ソチ冬季五輪が終わった。
「きょうだけは、映画のことなんかいいや」―そんな風に映画小僧に思わせてしまう競技があったり選手が居たりして、元々が体内時計狂いまくりなのに「より」狂ってしまい、結果的に1周して「元通り」に戻ったのではないか、だとしたら、ありがとう五輪!! なんつって、ワケワカランことをほざいてみる。
開催前に個人的に注目していたアスリートが高梨沙羅、浅田真央、上村愛子の3人で、開催後、印象に残ったアスリートもまた彼女ら3人だった。
共通点は女子であること、入賞はしたがメダルには届かなかったこと。
そこのところについて(厳密にはそうではないが)、でっぷり太った元首相がなんかいっていたが、まぁ早く死んでくれよジジイ、オメーがメンタル語るなという感想くらいしか抱かなかった。
どうせ毒を吐くなら、もっと知的でひねりがあることをいいなさいよと。
でかい大会しか観ない自分がエラソーにアスリートのメンタルを語ることなんか出来ない。
ただただ、スポーツってすごいな、映画小僧に映画を忘れさせるほどの力があるんだもの、、、と。
というわけで。
自分のなかで「これだ! これがスポーツの力だ!!」と感銘を受けた瞬間の10傑を挙げてみた。
※ひとつだけリアルタイムで触れていないもの(それが1位なんだけど)があるが、ちゃんと完全ノーカットで観ているし、そこは見逃してよね
※※半分が格闘技系になってしまっているのは、まぁそれは、そういう嗜好なので
(1)ボクシング モハメド・アリ×ジョージ・フォアマン…74年
トップ画像は、その試合前だろうか。
奥に映るのが、プロモーターのドン・キング。
ボクシング史に輝く「キンシャサの奇跡」。
打たれに打たれるアリに対し「八百長か!?」という疑惑もあがった―その瞬間の8ラウンド目、アリの大逆襲。
戦術を切り替えたアリはもちろん素晴らしいが、敗れたフォアマンの「その後」―精神状態をおかしくした―を思うと、なんと残酷な世界か、、、と。
(2)柔道 バルセロナ五輪、71kg級・古賀稔彦の金メダル…92年
怪我しても金メダル。
格好いい。
怪我させた? 吉田秀彦のためにも勝つ必要があった。
それで金メダル。
格好いい。
(3)総合格闘技 PRIDE、桜庭和志×ホイス・グレイシー…2000年
トーナメントの1試合で異例の「ラウンド無制限」を採用した、MMA史上最大の「事件」。
6ラウンド終了時のタオル投入により桜庭が勝利、MMAファン初心者のひとには、まずこの試合を薦めることにしている。
(4)野球 楽天優勝…2013年
このランキングで、最も記憶に新しい。
ペナントレースから、これほどまでにプロ野球中継を観た年はなかった。
マー君、向こうでもしっかりね。
(5)総合格闘技 PRIDE、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ミルコ・クロコップ…2003年
ストライカー×グラップラーの戦いというのは「噛み合わず、膠着状態」になりがち・・・なのだが、このふたりではそうならない。
両者のよさをきっちり見せた/魅せたうえで、ミノタウロことノゲイラが逆転の一本勝ち。
自分はこの試合を生で観て、MMAのファンになった。
(6)野球 野茂英雄のメジャーリーグデビュー…95年
「野茂は、NO MORE」なんていわれていた時期もあったのに。
道を切り開いていくことの過酷さを、このひとのイキザマから知ることが出来る。
(7)卓球 ロンドン五輪、女子団体(石川佳純、福原愛、平野早矢香)で銀メダル…2012年
石川佳純が中学生くらいのときから、ずっと応援していたもので。
16年のリオデジャネイロ五輪では、ぜひ個人でメダルを!!
(8)総合格闘技 やれんのか!!、三崎和雄×秋山成勲…2007年
試合が組まれる過程と入場、試合そのもの、それから試合後と、これほどドラマチックだったMMAはないだろう。
そして残念なことに、この試合以降、日本のMMAが「急速に」衰退し始める。
なんで?
(9)サッカー 女子W杯、なでしこジャパンの優勝…2011年
「神がかった」という表現は可能なかぎり使いたくないのだが、この年のこのチームの活躍には「神が居た」と思った、ほんとうに。
(10)体操 全日本選手権、個人総合・田中理恵の優勝…2012年
彼女が台頭して以降の2010年~2012年にかけて、ほとんど観ることのなかった体操の中継を最高画質で録画するようになった。
可愛いからっしょ?
という冷めたツッコミに対しては「あぁそうだよ」と開き直って答えることにしよう。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(67)』
「きょうだけは、映画のことなんかいいや」―そんな風に映画小僧に思わせてしまう競技があったり選手が居たりして、元々が体内時計狂いまくりなのに「より」狂ってしまい、結果的に1周して「元通り」に戻ったのではないか、だとしたら、ありがとう五輪!! なんつって、ワケワカランことをほざいてみる。
開催前に個人的に注目していたアスリートが高梨沙羅、浅田真央、上村愛子の3人で、開催後、印象に残ったアスリートもまた彼女ら3人だった。
共通点は女子であること、入賞はしたがメダルには届かなかったこと。
そこのところについて(厳密にはそうではないが)、でっぷり太った元首相がなんかいっていたが、まぁ早く死んでくれよジジイ、オメーがメンタル語るなという感想くらいしか抱かなかった。
どうせ毒を吐くなら、もっと知的でひねりがあることをいいなさいよと。
でかい大会しか観ない自分がエラソーにアスリートのメンタルを語ることなんか出来ない。
ただただ、スポーツってすごいな、映画小僧に映画を忘れさせるほどの力があるんだもの、、、と。
というわけで。
自分のなかで「これだ! これがスポーツの力だ!!」と感銘を受けた瞬間の10傑を挙げてみた。
※ひとつだけリアルタイムで触れていないもの(それが1位なんだけど)があるが、ちゃんと完全ノーカットで観ているし、そこは見逃してよね
※※半分が格闘技系になってしまっているのは、まぁそれは、そういう嗜好なので
(1)ボクシング モハメド・アリ×ジョージ・フォアマン…74年
トップ画像は、その試合前だろうか。
奥に映るのが、プロモーターのドン・キング。
ボクシング史に輝く「キンシャサの奇跡」。
打たれに打たれるアリに対し「八百長か!?」という疑惑もあがった―その瞬間の8ラウンド目、アリの大逆襲。
戦術を切り替えたアリはもちろん素晴らしいが、敗れたフォアマンの「その後」―精神状態をおかしくした―を思うと、なんと残酷な世界か、、、と。
(2)柔道 バルセロナ五輪、71kg級・古賀稔彦の金メダル…92年
怪我しても金メダル。
格好いい。
怪我させた? 吉田秀彦のためにも勝つ必要があった。
それで金メダル。
格好いい。
(3)総合格闘技 PRIDE、桜庭和志×ホイス・グレイシー…2000年
トーナメントの1試合で異例の「ラウンド無制限」を採用した、MMA史上最大の「事件」。
6ラウンド終了時のタオル投入により桜庭が勝利、MMAファン初心者のひとには、まずこの試合を薦めることにしている。
(4)野球 楽天優勝…2013年
このランキングで、最も記憶に新しい。
ペナントレースから、これほどまでにプロ野球中継を観た年はなかった。
マー君、向こうでもしっかりね。
(5)総合格闘技 PRIDE、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ミルコ・クロコップ…2003年
ストライカー×グラップラーの戦いというのは「噛み合わず、膠着状態」になりがち・・・なのだが、このふたりではそうならない。
両者のよさをきっちり見せた/魅せたうえで、ミノタウロことノゲイラが逆転の一本勝ち。
自分はこの試合を生で観て、MMAのファンになった。
(6)野球 野茂英雄のメジャーリーグデビュー…95年
「野茂は、NO MORE」なんていわれていた時期もあったのに。
道を切り開いていくことの過酷さを、このひとのイキザマから知ることが出来る。
(7)卓球 ロンドン五輪、女子団体(石川佳純、福原愛、平野早矢香)で銀メダル…2012年
石川佳純が中学生くらいのときから、ずっと応援していたもので。
16年のリオデジャネイロ五輪では、ぜひ個人でメダルを!!
(8)総合格闘技 やれんのか!!、三崎和雄×秋山成勲…2007年
試合が組まれる過程と入場、試合そのもの、それから試合後と、これほどドラマチックだったMMAはないだろう。
そして残念なことに、この試合以降、日本のMMAが「急速に」衰退し始める。
なんで?
(9)サッカー 女子W杯、なでしこジャパンの優勝…2011年
「神がかった」という表現は可能なかぎり使いたくないのだが、この年のこのチームの活躍には「神が居た」と思った、ほんとうに。
(10)体操 全日本選手権、個人総合・田中理恵の優勝…2012年
彼女が台頭して以降の2010年~2012年にかけて、ほとんど観ることのなかった体操の中継を最高画質で録画するようになった。
可愛いからっしょ?
という冷めたツッコミに対しては「あぁそうだよ」と開き直って答えることにしよう。
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『シネマしりとり「薀蓄篇」(67)』