Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

最高のCD

2014-02-24 00:30:00 | コラム
♪ 名曲をテープに吹き込んで、あの向こうの、もっと向こうへ ♪
(奥田民生、『イージュー★ライダー』)


東京に大雪が降った、翌日のこと。

その晩は鎌倉取材の予定が入っていたが、歩道はもちろん車道にも「それなりの雪」が残っていて、こりゃチャリはムリだな、電車で行こう―と準備を始めていたら、ドライブ好きの先輩ライターから「鎌倉っしょ? 乗っけてってやるよ」というメールが入った。

「先輩は、仕事入ってないんですか」
「キャンセル、キャンセル! やる気ないんじゃないよ、向こうがキャンセルしてきたの。しょうがないから、お前を乗っけてドライブでもしようかなと(笑)」
「いいんですか」
「お前に車のよさを教えてあげようと思って。無理だろうけど(笑)」
「笑 りょーかいしました。お願いします」

というわけで、行きも帰りもラクチンだった。

行きの会話は7割がエロ話、1割が都知事選、残りが雪だったか。

楽しかったが、気になったのは車中で流す音楽だった。

だから帰りに、こう聞いてみたんだ。
「レッチリのあとに梶芽衣子って、ふり幅があり過ぎでしょう」

「ランダム再生にしてあるからね。でも、そういうものでしょ。好きなものは好きっていう」
「まぁ、そうかもしれませんけど」
「じゃあさ、お前と映画の話をしてもどうせ敵わないから、気に入りの曲を挙げていってみよう」
「あぁ、いいですね」
「よくベスト盤とか出るでしょ、あんな感じで、1枚のCDに・・・そうだなぁ、多い気もするけど、20曲入れたとする」
「その、気に入りの20曲を挙げる、、、と」
「うん」

以下が、そんな自分のベスト盤。
先輩のふり幅には負ける気がするが、CDとして客観視すると、たしかに「ごった煮感、満載」である。

映画や小説のベスト20を展開すると「なんとなく」、いやそれどころか「分かり易い、分かり易過ぎる!!」統一感が出るのに、不思議なものだねぇ。

だから、曲順くらいはこだわってみた。


(1)『Jumpin’ Jack Flash』(ザ・ローリング・ストーンズ)

(2)『Sweet Home Alabama』(レイナード・スキナード)

(3)『Creep』(レディオヘッド)

(4)『モルヒネ』(椎名林檎)

(5)『朝日のあたる家』(アニマルズ)

(6)『体操』(YMO)

(7)『edge』(Perfume)

(8)『真っ赤な自転車』(おニャン子クラブ)

(9)『chai Maxx』(ももいろクローバー)

(10)『借金大王』(ウルフルズ)

(11)『氷雨』(日野美歌)

(12)『狼になりたい』(中島みゆき)

(13)『難破船』(中森明菜)

(14)『春夏秋冬』(泉谷しげる)

(15)『黒いブーツ』(ソフィア)

(16)『木綿のハンカチーフ』(太田裕美)

(17)『Dream Fighter』(Perfume)

(18)『Gimme Shelter』(ザ・ローリング・ストーンズ)

(19)『閃光少女』(東京事変)

(20)『The End』(ザ・ドアーズ)


(ボーナストラック)『愛のために』(奥田民生)、『クライング・ゲーム』(ボーイ・ジョージ)、『楽園』(ザ・イエローモンキー)


・・・・・って、肝心の『イージュー★ライダー』入ってないんかい!?




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明日のコラムは・・・

『映画小僧が、「映画を忘れる」とき』

コメント (2)
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