Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

自尊心? あるよ。たぶん。

2014-05-19 00:30:00 | コラム
じそん―しん【自尊心】

自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。「―を傷つけられる」(デジタル大辞泉より)

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某日―20年ぶりに再会した同志3人と酒を呑む。

呑んで呑んで呑んで、呑みまくる。
勃てなくなる、、、じゃない、立てなくなるほど呑んだのは久し振りだった。

そうなるくらい、再会がうれしかったんだろうね。

再会出来たのはフェイスブックで「偶然」つながったから。
SNS様様、である。

互いに、当時の印象や想い出などを出し合ったのだが、3人とも自分の印象が「まるで」同じであったことに笑った。

第一印象は、

(1)ニコニコしていて柔和な感じ
(2)自転車で新聞を配達していてストイック
(3)とにかく映画が好きな映画狂

・・・だったらしいのだが、

友人となって1ヶ月くらいが経過すると、

(1)暇さえあれば自慰をしている変人
(2)部屋はエロ本・AVで埋め尽くされていて、まるで異常者のよう
(3)エッチするためなら「俺、短小だから。そいでもって早漏だから。入れても、入れたことが分からないうちにコトが終わっているから」と女子に懇願出来る恥知らず

・・・に変わったという。

わはは、ざまーみろ。


「さすがにいまは、性欲とか落ちたでしょう」
「・・・たぶん、変わってないよ」
「えっ、オナニーは毎日?」
「うん、毎日」

「免許、取った?」
「いいや」
「じゃあ主な交通手段は、電車?」
「いいや、チャリ」

皆が皆、口をそろえて「変わってねーな!!」

そういうヤツがひとり居ると、安心するっしょ?


さらに「ここ20年で、どれだけフツーじゃないエッチをしたのか」と問われたので、

「なんかノリで、互いのオシッコをかけあった。ついでに飲んだ」
「前アパートがゴルフ場に囲まれており、デリヘル嬢に頼み込んで深夜、グリーンの上でコトをした」

と告白したら、男だというのに(一部が)引いていた。

男、だというのに!!

「自尊心というものはないんかい?」
「あるよ、たぶん。あるけど、性的なコトに関してはゼロというだけでね」

いや、性的なコトに関しても歪んではいるが、自尊心がないわけではないのだよね。

まぁいいや。


そこで、自分が持つ気高き? 自尊心はなにか、、、ということを真剣に考えてみた。

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映画。

うん、やはり映画愛、、、ですなぁ。

チャリやAVや格闘技に対する愛情も「そこそこ」と自負しているが、真っ直ぐ、かつ偏っている―と矛盾することばでしか表現出来ぬほどのめり込んでいるのは、映画だけなのである。

だから、もうすぐ71歳になるとーちゃんの誕生日には、山口が誇る銘酒『獺祭』、三浦しをんの小説『舟を編む』、そしてQTの映画愛がつまった『イングロリアス・バスターズ』(2009)のDVDを贈ろうと、さっきアマゾンで注文したのである。

いちばん喜ぶのは『獺祭』だろう、でも本音は『イングロリアス・バスターズ』を観て、なにかを感じ取ってほしい・・・と思っているのだが、どうだろうか、伝わるかな。





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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(75)』

コメント (2)
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