映画の広告で腹が立つこと。
監督名がない!!
これに尽きる。
一般紙「金曜夕刊」は、翌日から封切りの映画が多いため広告だらけである。
『○○』のスタッフが集結! とかまとめちゃって、いや、まとめ「やがって」監督名を表示していない。
俳優の名前はデカデカ! と表示されているのに、余白「と思われるところ」だってあるのに、それでも監督の名前を出さない。
げ、解せねぇ。
「監督は新人で、まだ無名だから」なんてイイワケしちゃってさー。
そうじゃないだろう、いいや、そうかもしれないが、その無名の存在を有名にするのが広告の仕事なんじゃないかな。
そういうことをしなければ、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥなんていう難しい名前は「余計」覚えられないじゃないか! って。
何遍も書いているが、自分は監督至上主義者。
ジャンルよりもスターよりも、監督を最重要視して観るべき映画を決める。
小説は、半数以上のひとが作家で読むべきものを決めるだろう。
それなのに。
あぁそれなのに。
あまりにも多くのひとが関わっているから―だろうか、映画はそうはならない。
いや、ジャンルで選ぼうがスターで選ぼうが、それは観客の自由だ。
そんなことは当たり前なんだけれど・・・それにしたって、監督を気にしないひとが多過ぎるよなぁ!! と。
名前だけで客を呼べる監督は居る。
昔であれば、スピルバーグやキューブリック。
スピルバーグを「過去のひと」呼ばわりしたくはないが、昔の威力は落ちたといわねばなるまい。
そして、通好みの映画を撮っていたはずのキューブリックはしかし、ヒットを期待出来るスター監督でもあったのだよねぇ。
90年代でいえば、岩井俊二とかウォン・カーワァイとか。
岩井さんは「そもそも長編を撮らなくなった」ので、いまの威力は不明。
カーワァイは「東洋のタランティーノ」っぽく売り出されたところがあり、デビュー時は彼が関わっているというだけでミニシアターが満員御礼となった。
では、「いま現在」は誰であろうか。
今宵は、そんな「名の通った」映画監督5人を挙げてみたい。
きょうのタイトル?
なんか、テーマにぴったりな気がしてね。
ちがう?
そうですか、失礼しました。
(1)クリストファー・ノーラン…トップ画像
ハリウッドを牽引する異才。
『ダークナイト』(2008)で、若い映画ファンのこころをがっちりと掴んだ。
(2)クエンティン・タランティーノ
ここまで長続きするとは、誰も思っていなかったのではないか。
本人でさえも。
(3)宮崎駿
「ジブリ・ブランド」が凄いのか、このひとが凄いのか。
たぶん両方だが、ブランドを作ったのはこのひとだしね。
(4)山田洋次
批評・興行とも、これほどハズレがない監督も珍しい。
小津同様、最近になってこのひとの凄さが分かってきた。
(嫌いな作品も多いけど!笑)
(5)ジョージ・ルーカス
異論はあるかもしれない。
しれないが、多作ではなかったことで、このひとの威力は衰えていないのではないか―と、個人的には思うのだ。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『ごめんなさい。』
監督名がない!!
これに尽きる。
一般紙「金曜夕刊」は、翌日から封切りの映画が多いため広告だらけである。
『○○』のスタッフが集結! とかまとめちゃって、いや、まとめ「やがって」監督名を表示していない。
俳優の名前はデカデカ! と表示されているのに、余白「と思われるところ」だってあるのに、それでも監督の名前を出さない。
げ、解せねぇ。
「監督は新人で、まだ無名だから」なんてイイワケしちゃってさー。
そうじゃないだろう、いいや、そうかもしれないが、その無名の存在を有名にするのが広告の仕事なんじゃないかな。
そういうことをしなければ、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥなんていう難しい名前は「余計」覚えられないじゃないか! って。
何遍も書いているが、自分は監督至上主義者。
ジャンルよりもスターよりも、監督を最重要視して観るべき映画を決める。
小説は、半数以上のひとが作家で読むべきものを決めるだろう。
それなのに。
あぁそれなのに。
あまりにも多くのひとが関わっているから―だろうか、映画はそうはならない。
いや、ジャンルで選ぼうがスターで選ぼうが、それは観客の自由だ。
そんなことは当たり前なんだけれど・・・それにしたって、監督を気にしないひとが多過ぎるよなぁ!! と。
名前だけで客を呼べる監督は居る。
昔であれば、スピルバーグやキューブリック。
スピルバーグを「過去のひと」呼ばわりしたくはないが、昔の威力は落ちたといわねばなるまい。
そして、通好みの映画を撮っていたはずのキューブリックはしかし、ヒットを期待出来るスター監督でもあったのだよねぇ。
90年代でいえば、岩井俊二とかウォン・カーワァイとか。
岩井さんは「そもそも長編を撮らなくなった」ので、いまの威力は不明。
カーワァイは「東洋のタランティーノ」っぽく売り出されたところがあり、デビュー時は彼が関わっているというだけでミニシアターが満員御礼となった。
では、「いま現在」は誰であろうか。
今宵は、そんな「名の通った」映画監督5人を挙げてみたい。
きょうのタイトル?
なんか、テーマにぴったりな気がしてね。
ちがう?
そうですか、失礼しました。
(1)クリストファー・ノーラン…トップ画像
ハリウッドを牽引する異才。
『ダークナイト』(2008)で、若い映画ファンのこころをがっちりと掴んだ。
(2)クエンティン・タランティーノ
ここまで長続きするとは、誰も思っていなかったのではないか。
本人でさえも。
(3)宮崎駿
「ジブリ・ブランド」が凄いのか、このひとが凄いのか。
たぶん両方だが、ブランドを作ったのはこのひとだしね。
(4)山田洋次
批評・興行とも、これほどハズレがない監督も珍しい。
小津同様、最近になってこのひとの凄さが分かってきた。
(嫌いな作品も多いけど!笑)
(5)ジョージ・ルーカス
異論はあるかもしれない。
しれないが、多作ではなかったことで、このひとの威力は衰えていないのではないか―と、個人的には思うのだ。
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明日のコラムは・・・
『ごめんなさい。』