いまの仕事を始めたころはMMA―総合格闘技―の取材がメインだったのだが、日本の格闘技熱が急激に冷めてしまって、現在のメインはAV/映画のレビューとなっている。
映像業界に明るい男なので結果オーライではあるものの、未だ冬の時代から脱せないでいる格闘技の現状は「本格的にヤバイ」、どうにかならぬものかなぁ・・・などと考えていたら、久し振りにこの業界から原稿依頼が入った。
リングネーム(及び、キャッチフレーズ)について、である。
人類最強、60億分の1の男=エミリヤーエンコ・ヒョードル
野生のカリスマ=桜井"マッハ"速人
天下無双の火の玉ボーイ=五味隆典
柔術マジシャン=アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
IQレスラー=桜庭和志
反逆のカリスマ=魔裟斗
リングネームって不思議だ。
外で聞けば恥ずかしいものが多いのに、リングのなかであれば格好よく響く。
(魔裟斗なんて、もうこの漢字自体が恥ずかしいはずだし)
総合よりボクシングのほうが、キャッチーなものが多くて使い易いかな。
シンデレラマン=ジェームス・J・ブラドック
レイジング・ブル=ジェイク・ラモッタ
精密機械=勇利アルバチャコフ
そして先日亡くなった悲劇のボクサー、ルービン・カーターは「ハリケーン」と呼ばれた。(合掌!!)
地球が逆自転? し、あれれ・・・なリングネームを冠される可哀想なファイターも居る。
韓国のMMAファイター・金潤泳はスポンサー会社からの要求? で、なんと「辛拉麺」という商品名が「そのまま」リングネームになっちゃった。
日本の石田光洋は、これはTBSの所為だろう、「全力マン」というセンス皆無のリングネームをつけられている。
恥ずかしい。
勝ったら「オールOK」となることも多いが、これは勝っても恥ずかしい。
格闘技の世界だけの話ではない、「カリスマなんとか」とか「神なんとか」とか「美人過ぎるなんとか」とか、それらすべてが対象となる人物のキャラクター性を強調するものであり、リングネーム「みたいなもの」と捉えることも出来るんじゃないだろうか。
で、自分のリングネーム「みたいなもの」を考えてみる。
そこで、自分イコールなんなのかを友人知人たちに聞いてみた。
映画小僧
モノカキ
ロリコン
ぶっかけAV
格闘技
ヘラヘラ顔
チャリダー
ハーフパンツ
坊主
髭
短小
早漏
ビール党
喫煙者
キチガイ
・・・・・。
なんかこう並べてみると、いよいよヤバイよね笑
さてこれを、どう組み合わせれば格好いいリングネーム「みたいなもの」が出来上がるのか。
【ヘラヘラ顔のぶっかけ野郎】
AV男優であれば「おおいに、あり」か。
【ハーフパンツの髭坊主】
なんかゲイみたいだね。
【早漏のロリコンキチガイ】
便所の落書きじゃねぇか。
やはり、メインの映画小僧とモノカキは入れたい。
【酔いどれモノカキ映画小僧】
・・・まぁ伝わるが、パンチは弱い。
キチガイ感が足りないしね。
【短小早漏の、酔いどれモノカキ映画小僧。別名キチガイ】
バッカじゃねぇの!?
ダメだ、ぜんぜん浮かばない!!
何千字でも何万字でも何十万字でも、いくらでも書けるが、短く的確、さらにインパクトのあることばを生み出すのは苦手なようである。
とりあえず「これだ!」というものが浮かぶまで、【酔いどれモノカキ映画小僧】と名乗ることにしよう。
※ハリケーンを歌った、ボブ・ディランの名曲…袴田さんの悲劇を、長渕あたりが歌ってくれないだろうか
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『不細工な骨、贅沢な骨』
映像業界に明るい男なので結果オーライではあるものの、未だ冬の時代から脱せないでいる格闘技の現状は「本格的にヤバイ」、どうにかならぬものかなぁ・・・などと考えていたら、久し振りにこの業界から原稿依頼が入った。
リングネーム(及び、キャッチフレーズ)について、である。
人類最強、60億分の1の男=エミリヤーエンコ・ヒョードル
野生のカリスマ=桜井"マッハ"速人
天下無双の火の玉ボーイ=五味隆典
柔術マジシャン=アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
IQレスラー=桜庭和志
反逆のカリスマ=魔裟斗
リングネームって不思議だ。
外で聞けば恥ずかしいものが多いのに、リングのなかであれば格好よく響く。
(魔裟斗なんて、もうこの漢字自体が恥ずかしいはずだし)
総合よりボクシングのほうが、キャッチーなものが多くて使い易いかな。
シンデレラマン=ジェームス・J・ブラドック
レイジング・ブル=ジェイク・ラモッタ
精密機械=勇利アルバチャコフ
そして先日亡くなった悲劇のボクサー、ルービン・カーターは「ハリケーン」と呼ばれた。(合掌!!)
地球が逆自転? し、あれれ・・・なリングネームを冠される可哀想なファイターも居る。
韓国のMMAファイター・金潤泳はスポンサー会社からの要求? で、なんと「辛拉麺」という商品名が「そのまま」リングネームになっちゃった。
日本の石田光洋は、これはTBSの所為だろう、「全力マン」というセンス皆無のリングネームをつけられている。
恥ずかしい。
勝ったら「オールOK」となることも多いが、これは勝っても恥ずかしい。
格闘技の世界だけの話ではない、「カリスマなんとか」とか「神なんとか」とか「美人過ぎるなんとか」とか、それらすべてが対象となる人物のキャラクター性を強調するものであり、リングネーム「みたいなもの」と捉えることも出来るんじゃないだろうか。
で、自分のリングネーム「みたいなもの」を考えてみる。
そこで、自分イコールなんなのかを友人知人たちに聞いてみた。
映画小僧
モノカキ
ロリコン
ぶっかけAV
格闘技
ヘラヘラ顔
チャリダー
ハーフパンツ
坊主
髭
短小
早漏
ビール党
喫煙者
キチガイ
・・・・・。
なんかこう並べてみると、いよいよヤバイよね笑
さてこれを、どう組み合わせれば格好いいリングネーム「みたいなもの」が出来上がるのか。
【ヘラヘラ顔のぶっかけ野郎】
AV男優であれば「おおいに、あり」か。
【ハーフパンツの髭坊主】
なんかゲイみたいだね。
【早漏のロリコンキチガイ】
便所の落書きじゃねぇか。
やはり、メインの映画小僧とモノカキは入れたい。
【酔いどれモノカキ映画小僧】
・・・まぁ伝わるが、パンチは弱い。
キチガイ感が足りないしね。
【短小早漏の、酔いどれモノカキ映画小僧。別名キチガイ】
バッカじゃねぇの!?
ダメだ、ぜんぜん浮かばない!!
何千字でも何万字でも何十万字でも、いくらでも書けるが、短く的確、さらにインパクトのあることばを生み出すのは苦手なようである。
とりあえず「これだ!」というものが浮かぶまで、【酔いどれモノカキ映画小僧】と名乗ることにしよう。
※ハリケーンを歌った、ボブ・ディランの名曲…袴田さんの悲劇を、長渕あたりが歌ってくれないだろうか
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『不細工な骨、贅沢な骨』