Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

「丁」の違和感

2014-05-22 00:30:00 | コラム
町田市から分厚い書類が送られてきて慄いた。

なぜ慄く?

多重債務者だったころに市税やらを滞納し、電話の権利を「差し押さえ」られた経験があって、行政に対する恐怖心・警戒心が強いのである。

馬鹿か、40歳にもなって。

まぁ馬鹿なのだが、自分を攻撃する内容ではないことを知ってホッとした。

7月下旬より、町田市の一部地域が住所変更される。
それの説明と、手続きなどの書類が送られてきたのである。

いままで「番地」だけだったのに、「丁」が加わるのだ。

・・・・・。

あー、めんどくせー。

などと、いってはいけない。

行政にとって、いろいろやり易くなるのだろう。「なにか」が。(たぶん)
ならば、従わなくっちゃね。
というか抵抗したって住所変更は覆せないが。


この団地に住んで10年ちかく経っている。
頭のなかの「入れ替え」が難儀だなぁ、、、と。
自己都合による住所変更であれば自発的に覚えるのだろうが、勝手に? 変えられてもねぇ。たとえれば全く根付かない「かあさん助けて詐欺」のようなもの、、、だろうし。


偶然が重なったのか、自分は「丁」のついた住所に住んだことが「ほとんど」ないのである。
厳密には「いちどしか」住んだことがない。
実家も「丁」なし、前住居も「丁なし」、上京した直後に住んだ調布市多摩川のアパートだけ「丁」がついていた。
だから「丁」に対する違和感が強い。

せっかくなので? 死ぬまで「丁」つきの住所に住みたくなかったという強いこだわりまで持っている。
というと大袈裟だが、とりあえず同封されている葉書に必要事項を記入して返信せねばならない。
親類友人に無料で「住所変更のお知らせ」が届けられるサービスなのだという。

こういうことするのもな~、行政だって金がかかるだろうに。
そうまでして住所変更するのだから、やっぱりなんらかの利点があるのだろう。(たぶん)


住めば都―とはよくいったもので、引っ越してきたころは10年も住もうという考えなどなかった。
「ワケあり物件」ゆえ3年ほど家賃が半額になる、そのあいだくらいかな・・・と思っていたのだが、
いやぁ、「2K」「計18畳」で家賃3万9千5百円という安さは魅力的で、これを超える物件はそうそうないぜと。

しばらく引っ越そうという発想は浮かびそうにないし、これを終の住処としていいくらいに思っている。

区内を憧れの地としていたのになぁ、調布に多摩に町田にと、、、徐々に都下の隅っこに移動してやんの。

これもまた人生というやつか。
町田は都下でナンバーワンの犯罪率を誇る。

自分にピッタリの? 不夜城じゃないかと。


※この映画の舞台は、町田市だったりする。原作者・三浦しをんちゃんが住んでいた時期があるからね。




…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(74)』

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする