Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(66)

2014-02-18 09:00:58 | コラム
呑み会で幹事をすることが多い。
幹事イコール、損な役回り―と解釈されているが、じつは立候補しているケースがほとんどだったりする。

そういうのが好き?

まぁ嫌いではないが、とくに好きというわけでもない。
仕切ったり音頭を取ったりするのは苦手なほうだし、仕切っているヤツに「なに仕切ってんだよー」なんて野次をいうタイプにちかいので、実際、幹事をやってもそういうことはしない。

じゃあなぜ自ら進んで幹事をやるのかというと、

(1)メンバーを集め、
(2)場所を決め、
(3)当日、そこに全員が集まったことを確認し、
(4)乾杯する、、、

ここまでの流れが好きなんだ。

訂正、ここまでの流れ「だけ」が好きなんだ。

会計?
二次会?

知らねぇよ。

なんか無責任のような気がするが、「第一」幹事というかね、会計時には自分も酔っているのできっちり集められない、だから後輩の「第二」幹事とバトンタッチするというか、そんな感じ。

我ながら中途半端なヤツだ。
でも、なかには会計は得意だが予定を組むのが面倒―なんてヤツも居るから、そういうのとタッグ組めば最強だよと。


幹事をやった場合、気になるのは、その店の味よりも雰囲気だ。
接客の態度だけでなく、居心地がいいとかトイレがキレイで広いとか。
店の評価が幹事の評価と同じであるからして、引越し時の部屋選びみたいに何度も下見に行ったりしてね。

あくまでも20人くらいまでの話だけれどね。
たとえば同窓会のように100人規模の呑み会となれば、幹事に立候補することはない。
だって、苦労することしか想像出来ないもの~。


失敗したこと?

何度もあるがな。

料理が出てくるまでの時間が異様に異様に、異様に長いとか。
「16人まで大丈夫」というから予約したのに、8人と8人で仕切りが出来るような座敷しか用意出来なかった、、、と直前にいわれたとか。

まぁ、そういうモヤモヤも、水に、、、じゃなくてアルコールに流そうってことで。


さて。
自分の、きちんとした「初めての呑み会」。

上京したての、18歳の春のこと。

メンバーは、新聞奨学生の同志6人。
日にちまでは覚えていないが、新聞休刊日の前日晩であることだけは確かである。

専売所の所長が「あすは休刊日だから、早起きする必要がないだろ」と万札5枚くらいをくれた。

場所は京王多摩川駅のすぐちかくにある『河庄』という居酒屋。
美人姉妹が働いていることで有名で、このころはまだ「酒だ、酒!」というより「美人姉妹っ、美人姉妹っ!!」という感じだったと記憶する。
(実際、先輩のSさんは姉に、自分は妹に告白して撃沈したというハートブレイクな想い出も残っている。しかも休憩時に、彼女を外に呼び出して笑)

みんな18歳、
ひとりくらいは強いヤツが居たと思うけど、自分なんかはジョッキ2杯で顔が血液よりも赤くなっていたしね、
大衆居酒屋でもあるし、5時間くらい居たが、どう頑張っても所長からもらった5万円を使い切れない。

というわけで、カラオケへGO。(トップ画像)
「カラオケなんかいいよ、ひたすら呑もうぜ」と煽るようになった現在からは、とても想像出来ない流れだなぁ。


このあいだ、なにを話していたのかまでは思い出せない。
たぶん仕事の愚痴だとか、学校の可愛い同級生女子とかの話をしていたのだろう。

こればっかりは、何歳になっても変わらない。

自分だけの話じゃなかろう、そもそも呑み会の定義が「そういうもの」なのだから。


※なんの話をしたのかは覚えていないのに、この曲を歌ったことだけは覚えている




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明日のコラムは・・・

『なかなか次男で走れない』

コメント (2)
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