黄金週間が終わった。
ほぼ毎日仕事で、チャリ移動を繰り返していたけれど、どこへ行っても「ひとだらけ」だった。
子どもは当然だが、大人もすげぇ多い。
サービス業をメインとして3割くらいなのかな、連休知らずの職業って。
映画館も「そこそこ」盛況だった。
これは仕事としてでなく、責務と思っているのだが、用もないのに映画館に足を運んだりする。
動員数リサーチのためにね。
シネコン主流となった映画界、自分にとっていちばんの利点は「チケット買っていなくとも、フロアを往来出来ること」。
昔の劇場は入り口でチケットを販売していたため、観客以外のものはフロアに入ることが出来なかったからねぇ。
このおかげで、「観るつもりなかったのに、客が入っているから観てみるか」とか、逆に「不入りは可哀想だから、観ていこうか」とか、その場で気軽にスケジュール変更するようになったし、
個人的には「未だ」「ごりっごり」のミニシアター派ではあるが、シネコンだって嫌いではないのだ。
さて。
黄金週間中に公開された映画は、大小あわせて20本以上に及ぶ。
「公開中」も含めれば3倍(くらい)の数になる。
仕事の役得というか、自分はこれらのうち8割を観ているので、この期間に公開されていた映画「限定」でベスト5を展開してみたい。
興行収入や動員数に関係なく、映画小僧のハートを鷲掴みにした魂の映画たち―とくに上位の3本は、観ておいて損はないよ。
もしつまらないというのであれば、1週間自慰絶ちしてやるぜ。
ん?
誰も得をしないって?
まぁ、それはそうだ。
(1)『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
細かいことはいわない。
とにかく大人たちにこそ観てほしい。
個人的に、『しんちゃん』シリーズのベストワン。
(2)『そこのみにて光輝く』…トップ画像
佐藤泰志の同名小説を「ほぼ完璧に」映像化。
閉塞感や絶望のなかで生きる男女の恋を描き、深い感動を覚えた。
俳優陣はみんな好演だが、とくに池脇千鶴が映画女優していて素晴らしい。
(3)『とらわれて夏』
「強要されて」脱獄犯を匿うことになった母子が、そんな男とこころを通わせていく過程を、じっくり、しっとりと描く。
ハズレ知らずの監督ジェイソン・ライトマンの演出に、ヒロイン役のケイト・ウィンスレットがきっちり応えていて見応えあり。
(4)『アナと雪の女王』
もはや解説は要らないだろう。
このくらい大きな存在になると批判も聞こえてくるが、まぁそういう批判がヘッチャラなほど作品が大きいので無問題だと思う。
『しんちゃん』と比べるとハートの部分で弱いかもしれないが、それでもきっちり感動させてくれる。
(5)『ある過去の行方』
『別離』(2011)が高評価を得た、イランのアスガー・ファルハディ監督による新作。
子連れカップルの再婚をめぐるアレコレを映画的話法で描き、黄金週間で最も大人の支持を集めた作品といえよう。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『そこそこ、程度の男子でした。』
ほぼ毎日仕事で、チャリ移動を繰り返していたけれど、どこへ行っても「ひとだらけ」だった。
子どもは当然だが、大人もすげぇ多い。
サービス業をメインとして3割くらいなのかな、連休知らずの職業って。
映画館も「そこそこ」盛況だった。
これは仕事としてでなく、責務と思っているのだが、用もないのに映画館に足を運んだりする。
動員数リサーチのためにね。
シネコン主流となった映画界、自分にとっていちばんの利点は「チケット買っていなくとも、フロアを往来出来ること」。
昔の劇場は入り口でチケットを販売していたため、観客以外のものはフロアに入ることが出来なかったからねぇ。
このおかげで、「観るつもりなかったのに、客が入っているから観てみるか」とか、逆に「不入りは可哀想だから、観ていこうか」とか、その場で気軽にスケジュール変更するようになったし、
個人的には「未だ」「ごりっごり」のミニシアター派ではあるが、シネコンだって嫌いではないのだ。
さて。
黄金週間中に公開された映画は、大小あわせて20本以上に及ぶ。
「公開中」も含めれば3倍(くらい)の数になる。
仕事の役得というか、自分はこれらのうち8割を観ているので、この期間に公開されていた映画「限定」でベスト5を展開してみたい。
興行収入や動員数に関係なく、映画小僧のハートを鷲掴みにした魂の映画たち―とくに上位の3本は、観ておいて損はないよ。
もしつまらないというのであれば、1週間自慰絶ちしてやるぜ。
ん?
誰も得をしないって?
まぁ、それはそうだ。
(1)『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
細かいことはいわない。
とにかく大人たちにこそ観てほしい。
個人的に、『しんちゃん』シリーズのベストワン。
(2)『そこのみにて光輝く』…トップ画像
佐藤泰志の同名小説を「ほぼ完璧に」映像化。
閉塞感や絶望のなかで生きる男女の恋を描き、深い感動を覚えた。
俳優陣はみんな好演だが、とくに池脇千鶴が映画女優していて素晴らしい。
(3)『とらわれて夏』
「強要されて」脱獄犯を匿うことになった母子が、そんな男とこころを通わせていく過程を、じっくり、しっとりと描く。
ハズレ知らずの監督ジェイソン・ライトマンの演出に、ヒロイン役のケイト・ウィンスレットがきっちり応えていて見応えあり。
(4)『アナと雪の女王』
もはや解説は要らないだろう。
このくらい大きな存在になると批判も聞こえてくるが、まぁそういう批判がヘッチャラなほど作品が大きいので無問題だと思う。
『しんちゃん』と比べるとハートの部分で弱いかもしれないが、それでもきっちり感動させてくれる。
(5)『ある過去の行方』
『別離』(2011)が高評価を得た、イランのアスガー・ファルハディ監督による新作。
子連れカップルの再婚をめぐるアレコレを映画的話法で描き、黄金週間で最も大人の支持を集めた作品といえよう。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『そこそこ、程度の男子でした。』