトルマッチ、プラス、それぞれのファイターのキャラクターが「立っている」ゆえ、、、ではあるが、ゴールデン全国放送というのが、
もちろん楽しみ・・・でありつつ、なんとも悔しい。
悔しいが、ボクシングだって好きだ。かなり、好きといっていい。
そんな自分の気に入りのチャンプは、トップ画像の内山高志。
日本のチャンプが増えたが、それは階級が細分化されたため、、、ともいわれている。
そのなかで内山と西岡利晃はホンモノなんじゃないか・・・そういう声、モノスゴ多い。(井岡もセンスはあるが、まだ実力は未知数)
今週の興行には顔を出さないけれど、
ふたりとも年内中には、再び防衛戦が開催される「はず」である。
ぜひ注目してみてほしい。
しかし。
そんなふたりでも、このひとに勝てるのかというと、、、
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『怒れる牡牛の物語』
ここ重要、重要だから、もういちど繰り返す、
ボクシング以外で「観てねっ!」と周囲に宣伝すべき格闘技「興行」の地上波放送がない。
どうして「」で興行を強調するのかというと、
格闘技「バラエティ」なら、とくにTBSあたりが力を入れているからだ。
先日も、わざわざヒョードルを来日させて『ガチ相撲』を企画、
さらに毎週月曜日の『炎の体育会TV』では、芸人サバンナの八木あたりが、世界の女子ファイターと熱戦を繰り広げている。
ハンデがあったりもするが、基本的には真剣勝負。
とはいえ、こういうのは本家(本興行)が認知されてこその企画(バラエティ)であり、その本家に触れる機会がないというのでは、出場しているファイターが「どれほど強いのか」分かり難いと思う。
歯痒い、なんとも歯痒い思いを抱く。
数年前まで輝いていた「立ち技」や「MMA」のファイターは、現在どうしているのか。
タイミングよく北米に渡ったもの―日沖発―が居るいっぽうで、タイミングは外したが敢えて北米に挑戦するもの―五味隆典、山本“KID”徳郁―が居る。
日本で踏ん張るもの―青木真也、川尻達也、所英男―が居て、別の分野で才を開くもの―長島☆自演乙☆雄一郎はプロレス、京太郎(現・藤本京太郎)はボクシング―も居る。
北米でなく、この日本で輝くことを目標としていたファイター(の多く)は、いつまで経っても開催されぬ興行を辛抱強く待っているのだ。
いや厳密には、開催されていないわけではない。
マイナーはマイナーなりに頑張って興行を続けているし、
先日も、地味に、ひっそりと、日本のMMAファイターがシンガポールの興行に参戦、川尻と今成が快勝している。
しかしこういう情報は、知ろうとしなければ耳に入ってこない状況になってしまった。
ほんの少し前までは、なにかというと谷川さんがテレビに出てきてキャンキャン―このひとには、ワンワンよりキャンキャンのほうが似合う―騒いでいたから、嫌でも知ることが出来たはずなのに。
谷川さんよ、あんたはドン・キングになりそこねたのか。
K-1もMMAも、格闘技の歴史のなかでは新参者である。
『PRIDE』が産声をあげたころ、ボクシング狂の知り合いは「長続きしないね、競技性を重視しなければ」と失笑していた。
そして、競技性を徹底させた『UFC』はひとり勝ち状態となり、日本産は知り合いのいうとおりになった。
まだ敗北宣言したわけじゃないが、
歴史、その積み重ねという点では、どうやってもボクシングには敵わない。
本日と明後日、ボクシングのタイトルマッチが連続開催される。
本日は・・・亀田長男の防衛戦『WBA世界バンタム級タイトルマッチ』と、不運の王者・清水智信の復帰戦『WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ』、
明後日は・・・長谷川穂積の再起戦、粟生隆寛の防衛戦『WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ』と、KOアーティスト・山中慎介の防衛戦『WBC世界バンタム級タイトルマッチ』。
タイトルマッチ、プラス、それぞれのファイターのキャラクターが「立っている」ゆえ、、、ではあるが、ゴールデン全国放送というのが、
もちろん楽しみ・・・でありつつ、なんとも悔しい。
悔しいが、ボクシングだって好きだ。かなり、好きといっていい。
そんな自分の気に入りのチャンプは、トップ画像の内山高志。
日本のチャンプが増えたが、それは階級が細分化されたため、、、ともいわれている。
そのなかで内山と西岡利晃はホンモノなんじゃないか・・・そういう声、モノスゴ多い。(井岡もセンスはあるが、まだ実力は未知数)
今週の興行には顔を出さないけれど、
ふたりとも年内中には、再び防衛戦が開催される「はず」である。
ぜひ注目してみてほしい。
しかし。
そんなふたりでも、このひとに勝てるのかというと、、、
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明日のコラムは・・・
『怒れる牡牛の物語』